名称:一酸化二窒素
CAS番号:10024-97-2
物質ID: | 656 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 区分外 | - | - | - | - | 不燃性である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 区分1 | 危険 | H270: 発火又は火災助長のおそれ:酸化性物質 |
P370+P376: 火災の場合:安全に対処できるならば漏洩を止めること。 P220: 衣類/.../可燃物から遠ざけること。 P244: 減圧バルブにはグリース及び油を使用しないこと。 P403: 換気の良い場所で保管すること。 |
国連勧告で副次危険5.1であり、パープルブック58頁(2.4.4.2)により酸化性。 | |
5 | 高圧ガス | 圧縮ガス | 警告 | H280: 高圧ガス:熱すると爆発のおそれ | P410+P403: 日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。 | 国連勧告で圧縮ガスとして輸送されている。 | |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体であり、有機物ではない。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類対象外 | - | - | - | - | 気体の試験法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類対象外 | - | - | - | - | 適当な液体溶媒がないので経口投与ができない。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | 試験データはないが、皮膚刺激性はないという情報(DFGOTvol9.(1998))により区分外とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データがない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | in vitro試験においてnegativeという結果が出ている(ACGIH(2001))が、in vivoで有効なデータがないので分類できない。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | 評価機関であるACGIHでA4であるので区分外とした。 |
7 | 生殖毒性 | 区分1A | 危険 | H360: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P281: 指定された個人用保護具を使用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
歯科医院で働いている女性労働者の症例でガス吸入による自然流産が増加した(ACGIH(2001))ので区分1Aとした。動物実験ではラットで胚毒性、胎児毒性また骨格形成の異常が見られている。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | 警告 | H336: 眠気又はめまいのおそれ(麻酔作用) |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
動物及びヒトの症例で麻酔作用がある(DFGOT vol.9(1998))ので区分3とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液、神経系、肝臓、腎臓) | 危険 | H372: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害(血液、神経系、肝臓、腎臓) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ヒトの症例で造血系の疾患があるという情報、また麻酔薬として歯科で使われるときに職業暴露により肝臓、腎臓および神経系への障害が現れるという情報(ACGIH(2001))により区分1(血液、神経系、肝臓、腎臓)とした。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による気体。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
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