名称:ジクロロフルオロメタン
CAS番号:75-43-4
物質ID: | 135 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 区分外 | - | - | - | - | 国連危険物輸送勧告:クラス 2.2 に分類されており、また、不燃性ないし発火しにくい気体(ホンメル(1991))、不燃性(ICSC(J)(19XX))とされているため、区分外とした。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 区分外 | - | - | - | - | 国連危険物輸送勧告:クラス 2.2 に分類されている。 |
5 | 高圧ガス | 液化ガス | 警告 | H280: 高圧ガス:熱すると爆発のおそれ | P410+P403: 日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。 | 臨界濃度が 65℃ より高いことから、液化ガスとした。 | |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 判定するための試験法が確立されていない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分外 | - | - | - | - | ラット吸入 LC50 = 49900 ppm(4hr)(ACGIH(2001))に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分3 | - | 警告 | H316: 軽度の皮膚刺激 | P332+P313: 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 | モルモットの試験で、無傷の皮膚に対し、25% 以上の濃度で mild irritation が生じるという報告(EHC 126(1991))に基づき、区分3とした。 【注記】 冷媒効果による凍傷という報告(ホンメル(1991))もある。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B | - | 警告 | H320: 眼刺激 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 |
ウサギの試験で、15% 溶液で、可逆的な Milder irritant effects(EHC 126(1991))が報告されていることから、区分2Bとした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分外 | - | - | - | - | モルモットを用いたマキシマイゼーション法による実験で感作性は示していないという報告(CERI ハザードデータ集(2000))、および、モルモットの試験で感作性がないという記載(EHC 126(1991)、ECETOC JACC16(1990)、PATTY(5th, 2001)vol.5)に基づき、区分外とした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | in vivo 試験のデータが無く、in vitro 変異原性試験でも陽性結果が無い(EHC 126(1991)、DFGOT vol.5(1993))ことから、分類できないとした。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 | 警告 | H361: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P281: 指定された個人用保護具を使用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットを用いた試験において、親動物に体重抑制が見られる投与量で、着床前消失(EHC 126(1991)、ACGIH(2001))が報告されていることから区分2とした。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | 警告 | H336: 眠気又はめまいのおそれ(麻酔作用) |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラット、モルモットで麻酔作用が報告されていることに基づき、区分3(麻酔作用)に分類した。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(肝臓) | 危険 | H372: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害(肝臓) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットにおいて、50 ppm で、病理組織学的に肝硬変が見られ(EHC 126(1991))、ガイダンス値外ではあるが 10000 ppm では肝臓の壊死も見られる(EHC 126(1991)、ACGIH(2001))ことから、区分1(肝臓)とした。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
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