名称:ロックウール
CAS番号:L-11
物質ID: | 810 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない物質。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
7 | 可燃性固体 | 区分外 | - | - | - | - | not combustible(ICSC(2000)の記載による。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない物質。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | - | not combustible(ICSC(2000)の記載による。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分外 | - | - | - | - | not combustible(ICSC(2000)の記載による。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分外 | - | - | - | - | 水に対して安定。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
14 | 酸化性固体 | 区分外 | - | - | - | - | 安定な酸化物であり、他を酸化することは無い。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 有機化合物ではない。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義による固体。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分3 | - | 警告 | H316: 軽度の皮膚刺激 | P332+P313: 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 | 物理的刺激ではあるがかゆみ、刺激性を生じる(EHC 77(1988)).(ACGIH(2001)),(HSDB(2005)の記載により区分3とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A | 警告 | H319: 強い眼刺激 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 |
暴露により目を刺激し(ACGIH(2001),(HSDB(2005))、週末を経て週明けでも回復しない(EHC 77(1988))の記載より区分2A に分類した。 | |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | いずれもデータがなく分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | いずれもデータがなく分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | in vitro試験のエームズテスト、染色体異常試験で陽性(IARC(2002))の報告はあるが強い陽性とはいえず、in vivo試験の報告はなく分類できない。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | IARCで2002年にグループ3に変更されていることより区分外とした。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(呼吸器系) | 危険 | H370: 臓器の障害(呼吸器系) |
P307+P311: 暴露した場合:医師に連絡すること。 P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
吸入により気道の刺激、喉頭、咽頭の痛み、鼻の鬱血、出血、咳、喘鳴を生じる(ACGIH(2001)、(ATSDR(2004))、(ICSC(2000))、(HSDB(2005)の記載より区分1(呼吸器系)に分類した。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(呼吸器系) | 危険 | H372: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害(呼吸器系) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ロックウールの人に対する暴露による影響が明確に示されている事例はない。ラットの鼻への長期暴露試験において3ヶ月目に区分1のガイダンス値内の濃度で肺の炎症、繊維化が認められた(ATSDR(2004))の記載より区分1(呼吸器系)に分類した。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
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