Staphylococcus属細菌のコアグラーゼ産生能

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供試菌株

NBRCで保有しているStaphylococcus 属細菌83株（2013年7月時点）について、NBRC 802固形培地、37℃で一晩培養したものを用いています。

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方法

以下の市販製品で試験を行っています。操作方法は製品添付の説明書に準じています。

• PSラテックス‘栄研’（製品コード：E-ME14）
• ウサギプラズマ‘栄研’（製品コード：E-ME07）

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判定方法

スライド法（PSラテックス‘栄研’）

陽性（＋）：

1分以内に凝集が認められたもの

陰性（－）：

凝集しないもの

スライド法（ウサギプラズマ‘栄研’）

陽性（＋）：

15～60秒以内に凝集したもの

疑陽性（±）：

1～3分で凝集したもの

陰性（－）：

3分後にも凝集しないもの

試験管法（ウサギプラズマ‘栄研’）

37℃で3時間静置し、判定しています。陰性の場合はさらに培養し、24時間後に判定しています。

陽性（＋）：

プラズマ溶液が凝固したもの、あるいは全体が凝固していなくてもフィブリン析出の認められるもの（濁りが出る）

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結果

*：

細胞が粒状に固まり懸濁できないため

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結果例

スライド法（PSラテックス‘栄研’）による凝集結果例

凝集性：

陽性（＋）

凝集性：

陰性（－）

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