項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 760-67-8 |
名称 | 2-エタン-1-イルヘキサノイル=クロリド |
物質ID | 23A5035 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分4 |
警告 |
H227 |
P370+P378
P403+P235 P210 P280 P501 |
引火点69℃ [密閉式](Lange(16th,2005))は > 60℃ かつ ≦93℃ であることから、区分4に該当する。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は225℃であり(ホンメル(1996))、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素および塩素を含んでいる有機化合物であるが、この元素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 |
P301+P312
P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50値は1410 mg/kg(US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID(2000))に基づき、区分4とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 |
- |
- | - | ウサギLD50値は>2010 mg/kg(US EPA guidelines、GLP準拠)(IUCLID(2000))に基づき、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5または区分外に相当)とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分2 |
危険 |
H330 |
P304+P340
P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットLC50値は1.583~3.583 mg/L/4h(238~539 ppm/4h)(OECD TG403、GLP準拠)(IUCLID(2000))に基づき、区分2とした。なお、試験濃度(238~539 ppm)は、飽和蒸気圧濃度(2468 ppm)の90 %より低いため、ミストがほとんど混在しない蒸気として気体の基準値を適用した。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 |
危険 |
H330 |
P304+P340
P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットのLC50値は1.26 mg/L/1h(0.32 mg/L/4h)(GLP準拠)および<2.3 mg/L/1h(<0.575 mg/L/4h)(いずれもIUCLID(2000))に基づき、区分2とした。なお、いずれの試験もエアゾールで行なわれたとの記載(IUCLID(2000))があるためミストの基準値を適用した。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 |
P301+P330+P331
P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
ウサギを用いた試験(OECD TG404、GLP準拠)で、腐食性(corrosive)であるとの結果(IUCLID(2000))から区分1とした。なお、別のウサギの試験(Derective 84/449/EEC B.4、GLP準拠)で、適用後72時間と7日に壊死が認められた(IUCLID(2000))との報告もある。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 |
P305+P351+P338
P337+P313 P264 P280 |
ウサギを用いた2件の試験(OECD TG405、GLP準拠およびDirective 84/449/EEC B.5、GLP準拠)で、いずれも刺激性あり(irritating)との結果(IUCLID(2000))であり、また本物質の眼に対する刺激性は中程度から重度(moderate to severely irritant)であるとの記述(SIAP(2008))もあり、区分2Aとした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vivo試験のデータがなく分類できない。なお、in vitro試験ではエームス試験(OECD TG471)で陰性(IUCLID(2000))の報告がある。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(呼吸器) |
警告 |
H371 |
P309+P311
P260 P264 P270 P405 P501 |
ラットの吸入ばく露試験の2.3 mg/Lの用量で、ばく露3.5時間以内に全ての動物が死亡し、病理所見では気道に重度の刺激性が認められたと報告されている(IUCLID(2000))。上記の用量で全例が死亡していることから、ガイダンス値から区分1または区分2に該当するが、List 2のデータであって、判定基準1b3)(OECD TGおよびGLP)を満たさないため、ガイダンスにしたがって区分2(呼吸器)とした。なお、上記の試験はエアゾールで行なわれたと記載があり(IUCLID(2000))、ミストの基準値を適用した。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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