適合性認定

JCSSよくあるお問い合わせ(FAQ)(ユーザー向け)

JCSS標章/認定シンボルがついたJCSS校正証明書はどのように活用されているのか。

JCSS校正証明書の最大のメリットは、JCSS標章/認定シンボルによって、計量トレーサビリティの確保が一目瞭然となることです。

これにより、計量トレーサビリティを必要とされる以下のような例において、JCSS校正証明書を利用することができます。

・航空業界で行われるFAA審査においては、計量トレーサビリティ証明として利用できます。
FAA審査におけるJCSS校正証明書の活用【PDF:741KB】

・標準ガスの利用の際、計量トレーサビリティ上国際的に同等なものであることの証明として利用できます。
標準ガス利用におけるJCSS校正証明書の活用【PDF:701KB】

・「測定のトレーサビリティ」が求められるISO9001のマネジメントシステム審査でも有効です。
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他にも色々なところで利用されています。詳しくは、JCSS活用事例として紹介していますのでご覧ください。
JCSS等の利用・活用事例について【PDF:2,666KB】

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Q JCSS標章を付した校正証明書に記載されている「校正に用いた標準器」は、校正周期内であることを満たすものであるのか。

確実に満たしています。
これは、JCSSに登録するには計量法第143条第1項に示す下記の2つの要件に適合すること、かつ、計量法施行規則第93条に規定される登録事業者が計量器の校正等を行うための標準器の校正周期に適合する必要があるからです。

  1. ① 特定標準器等(国家計量標準等)による校正された計量器(特定二次標準器等)、又は、特定標準器に連鎖して段階的に校正された計量器(常用参照標準)を用いて、計量器の校正を行うこと。
  2. ② 国際標準化機構及び国際電気標準会議が定めた校正を行う機関に関する基準に適合すること。

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Q 購入した測定器に付属されていたJCSS校正証明書に、「依頼者名」と「住所」が記載されていなかった。この校正証明書は有効か。

この校正証明書は有効です。
計量法では登録事業者が自ら販売する計量器の校正を行う場合は「計量器の校正の依頼者の氏名又は名称及び住所」を省略できることとなっております。
また、校正機関に対する国際的要求事項であるISO/IEC 17025においても正当な除外の理由がある場合は校正証明書の記載事項を一部省略できることとなっています。記載事項が一部省略された校正証明書であっても、ISO 9001の審査でもトレーサビリティ証明として使用できます。

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター  計量認定課  JCSS担当
TEL:03-3481-8242  FAX:03-3481-1937
住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-10 地図
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