名称:1,2-dimethoxyethane
CAS番号:110-71-4
物質ID: | 17 |
分類実施者: | 経済産業省 |
分類実施年度: | 平成19年度 |
使用マニュアル: | GHS分類マニュアル(H18.2.10 版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - | - | - | - | - | - |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | - | - | - | - | - | - |
3 | エアゾール | - | - | - | - | - | - |
4 | 支燃性/酸化性ガス | - | - | - | - | - | - |
5 | 高圧ガス | - | - | - | - | - | - |
6 | 引火性液体 | - | - | - | - | - | - |
7 | 可燃性固体 | - | - | - | - | - | - |
8 | 自己反応性化学品 | - | - | - | - | - | - |
9 | 自然発火性液体 | - | - | - | - | - | - |
10 | 自然発火性固体 | - | - | - | - | - | - |
11 | 自己発熱性化学品 | - | - | - | - | - | - |
12 | 水反応可燃性化学品 | - | - | - | - | - | - |
13 | 酸化性液体 | - | - | - | - | - | - |
14 | 酸化性固体 | - | - | - | - | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - | - | - | - | - | - |
16 | 金属腐食性物質 | - | - | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分5 | - | 警告 | H303: 飲み込むと有害のおそれ | P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 | マウスを用いた経口投与試験のLD50値2,525 mg/kg(PATTY(5th, 2005))から区分5とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分5 | - | 警告 | H313: 皮膚に接触すると有害のおそれ | P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 | ウサギを用いた経皮投与試験のLDLo値2,000 mg/kg(RTECS(2006))から区分5とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHS定義の液体であるため、分類対象外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | ラットを用いた6時間吸入投与試験のLDLo値は63 mg/L(4時間換算値:77 mg/L(20,933 ppm))(RTECS(2006))である。飽和蒸気圧濃度(20℃)が81,000 ppm(299 mg/L)から気体区分で分類すると、区分4の範囲を超えており、LD50は区分5か区分外か判断できないため、分類できないとした。EU-Annex I: R20はGHS区分3-4に相当する。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | in vitroでのCHO細胞を用いた遺伝子突然変異試験や不定期DNA合成試験では毒性を示さないが、CHO細胞を用いた姉妹染色分体交換試験では毒性を示すことから、哺乳類培養細胞を用いる試験で染色体異常の可能性がある(PATTY(5th, 2005))。しかし、in vivo試験のデータがないので分類できないとした。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 区分1B | 危険 | H360: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P281: 指定された個人用保護具を使用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
マウスを用いた経口投与による発生毒性試験において、親動物に一般毒性が見られない用量で胎児の指の奇形等が観察され、また、ラットを用いた強制経口による発生毒性試験において、親動物に一般毒性が見られない用量で胎児死亡の増加が観察されている(PATTY(5th, 2005))ので区分1Bとした。EU-Annex IはCat. 2; R60/R61であり、GHS区分1Bに相当する。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) | 警告 | H336: 眠気又はめまいのおそれ(麻酔作用) |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ヒトにおいて、吸入暴露により目まいや呼吸困難、経口暴露により吐き気、意識消失などの症状を引き起こす(HSDB(2002))との記載から、区分3(麻酔作用)とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | ラットを用いた10日間(1,000 ppm、4hr/日)吸入投与試験で回避反応への影響や成長の減少がみられる(PATTY(5th, 2005))と記載されているが、暴露期間が技術上の指針に定める14日より短いため、情報不足により分類できないとした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データがないので分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | - | - | - | - | - | - |
11 | 水生環境有害性(長期間) | - | - | - | - | - | - |
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