名称:3,3'-[(1,1'-ビフェニル)-4,4'-ジイルビス(アゾ)]ビス(4-アミノナフタレン-1-スルホネート)二ナトリウム(別名CIダイレクトレッド28)
CAS番号:573-58-0
物質ID: | 41 |
分類実施者: | 厚生労働省・環境省 |
分類実施年度: | 平成19年度 |
使用マニュアル: |
GHS分類マニュアル(H18.2.10版) 技術上の指針(H17.12.6版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 自己反応性に関する原子団(S=O)を含むが、試験データがなく、分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない | - | - | - | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であり、この酸素が炭素、水素以外の元素である硫黄と化学結合しているが、規定試験法によるデータがなく分類できない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 | - | - | - | - | ラット雌雄LD50=15.2 g/kg(HSDB, 2003)から、区分外と判定された。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | - | ウサギLD50>=8.0 g/kg(HSDB, 2003)であることから、区分外と判定された。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義から、固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分外 | - | - | - | - | ラットLCLo=50 g/m3(1時間)(RTECS, Access on Oct. 2007)とあり、4時間値に換算すると、ラットLCLo=50 g/m3÷4=12.5 g/m3=12.5 mg/Lである。LC50値は12.5超 mg/Lと判断され、粉塵の評価基準を適用して、区分外と分類した。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | 刺激性を持つ可能性が有ると記載されているが(HSFS, 1999)、根拠等の詳細は不明であり、データ不足により分類できない。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A | 警告 | H319: 強い眼刺激 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P337+P313: 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P264: 取扱後は...よく洗うこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 |
ウサギに100mg適用で中等度の刺激性(RTECS, Access on Oct. 2007)との記載から、区分2Aに分類した。 | |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | 重度のアレルギー反応(アナフラキシーショック)が起こるかもしれない(HSDB, 2003)との記載があるが、データ不足で分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | 重度のアレルギー反応(アナフラキシーショック)が起こるかもしれない(HSDB, 2003)との記載があるが、データ不足で分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | 「マウスへの皮膚適用でDNA付加体形成が生じた」、「ネズミチフス菌を用いた復帰突然変異試験で陽性」、「ラット肝細胞を用いたUDS試験で陽性」(いずれもRTECS, Access on Oct. 2007)との情報が得られているが、他のin vivo試験の知見が得られてい折らず、データ不足で分類できない。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | EU(2007)がCat. 2に分類しているが、分類根拠等の詳細が不明であり、分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 | 警告 | H361: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P281: 指定された個人用保護具を使用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
HSDB(2003)に「妊娠8-12日目のマウスに本物質を経口投与したところ、児の精巣及び卵巣の機能が阻害され、投与群雌児を用いて交配させると一腹あたりの児数が減少した」との記述があり、区分2と判断した。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | - | 「ラットに本物質のダストを1時間吸入暴露したところ、死亡例に肺出血、生存例に肺ならびに副腎のうっ血がみられた」(HSDB, 2003)との記載があるが、症状のみられた暴露濃度は区分2のガイダンス値の範囲を超えており、分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | 急性:データ不足 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | 慢性:データなし。 |
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