項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 691-37-2 |
名称 | 4-メチル-1-ペンテン |
物質ID | 23A5034 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分2 |
危険 |
H225 |
P303+P361+P353
P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点-7℃ [密閉式](Bretherick(7th, 2007))は < 23℃ であり、かつ、初留点53.9℃(Lide(90th, 2009)は>35℃ であることから、区分2に該当する。なお、UNRTDG(UN2288)クラス3PGIIである。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | タイプG |
- |
- | - | 自己反応性の原子団(不飽和結合)を含むが、UNRTDG(UN2288)でクラス3となっており、上位の自己反応性(クラス4.1、PGI)に該当しないのでタイプGになると判断した。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は300℃であり(Ullmanns(E)(6th, 2003))、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素、フッ素または塩素を含んでいない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 区分外 |
- |
- | - | 鋼、ステンレス鋼およびアルミニウムは容器として恒久性がある。(ホンメル(1985)) |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットで2000 mg/kg投与で死亡はなく、LD50値は >2000 mg/kg(OECD TG423、GLP準拠)(厚労省報告(2007))であることから区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vivo試験のデータがないので、分類できない。なお、in vitro試験として、エームス試験およびチャイニーズハムスターの肺由来細胞を用いた染色体異常試験でいずれも陰性(厚労省報告(Access on May 2011)が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | ラットに経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験(OECD TG 422; GLP)において、雌の性周期、雄雌の交尾率、受胎率、出産率、着床率、分娩率などの性機能および生殖能に各群とも投与に関連した変化は認められず、また、総出産仔数、出産仔の性比、哺育0日の生存仔数、出生率、哺育4日の生存仔数および新生仔生存率など仔の発生にも悪影響は認められなかった(厚労省報告(Access on May 2011))。しかし、妊娠末期の胎仔検査のデータはなく、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響についてはデータ不十分のため「分類できない」とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに300または2000 mg/kgを経口投与した試験(OECD TG423、GLP準拠)において、死亡例はなく、一般状態および剖検で異常は認められなかった(厚労省報告(Access on May. 2011))が、血液生化学検査や組織学的検査などは実施されておらず、データ不足のため「分類できない」とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - |
ラットに40、200、1000 mg/kg/dayを経口投与した反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験(OECD TG 422; GLP)において、1000 mg/kg群の雌での尿素窒素の高値、200mg/kg以上の群の雄での腎臓の軽度な近位尿細管上皮の硝子滴および好酸性小体の用量依存的な増加を除き、その他には影響が認められなかった(厚労省報告(Access on May 2011))。したがって、高濃度群の1000 mg/kg/day(90日換算量:466.7 mg/kg/day)でも悪影響はなかったことになり、経口経路では区分外相当となるが、他経路(吸入、経皮)についてはデータがなく影響は不明のため、.特定標的臓器毒性(反復暴露)の分類としては「分類できない」とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
- |
- | - | 藻類、甲殻類及び魚類において水溶解度付近の濃度で急性毒性が報告されていない(環境省生態影響試験, 2003)こと から、区分外とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
- |
- | - |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がないが(難分解性、BODによる分解度:1%(既存点検、2005))、水溶解度までの濃度で慢性毒性が報告されていない(環境省生態影響試験, 2003)ことから、区分外となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、魚類(メダカ)の96時間LC50=>0.076mg/L(環境省生態影響試験, 2003)であることから区分外、難水溶性であり(水溶解度測定値:48 mg/L(PHYSPROP Database, 2012))、急速分解性がないが(難分解性、BODによる分解度:1%(既存点検、2005)、生物蓄積性が低い(低濃縮性:log Kow>3.38(既存点検、2005)ことから、区分外となる。 以上の結果から、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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