項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 110-64-5 |
名称 | 2-ブテン-1,4-ジオール |
物質ID | 24A6088 |
分類実施年度 | 平成24年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 引火点は127℃[密閉式](IUCLID(2000))であり93℃超である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | タイプG |
- |
- | - | 自己反応性に関わる原子団(不飽和結合)を含むが、「Instability: 0」(NFPA(14th, 2010))、「危険有害反応可能性:特別な反応性は報告されていない。」(MSDS(東京化成)(Access on Aug. 2012))との情報より、自己反応性はないと判断できるためタイプGとした。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点は335℃であり(Ullmanns(E)(6th, 2003))、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素および水素以外の元素と結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 |
P301+P312
P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値は856 mg/kg(USEPA/HPV(2002)、List1相当)に基づき区分4とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | ウサギのLD50値は >200 mg/kg(USEPA/HPV(2002))の報告があるが、区分を特定できないので分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに飽和蒸気として7 ppmを8時間のばく露で死亡なし(USEPA/HPV(2002))の結果から、LC0 > 7 ppm/8h(0.025 mg/L/8h)であり、4時間ばく露に換算してLC0 > 0.035 mg/L/4hとなるが、区分を特定できないので分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | ウサギを用いた試験で刺激性なし(not irritating)と報告され(IUCLID(2000))、ヒトでは一次刺激性物質である(HSDB(2002))と記載されている。内容が相反し、詳細も不明なため「分類できない」とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 |
- |
- | - | ウサギを用いた試験で刺激性なし(not irritating)との結果(IUCLID(2000))に基づき区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分外 |
- |
- | - | マウスの経口投与による骨髄細胞を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)において、陰性の結果(USEPA/HPV(2002))に基づき区分外とした。なお、in vitro試験では、エームス試験で陰性(USEPA/HPV(2002))または陽性(NTP DB(2000))の結果が報告されている。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、本物質と同様にマレイン酸を主要代謝物とする無水マレイン酸は、ラットに経口投与した二世代生殖試験および発生毒性試験で影響がなかった(USEPA/HPV(2002))と報告されている。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、ラットの急性経口毒性試験(LD50: 856 mg/kg)において、剖検で腎毒性の疑いがある(USEPA/HPV(2002))と報告されているが、それ以上の記述はなく、詳細不明である。また、ラットに7 ppm(蒸気)を8時間の吸入ばく露、およびウサギに200 mg/kgを経皮投与した試験で影響が認められなかった(USEPA/HPV(2002))と報告されているが、いずれもガイダンス値範囲内の用量であり、より高用量での影響が不明である。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、1群2匹の雌ラットに13日間混餌投与した試験、および1群2匹のウサギに3週間経口投与した試験のデータがあるが、本物質の反復投与毒性について結論を引き出すには情報として不十分である(USEPA/HPV(2002))と記載されている。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分3 |
- |
H402 |
P273
P501 |
甲殻類(オオミジンコ)による48時間EC50=65.2mg/L(IUCLID, 2000)であることから、区分3とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分3 |
- |
H412 |
P273
P501 |
信頼性のある慢性データが得られていない。急性毒性区分3であるが、急速分解性(良分解性、:BOD:65, 55, 52%(既存点検, 2008)がないことから、区分3とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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