名称:二酸化硫黄
CAS番号:7446-09-5
物質ID: | 872 |
分類実施者: | GHS関係省庁連絡会議 |
分類実施年度: | 平成18年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 区分外 | - | - | - | - | 不燃性である。(Merck(2005)ほか) UNRTDG クラス2.3に分類されている。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 区分外 | - | - | - | - | UNRTDGにおいて、副次危険を含めてクラス5.1に分類されていない。 |
5 | 高圧ガス | 液化ガス | 警告 | H280: 高圧ガス:熱すると爆発のおそれ | P410+P403: 日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。 | -50℃を超える温度で部分的に液体である。(臨界温度が-50℃超) | |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義におけるガスである。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | アルミを侵すとの情報があるが(HSDB(2005))、気体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体である。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分3 | 危険 | H331: 吸入すると有毒 |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P311: 医師に連絡すること。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ATSDR(1998)のラットを用いた4時間吸入暴露試験において593ppmで死亡が認められず、965ppmで8例中3例が死亡、1168ppmで8例中5例が死亡、1319ppmで8例全例が死亡したとの記述から、本試験のLC50値は593ppmから1319ppmの間と判断し、区分3とした。 | |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体である。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A | 警告 | H319: 強い眼刺激 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 |
ATSDR(1998)のヒトの高濃度暴露例において可逆性の結膜炎や角膜表面の薬傷(burn)が認められたとの記述から、眼刺激性があると判断し、区分2Aとした。 | |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
6 | 発がん性 | 区分外 | - | - | - | - | IARCでグループ3(IARC 54, 1992)、ACGIHでA4(ACGIH 7th, 2001)に分類されていることから、区分外とした。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | IARC 54(1992)、ATSDR(1998)にマウスおよびウサギを用いた妊娠中吸入暴露試験において明確な生殖毒性は認められていないとの記述があるが、親動物の一般毒性も認められていないことから、区分外とするには十分なデータでなく、データ不足のため分類できないとした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(呼吸器) | 危険 | H370: 臓器の障害(呼吸器) |
P307+P311: 暴露した場合:医師に連絡すること。 P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
EHC 8(1979)、ACGIH(7th, 2001)、IARC 54(1992)、ATSDR(1998)のモルモット、イヌ、ウサギまたはラットを用いた吸入暴露試験において気道粘膜刺激性、気道抵抗増加や気道繊毛の消失が区分1のガイダンス値範囲の濃度で認められ、ヒトを対象とした吸入暴露試験においても気道抵抗増加などの呼吸機能の低下が認められたとの記述、ならびにIARC 54(1992)の高濃度事故暴露例では肺水腫が認められたとの記述から、区分1(呼吸器)とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(呼吸器系) | 危険 | H372: 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害(呼吸器系) |
P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P314: 気分が悪いときは、医師の診断/手当てを受けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
EHC 8(1979)、ATSDR(1998)のラットおよびモルモットを用いた吸入暴露試験において肺炎や気管支炎が区分1のガイダンス値範囲の濃度で認められたとの記述から、区分1(呼吸器系)とした。 | |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義による気体。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
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