名称:5-メチル-1,2,4-トリアゾロ[3,4-b]ベンゾチアゾール
CAS番号:41814-78-2
物質ID: | 619 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に金属または半金属を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に酸素、フッ素または塩素原子を含んでいない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に-O-O-構造を含んでいない。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 試験温度である55℃において、気体状または固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分3 | 危険 | H301: 飲み込むと有毒 |
P301+P310: 飲み込んだ場合:直ちに医師に連絡すること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P330: 口をすすぐこと。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラット(雌)LD50値:223mg/kg、289.7mg/kg、301.9mg/kg(農薬抄録)に基づき、計算を適用した、計算値は231.3mg/kgであったことから、区分3とした。 | |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | - | ラットLD50値:>5000mg/kg(農薬抄録)に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | 原体のラットLC50(1時間)値は>146mg/m3(4時間換算値>0.0365mg/L)、75%水和剤のラットLC50(1時間)値は>2.33mg/L(4時間換算値>0.583mg/L)である(農薬抄録)が、これらのデータだけでは区分が特定できず、データ不足のため分類できないとした。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、24時間暴露でも軽度刺激性の判定基準に適応する変化が認められなかった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | ウサギにおける眼刺激性試験において刺激性の判定基準に適応する眼の変化が認められなかった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分外 | - | - | - | - | モルモットを用いたBuehler testにおいて皮膚感作性は陰性であった(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 | - | - | - | - | 体細胞を用いるin vivo変異原性試験であるマウス骨髄細胞を用いた小核試験において陰性の結果がある(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | 発がん性について、いずれの機関も分類していないが、ラットおよびマウスを用いた慢性毒性/発がん性試験で催腫瘍性は認められていない(農薬抄録)ことから、区分外とした。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | ラットを用いた繁殖性試験において生殖能に影響はなく、ラットおよびウサギを用いた催奇形性試験において催奇形性は認められない(農薬抄録)が、いずれの試験も親動物には一般毒性が認められていないことから、分類できないとした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | - | ラットおよびマウスを用いた経口投与試験で毒性症状が認められている(農薬抄録)が、発現した投与量が不明であることから、データ不足のため分類できないとした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(肝臓) | 警告 | H373: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害のおそれ(肝臓) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ラットおよびマウスを用いた長期経口投与試験において肝細胞の肥大や小葉周辺性肝細胞好酸性変性などの肝臓への影響が区分2のガイダンス値範囲の投与量で認められている(農薬抄録)ことから、区分2(肝臓)とした。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分3 | - | - | H402: 水生生物に有害 |
P273: 環境への放出を避けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
藻類(緑藻)のErC50=16mg/L(農薬登録申請資料、2003)から、区分3とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分3 | - | - | H412: 長期継続的影響によって水生生物に有害 |
P273: 環境への放出を避けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
急性毒性が区分3、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=1.7(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がないと推定される(BIOWIN)ことから、区分3とした。 |
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