項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 57-47-6 |
名称 | フィゾスチグミン |
物質ID | 23A5114 |
分類実施年度 | 平成23年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点140℃以下の固体に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素を含んでいる有機化合物であるが、この元素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分1 |
危険 |
H300 |
P301+P310
P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
List 3の情報であるが、ラットのLD50値は4.5 mg/kg(RTECS(2010); 元文献; United States Patent Document: #5302593)と報告され、公表済み(TOXICOLOGY AND APPLIED PHAMACOLOGY, 21, 153-165(1972))であることから、このデータに基づき区分1とした。なお、EU分類ではT+; R26/28(EC-JRC(ESIS)(Access on July 2011))である。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、EU分類はT+; R26/28(EC-JRC(ESIS)(Access on July 2011))である。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足。なお、本物質を妊娠マウスに単回皮下注射後、仔に低頻度の骨格欠損が生じた(Birth defects(3rd, 2000)、List2相当)との記載があるが詳細不明である。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H371 |
P309+P311
P260 P264 P270 P405 P501 |
本物質はコリンエステラーゼの一時的不活性化により、アセチルコリン作用の蓄積および潜在力を促進し、間接的に副交感神経に作用する可逆性抗コリンエステラーゼ薬である(HSDB(2002))。抗コリンエステラーゼ症候群は、精神錯乱、見当識障害、幻覚、多動性障害、頻脈、散瞳、血管拡張、尿閉、胃腸運動の減退、唾液および汗の分泌減少など中枢および末梢神経系の症状を示す(NLM DailyMed,(Access on Nov. 2001))。以上から情報源はList1のデータでないことから区分2(神経系)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H373 |
P260
P314 P501 |
本物質はコリンエステラーゼの一時的不活性化により、アセチルコリン作用の蓄積および潜在力を促進し、間接的に副交感神経に作用する可逆性抗コリンエステラーゼ薬である(HSDB(2002))。抗コリンエステラーゼ症候群は、精神錯乱、見当識障害、幻覚、多動性障害、頻脈、散瞳、血管拡張、尿閉、胃腸運動の減退、唾液および汗の分泌減少など中枢および末梢神経系の症状を示す(NLM DailyMed,(Access on Nov. 2001))。過剰投与および長期期間の投与により上記の症状を起こすおそれもあり、また情報源はList1のデータでないことから区分2(神経系)とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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