名称:三酸化二アンチモン
CAS番号:1309-64-4
物質ID: | 250 |
分類実施者: | 経済産業省 |
分類実施年度: | 平成19年度 |
使用マニュアル: |
物理化学的危険性、健康に対する有害性:政府向けGHS分類ガイダンス(H22.7 版) 環境に対する有害性:GHS改訂4版 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - | - | - | - | - | - |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | - | - | - | - | - | - |
3 | エアゾール | - | - | - | - | - | - |
4 | 支燃性/酸化性ガス | - | - | - | - | - | - |
5 | 高圧ガス | - | - | - | - | - | - |
6 | 引火性液体 | - | - | - | - | - | - |
7 | 可燃性固体 | - | - | - | - | - | - |
8 | 自己反応性化学品 | - | - | - | - | - | - |
9 | 自然発火性液体 | - | - | - | - | - | - |
10 | 自然発火性固体 | - | - | - | - | - | - |
11 | 自己発熱性化学品 | - | - | - | - | - | - |
12 | 水反応可燃性化学品 | - | - | - | - | - | - |
13 | 酸化性液体 | - | - | - | - | - | - |
14 | 酸化性固体 | - | - | - | - | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - | - | - | - | - | - |
16 | 金属腐食性物質 | - | - | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | - | - | - | - | - | - |
1 | 急性毒性(経皮) | - | - | - | - | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | - | - | - | - | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | - | - | - | - | - | - |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | - | - | - | - | - | - |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | - | - | - | - | - | - |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 | - | - | - | - | 3省GHS分類では、RTECSに記載されている「ウサギの眼に100mg投与で軽度の(mild)刺激性」との試験結果に基づき「区分2B」と分類されている。一方、パブリックコメントの文献(LPT(2005))には、OECD テストガイドラインに従ったGLP試験機関のウサギを用いた試験結果から「刺激性なし(non-irritating)」と明示されている。即ち、ウサギを用いた試験で陽性と陰性の1例ずつが存在する。 LPT(2005)の文献はパブリックコメントでは未公開であるとしているが、一般ルートで入手可能であるので、当事業において考察に使用した。 ここで、前者の陽性結果の試験は1972年に行われたものであり、用いた物質の性状や症状の詳細は不明である。 これに対して、後者の陰性結果の試験は、2002年のOECDテストガイドラインに則って行われたものであり、物質の由来と性状や発生した症状の詳細が記載されている。 従って、試験の信頼性は後者の陰性結果が優ると考えられる。 よって、本物質の分類は「区分2B」から「区分外」へ修正するのが妥当と考える。 |
4 | 呼吸器感作性 | - | - | - | - | - | - |
4 | 皮膚感作性 | - | - | - | - | - | - |
5 | 生殖細胞変異原性 | - | - | - | - | - | - |
6 | 発がん性 | - | - | - | - | - | - |
7 | 生殖毒性 | 区分外 | - | - | - | - | 平成19年度パブリックコメントで提供されたラットのin vivo発生試験を精査した結果、試験期間中に動物の死亡例は発生せず、母体の臨床検査、体重、食事摂取量、肉眼検査、妊娠20日の子宮着床データ、胎児の性比、体重、頭部〜尻の長さのデータ、その他の検査から、投与に関係する影響がないことが確認できた。よって、平成18年度報告書で「分類できない」に修正した結果を、さらに「区分外」に修正する。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(呼吸器) | 警告 | H371: 臓器の障害のおそれ(呼吸器) |
P309+P311: 暴露したとき、又は気分が悪いとき:医師に連絡すること。 P260: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P270: この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
心臓に関しては、3省GHS分類結果の判定根拠としている資料の元文献に当該記述が見当たらないのでGHS分類の「区分1(心臓)」は、削除することが妥当である。 呼吸器に関しては、3省GHS分類結果の判定根拠で使用したCERIハザードデータ集の元文献を順次精査して判断すると、「区分2」である。一方、パブリックコメントで提示された文献から判断すると「区分外」である。いずれも有用なデータによる区分が異なるので、危険性を周知させる観点から「区分2」とすることが妥当である。 以上より、「区分1(心臓)、区分2(呼吸器)」を「区分2(呼吸器)」に修正する。 なお、平成19年度パブリックコメントで提供された文献(LPT, 2005)は、パブリックコメントでは未公開であるとしているが、一般ルートで入手可能であるので、当事業において考察に使用した。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | - | - | - | - | - | - |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | - | - | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | - | - | - | - | - | - |
11 | 水生環境有害性(長期間) | - | - | - | - | - | - |
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