化学物質管理

化学物質のリスク評価について-よりよく理解するために-1

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はじめに

化学物質によるリスクは、「有害性(ハザード)」暴露[ばくろ](※1)によって決まります。したがって、化学物質のリスク管理(リスクが受け入れ可能かどうかを考えたり、リスク削減の必要性の検討を行ったりすることなど)を考える場合は、化学物質の「有害性(ハザード)」と「暴露量」を比較してリスクの評価を行い、その結果に基づいて管理していくことが大切です。

※1 暴露:曝[さら]されること(吸ったり食べたり触れたりすることの総称)。

化学物質のリスク=「有害性(ハザード)」と「暴露量」の比較

リスク評価の結果は、化学物質のリスク管理やそれに伴うリスクコミュニケーション(※2)に取り組む上で、重要な材料となります。

※2 リスクコミュニケーション:U.S. National Research Council は、「個人、集団、組織間でのリスクに関する情報及び意見の相互交換プロセス」と定義している。

化学物質のリスク評価は、その対象によって、「ヒト健康」と「環境中の生物」に大きく分けられます。また、爆発や火災の原因となる、「フィジカルリスク」もあります。

このパンフレットでは、「ヒト健康」に対するリスク評価の概要を解説します。

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