独立行政法人製品評価技術基盤機構
事故情報 特記ニュース
No.38
                                 平成13年6月4日

 

  経済産業省から強化ガラス製食器の使用にあたっての注意喚起が行われましたので、お知らせします。
 
強化ガラス製食器の使用にあたっての注意事項について
 
                                平成13年 6月 4日
                                 経済産業省
 
 強化ガラス製食器は、家庭、学校、業務用等で広範に利用されている製品ですが、その特性を十分に認識した上で商品を選択し、取り扱っていただく必要があります。
 
1.強化ガラス製食器の特性等
強化ガラス製食器は、一般に強度が強い、耐熱性が高い、薄い、軽い等の特徴を有する一方で、衝撃が加わり破損した場合には、破片が鋭利なかけら又は細片となって激しく飛散するおそれがあるものがあります。
強化ガラス製食器(家庭用品品質表示法に基づき、「全面物理強化」又は「全面積層強化」と表示されるもの)は、このようなおそれがあることから、「取扱い上の注意」でこの旨を表示するよう義務付けられています。
 
2.強化ガラス製食器に関する事故事例
(1)給食の配膳準備中に小学生の児童の手から強化ガラス製食器がプラスチックタイル床に落ち、破損し、ガラス破片が飛散して、当該児童が目の水晶体を損傷したとされています。(1996年7月)
(2)給食後の食器をかたづけようとした際に小学生の児童の手から強化ガラス製食器がプラスチックタイル床に落ち、破損し、ガラス破片が飛散して、当該児童が目の水晶体を損傷したとされています。(1999年2月)
 
3.取扱い上の注意
上記の事故事例や商品テストの結果(注) を踏まえると、このような強化ガラス製食器は、固い床(コンクリート床、プラスチックタイル床など)に落として破損した場合、破片が激しく飛散してケガをするおそれがあることから、取扱いには十分留意する必要があります。
このため、これらの食器の取扱いにあたっては、次の点に注意することが必要です。

 ・傷が付くような取扱いは避ける。
 ・急激な衝撃を与えない。
 ・破損した場合、破片が鋭利なかけら又は細片となって激しく飛散する特性を持つので注意す  る。

 
 
(注)「強化ガラス製食器」の商品テストの結果については、製品評価技術基盤機構のホームページ「事故情報のページ(http://www.jiko.nite.go.jp)」の「事故特記ニュース33(H13.1.17)」でご覧いただけます。
 
 
 

(問い合わせ先) 独立行政法人 製品評価技術基盤機構
           生活・福祉技術センター製品安全技術課 菅沼、岡野、大福
           電話 03−3481−1921 内線322
               03−3481−6933(直)