項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 96-31-1 |
名称 | N,N'-ジメチルウレア |
物質ID | 25A0046 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点が400℃(IUCLID(2000))であり、常温で発火しないと考えられる。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLD50値として、約4,000 mg/kg の報告(SIDS(2005))に基づき、区分外(国連分類基準の区分5)とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 |
- |
- | - | 80%水溶液をウサギに適用した試験において軽度の刺激であり、スコア値が1.25と報告されている(SIDS(2005))ことから、区分外(国連分類基準の区分3)とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分外 |
- |
- | - | SIDS(2005)には、2件の試験結果が報告されており、いずれの試験でも軽度の刺激性で、8日以内に回復したとの結果から区分外とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験及び哺乳類培養細胞のマウスリンフォーマ試験で陰性である(SIDS(2005)、NTP DB(Access on September 2013))。なお、SIDS(2005)では、本物質が亜硝酸の共存下で変異原性を有するニトロソウレアが生成するため、変異原性を完全に排除できないと記載している。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、本物質は亜硝酸塩によりニトロソ化が生じ、ニトロソウレアが形成される。ニトロソウレアには発がん性が知られている(SIDS(2005))。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | ラットを用いた経口経路(強制)での生殖毒性スクリーニング試験(OECD TG 421)において生殖毒性はみられていない。また、ラットを用いた経口経路(強制)での発生毒性試験において、100 mg/kg bw/day以上で母動物毒性(体重増加抑制、摂餌量減少)がみられ、同用量で発生毒性(胎盤及び胎児体重の減少、内臓の変異、骨化遅延)がみられているが奇形はみられていない(SIDS(2005))。生殖能への影響はみられていないがスクリーニング試験であること、発生影響は母動物毒性がみられる用量でみられた軽微な影響であることから分類根拠としなかった。したがって、データ不足のため分類できないとした。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットの経口経路においてガイダンスの範囲外の用量(3,160 mg/kg)において毒性症状が見られなかった(SIDS(2005))との報告があり、経口経路においては区分外相当と考えられる。しかし他の経路においては毒性情報が得られなかったため、データ不足のため分類できないとした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(腎臓) |
警告 |
H373 |
P260
P314 P501 |
ラットに28日間強制経口ばく露した試験において、区分2に該当する用量(90日換算値:50 mg/kg/day)で腎臓に変化(尿細管の壊死、尿細管上皮細胞の剥離、管腔内タンパク円柱)がみられた(SIDS(2005)、IUCLID(2000))との記述より、区分2(腎臓)とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分外 |
- |
- | - | 藻類(Scenedesmus subspicatus)の72時間ErC50 > 500 mg/L(SIDS, 2005)、甲殻類(オオミジンコ)の24時間ErC50 > 500 mg/L(SIDS, 2005)と魚類(ウグイ)の96時間LC50 が約10,000 mg/L(SIDS, 2005)から区分外とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分外 |
- |
- | - |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性でないが(BODによる分解度:0%(既存点検, 2003))、藻類(Scenedesmus subspicatus)の72時間ErC10 = 318 mg/L(SIDS, 2005)であることから、区分外となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、甲殻類、魚類ともに急性毒性が区分外相当であり、難水溶性ではない(Very sol in water, HSDB, 2013)ことから、区分外となる。 以上の結果から、区分外とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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