項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 61788-46-3 |
名称 | ココアルキルアミン |
物質ID | 25A0082 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 引火点100~199 ℃(closed cup)(GESTIS(Access on December 2013))であり、93℃を超えるため区分外とした。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 |
- |
- | - | 発火点が255℃(GESTIS(Access on December 2013))であるので常温では発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
- |
- | - | ラットのLD50値として、1,300 mg/kg(雌雄)、> 2,000 mg/kg(雄)、2,820 mg/kg(雌)、2,040 mg/kg の4件の報告(EU-RAR(2008))があり、最多該当区分の区分外(国連分類基準の区分5)とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分4 |
警告 |
H312 |
P302+P352
P362+P364 P280 P312 P321 P501 |
ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kg、ウサギのLD50値として、> 1,600 mg/kg の報告(EU-RAR(2008))がある。LD50値の最小値が該当する区分4とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、ラットへの0.099 mg/L、1時間吸入試験(4時間換算値:0.0325-0.0495 mg/L(3.93-4.13×10-4 ppm))の結果、死亡例なしとの報告(EU-RAR(2008))があるが区分を特定できない。試験濃度は飽和蒸気圧濃度(0.78-0.82 mg/L)の90%より低いため、ミストがほとんど混在しない蒸気としてppmを単位とする基準値を適用した。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 |
P301+P330+P331
P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
EU-RAR(2008)には、ウサギを用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404準拠)が数例報告されており、本物質(純度:100%)を4時間半閉塞適用した試験で、72時間後の紅斑及び浮腫の平均スコアは、3.0及び3.0であり、紅斑及び浮腫は7日以内に消失したが、瘢痕は21日経過しても残っていたとの記載があり、EU-RAR(2008)では腐食性物質と判断していることから、区分1とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 |
P305+P351+P338
P280 P310 |
本物質の眼刺激性の情報は得られなかったが本物質は皮膚腐食性を示すことから区分1とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。EU-RAR(2008)にはモルモットを用いたマキシマイゼーション試験で10例中2例に陽性がみられたとの記載があるが、本試験の結果のみで判断できないため分類できないとした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは細菌の復帰突然変異試験で陰性である(EU-RAR(2008)、HPVIS(Access on December 2013))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用、気道刺激性) |
警告 |
H336
H335 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ラットの強制経口投与(500-2,000 mg/kg)において、いずれの用量でも無気力、異常姿勢、協調運動の欠如、反射の減弱、チアノーゼ、流涎、立毛などがみられ、投与7日目まで症状が持続したとの記載がある(EU-RAR(2008))。ラットの吸入ばく露(蒸気、0.0325-0.0495 mg/L(4時間換算値))において、鼻孔部の刺激がみられた(EU-RAR(2008))。また、ラットの経皮ばく露においては、2,000 mg/kg 投与で円背位、歩行異常、不活発、呼吸減少がみられた(EU- RAR(2008))。以上の結果から、区分3(麻酔作用、気道刺激性)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 |
P273
P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)による48時間EC50=0.045 mg/L(EU-RAR, 2008)であることから、区分1とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分1 |
警告 |
H410 |
P273
P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:56%(EU-RAR, 2008))、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC = 0.013 mg/L(EU-RAR, 2008)であることから、区分1となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:56%(EU-RAR, 2008))、魚類(ニジマス)の96時間LC50 = 0.16 mg/L(EU-RAR, 2008)であることから、区分1となる。 以上の結果から、区分1とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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