製品安全

Vol.280  1月24日号 「電気カーペットや電気毛布、電気マットによる事故」

  
 
 
 
 ■■■◆              2017.1.24 VOL.280
==■    ◆===========PSマガジン(製品安全情報マガジン)===========
 ■■■◆  ■■■       製品安全についての情報をお届けします。
 ■    ■                            (第2・4火曜日発行)
 ■        ■■ >>>‥‥‥‥………………………………‥‥‥‥‥>
             ■ NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
         ■■■                  製品安全センター
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  暦では大寒を過ぎ、立春もすぐそこ。でも、実際のところ、寒さもまだ
  まだこれからというのが実感ではないでしょうか?今回は、直接体に触
  れる温かさが心地良い、電気カーペットや電気毛布、電気マットによる
  事故を紹介します。
  
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               項目一覧 
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1.電気カーペットや電気毛布、電気マットによる事故

2.製品事故収集情報(1月4日~1月17日 受付 85件)

3.リコール情報( 3件)

4.NITEからのお知らせ
  ・NITE公式YouTubeチャンネルを開設しました

5.その他の製品安全情報
  ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

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     1.電気カーペットや電気毛布、電気マットによる事故
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  【事例1】
    電気敷毛布を使用中、右脚の太ももに低温やけどを負った。

   →長期間使用する中で内部のヒーター線が移動して輪っか状になった
    部分が異常発熱し、低温やけどを負ったものと考えられます。
    なお、長時間使用して毛布にしわができると低温やけどの原因にな
    るため、1日1回広げ直すよう取扱説明書に記載されていましたが、
    使用者はたまにしか行っていませんでした。
    また、使用者は毛布の一部が熱くなっていることを認識しながら使っ
    ていました。

  【事例2】
    電気ミニマットを布団の中で足元に敷いて使用中、電気ミニマット
    本体とシーツが焦げ、足にやけどを負った。

   →布団の中で使用したため電気ミニマットが湾曲し、内部のヒーター
    線がずれて重なり合ったことで、異常発熱したものと考えられます。
    なお、この電気ミニマットは、布団の中での使用が禁止されている
    ものでした。
   
  【事例3】
       電気カーペットのスイッチを入れたところ、「チリチリ」という音
    がし、カーペット部分から数センチ炎があがった。

   →使用者は、カーペット上に赤ちゃん用の布団を敷き、いつも温度設
    定を「強」で使用していました。そのため、布団が敷かれた場所が
    局部的に過熱して、カーペット内部の発熱体が劣化、半断線状態に
    なり、スイッチを入れた際の突入電流(電源をONにした際などに流
    れる一時的な大きい電流)により、スパークが生じたものと考えら
    れます。

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    【事例1の注意事項】
   温かく心地よいと感じる程度の温度でも、長時間にわたって皮膚が触
   れていると低温やけどを負うおそれがあります。電気敷毛布を使用す
   る際は、内部のヒーター線(発熱体)が重なったり輪っか状になった
   りしていないか、毛布を手で触るなどして確認しましょう。
   また、内部のヒーター線(発熱体)が重なったり輪っか状になったり
   している場合や製品が変色している場合、温度が異常に高い場合には、
   使用せず販売店に相談しましょう。

    【事例2の注意事項】
   就寝時に暖房器具を使用し、低温やけどを負った事故が多く見られま
   す。取扱説明書で、お持ちの暖房器具が就寝時にも使うことができる
   か、確認しましょう。

    【事例3の注意事項】   
   電気カーペットや電気ミニマットの上に、座布団など保温性の高いも
   のを長時間乗せないでください。局部的に過熱し、故障や製品の変色、
   火災につながるおそれがあります。


  ■その他の事故事例は、「事故情報の検索」で「電気カーペット」や
   「電気毛布」、「電気」&「マット」をキーワードに検索してみてく
   ださい。
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/search/index.html
     
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            2.製品事故収集情報            
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  ◆◆◇     消費生活用製品の事故情報収集状況     ◇◆◆
                    (1月4日~1月17日  受付 85件) 
  NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

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         製品名            (事故状況と件数)
      1.ガスふろがま               (破損等  6件)
     2.電気ストーブ             (重傷等  4件)
     2.ガスこんろ              (軽傷等   4件)
     4.石油ストーブ             (重傷等   3件)
     4.カセットこんろ            (火災等   3件)
     4.延長コード              (火災等   3件)     
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  ◇最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/information/index.html

  ■事故情報の提供をお願いいたします。
   事故の再発防止のため、有効に活用させていただきます。
      http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/shushu/index.html

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               3.リコール情報
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  ◆株式会社ニトリ(法人番号 3430001044958)
                 「こたつ用椅子」   1/19 (HP)
   【詳細】 http://www.nitorihd.co.jp/news/items/d8e72ef33ee3fa2cd7b72d74094d78af.pdf

  ◆三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社(法人番号 8270001000469)
   (オムロン株式会社ブランド(法人番号 1130001016824))
     「ACアダプタ
      (太陽光発電システム用表示ユニット付属品)」1/12 (HP)
   【詳細】 http://www.omron.co.jp/info/20170112.html
        http://www.sts-tottori.com/

  ◆株式会社ワンダーシェフ(法人番号 4120901027431)
                    「圧力鍋」   1/10 (HP)
   【詳細】 http://www.wonderchef.jp/p-koukan/

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           4.NITEからのお知らせ
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  ◆◆◇  NITE公式YouTubeチャンネルを開設しました   ◇◆◆

  1月16日、NITEはYouTube公式チャンネルを開設しました!
  これからは、製品事故の再現映像を中心に、NITEの5つの分野に
  関する動画を随時掲載してまいります。
  ■製品評価技術基盤機構(NITE) YouTube公式チャンネル
   https://www.youtube.com/channel/UCsJZusiI3qKtm_w0W4lRXEA

  製品事故の防止やNITEにご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
  また、チャンネル登録もお待ちしております。
  第一弾は、石油ストーブ事故の再現映像です。簡単に使えて重宝する
  石油ストーブですが、使い方を誤るととても危険です。
  あわせて、こちらのストーブに関する記事もご覧ください。
  ■2016年11月 NITE製品安全センタープレスリリース
   http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2016fy/prs161125.html

  【問い合わせ先】
  企画管理部  経営企画課広報室 
  電話:03-3481-6685  FAX:03-3481-1920

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           5.その他の製品安全情報
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    ◆◆◇ 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について   ◇◆◆

                              消費者庁

  消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告の
  あった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。

      1/24   13件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170124kouhyou_1.pdf
      1/20   14件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170120kouhyou_1.pdf
      1/17   13件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170117kouhyou_1.pdf
      1/11   12件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170111kouhyou_1.pdf

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                編集後記

  小学生のころ、商店街の福引きで2位の電気座布団をあてました。直接
  温かさを感じられるところを気に入って、重宝していました。
  可愛らしいピンク色だったのですが、当時私は習字をしており、電気
  座布団は墨でどんどん黒く染まっていきました。そのため、電気製品
  としての寿命より見た目の寿命を先に迎えてしましました。
  愛着心から、捨てはせずに物置にしまった記憶があるのですが、どの
  棚にしまったのか、全く思い出せません。黒く染まり棚の中の暗闇に
  なじみやすくなっていることでしょう。

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         【編集・発行】 独立行政法人  製品評価技術基盤機構 
                 製品安全センター リスク評価広報課
                http://www.nite.go.jp/jiko/index.html


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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図