項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 107-16-4 |
名称 | グリコロニトリル |
物質ID | 24A6003 |
分類実施年度 | 平成24年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分4 |
警告 |
H227 |
P370+P378
P403+P235 P210 P280 P501 |
「市販品は安定化のために水で希釈されている(ICSC(J)(2002))。」との情報がある。グリコロニトリル 55% を含む水溶液の引火点は69℃ [密閉式](MSDS(Sigma-Aldrich)(2010))であり、この値は > 60℃ かつ ≦93℃ により区分4に相当する。なお、引火点56.1℃[不明](安全性DB(1997))というデータがあり、この値は区分3に相当するが、詳細不明のため採用しなかった。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分2 |
危険 |
H300 |
P301+P310
P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
ラットLD50値は、本物質70 %溶液として0.016 g/kg bw(RTECS(2000):元文献 American Industrial Hygiene Association Journal. Vol, 23(1962))に基づき、区分2とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分1 |
危険 |
H310 |
P302+P350
P262 P264 P270 P280 P310 P322 P361 P363 P405 P501 |
ウサギLD50値は、本物質70 %溶液として0.005 g/kg bw(RTECS(2000):元文献 American Industrial Hygiene Association Journal. Vol, 23(1962))に基づき、区分1とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分1 |
危険 |
H330 |
P304+P340
P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットに27ppmを8時間(4時間換算値=38ppm)ばく露後6/7匹が死亡した(PATTY(5th, 2001))ことから、LC50値は<38ppmと考えられ区分1とした。なお、試験濃度は飽和蒸気圧濃度(267ppmV)の90%より低いことから、気体の基準値を適用した。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、List 3のデータとしてウサギの皮膚に500 mgを24時間適用により軽度(mild)との報告(RTECS(2000))、また、直接皮膚に接触しても直ぐには何も感じないとの記載(HSDB(2002))があるが、いずれも詳細不明である。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、眼に対する刺激物との記述(HSDB(2002)があるが詳細不明である。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vivo試験のデータがないので、分類できない。なお、in vitro試験として、エームス試験で陰性(NTP DB ID: 735832(1984))が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(中枢神経系) |
危険 |
H370 |
P307+P311
P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
ヒトに対して本物質の70 %溶液の経皮ばく露(恐らく吸入も含む)で頭痛、めまい、不安定歩行が認められ、更に、嘔吐、蒼白、混乱、頻脈、不整脈が認められた(PATTY(5th, 2001))と報告され、主に中枢神経系の抑制症状とされている(HSDB(2002))ことから、区分1(中枢神経系)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、雌ラットに13週間経口投与した試験において、≦92mg/kg/日の投与量で、影響は観察されなかったとの記載(PATTY(5th, 2001))があるが、詳細不明なため分類できない。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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