項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 7580-85-0 |
名称 | エチレングリコールモノ-t-ブチルエーテル |
物質ID | 25A0040 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分3 |
警告 |
H226 |
P303+P361+P353
P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点55℃(測定方法不明)(SIDS(2004))というデータがあり、所定の密閉式引火点測定法でも≦ 60℃となることに基づいて区分3とした。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kg の報告(環境省リスク評価第9巻:暫定的有害性評価シート(2011)、厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on October 2013)、SIDS(2005))に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLCL0値(5時間)として、2,400 ppm(11,592 mg/m3)(4時間換算LCLo値:14.49 mg/L)との報告(環境省リスク評価第9巻:暫定的有害性評価シート(2011))に基づき、区分外とした。なお、LCLo値が飽和蒸気圧濃度(4.89 mg/L)より高いため、ミストとして mg/L を単位とする基準値を適用した。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoのデータはなく、in vitroでは細菌の復帰突然変異試験及び哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陰性である(厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on October 2013))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。ラットを用いた経口経路(強制)での反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験において、生殖能に影響がみられていない(厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on October 2013)、環境省リスク評価第9巻:暫定的有害性評価シート(2011))。スクリーニング試験での結果であり、また、発生毒性に関する十分なデータも得られなかったことから分類できないとした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ラットの強制経口投与試験においてガイダンスの範囲内の濃度(500-2,000 mg/kg)で回復性の着色尿、歩行異常、自発運動の低下、腹臥位及び不整呼吸などがみられた((厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on October 2013))。以上の所見から区分3(麻酔作用)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液系) |
危険 |
H372 |
P260
P264 P270 P314 P501 |
ラットに強制経口投与した反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験において、20 mg/kg/day(90日換算値:8.2-10 mg/kg/day(区分1該当量))以上で貧血所見、肝臓及び脾臓に髄外造血亢進及びヘモジデリン沈着、腎臓に尿細管上皮のヘモジデリン沈着が、100 mg/kg/day(90日換算値:41-52 mg/kg/day)では加えて骨髄における赤血球造血亢進がみられた((厚労省既存化学物質毒性データベース(Access on October 2013))。肝臓、脾臓及び腎臓におけるヘモジデリン沈着並びに骨髄における赤血球造血亢進はいずれも貧血による二次的影響と考えられ、これらの臓器を標的臓器に含めるのは不適当と判断した。よって区分1(血液系)に分類した。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
- |
- | - | 藻類(Scenedesmus subspicatus)の72時間ErC50 > 866 mg/L(SIDS, 2005)、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 > 891 mg/L(SIDS, 2005)と魚類(メダカ)の96時間LC50 > 100 mg/L(環境庁生態影響試験, 2000)から区分外とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
- |
- | - |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性でない(難分解性、BODによる分解度:6%(既存点検, 2001; SIDS, 2005))が、藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)の72時間NOEC(r)= 23 mg/L(環境庁生態影響試験, 2000))であることから、区分外となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、魚類の急性毒性が区分外相当であり、難水溶性でない(水溶解度 > 100 g/l 、SIDS, 2005)ことから、区分外となる。 以上の結果から、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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