項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 843-55-0 |
名称 | 1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-シクロヘキサン |
物質ID | 24A6150 |
分類実施年度 | 平成24年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この元素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 |
P308+P313
P201 P202 P281 P405 P501 |
ラットの経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験(OECD TG 422;GLP)において、親動物が一般毒性として、80 mg/kg/day以上で摂餌量の低下および体重増加抑制、300 mg/kgで腎尿細管上皮再生の有意な増加を示した一方、生殖毒性として、300 mg/kg で妊娠期間の有意な延長に加え、黄体数、着床数、総出産児数、哺育0日および哺育4日の生存児数に有意な低値が認められた(経産省生殖試験(Access on Dec. 2012))ことから、区分2とした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットの強制経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験(OECD TG 422;GLP:用量:0、20、80、300 mg/kg/day)において、ガイダンス値範囲を超える高用量群の300 mg/kg/day(90日換算:約150 mg/kg/day)で、摂餌量の低値、尿量の増加、雄に蛋白排泄量および尿比重の低下、血液生化学検査では、雄に総ビリルビン、カリウムおよび総コレステロールの高値、雌にALT の高値が認められ、病理組織学的所見として、雄雌の腎尿細管上皮の再生が有意に増加し、また、雄で軽度な皮質の炎症性細胞浸潤の増加も認められ、尿細管上皮の再生に関連した変化と考えられ、被験物質投与による軽度な腎障害性変化の発現が示唆されたと報告されている(経産省生殖試験(Access on Dec. 2012))。しかし、ガイダンス値範囲内の中用量群の80 mg/kg/day(90日換算:約40 mg/kg/day)では、体重増加抑制と血液生化学検査で雄にトリグリセリドの低値が報告されているのみで、高用量群で認められた影響のガイダンス値の境界値(100 mg/kg/day)での発現は不明であり、データ不足のため「分類できない」とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 |
- |
H401 |
P273
P501 |
甲殻類(オオミジンコ)による48時間EC50 = 1.8 mg/L、魚類(メダカ)による96時間LC50 = 1.8 mg/L(環境省生態影響試験, 2006)であることから、区分2とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分2 |
- |
H411 |
P273
P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:-1, 0, -2%(既存点検, 2007))、藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)の72時間NOEC= 0.92 mg/L(環境省生態影響試験 , 2006)であることから、区分2となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:-1, 0, -2%(既存点検, 2007))、甲殻類(オオミジンコ)による48時間EC50 = 1.8 mg/L、魚類(メダカ)による96時間LC50 = 1.8 mg/L(環境省生態影響試験, 2006)であることから、区分2となる。 以上の結果から、区分2とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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