項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 61789-40-0 |
名称 | (3-アミノプロパン-1-イル)(カルボキシメチル)ジメチルアンモニウムのN-ヤシアシル誘導体内部塩 |
物質ID | 25A0084 |
分類実施年度 | 平成25年度 |
分類実施者 | 厚生労働省、環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素及び水素以外の元素と結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 |
P301+P312
P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値として、約1,530 mg/kg、2,370 mg/kg の2件の報告(SIDS(2012))があり、区分4と区分外とに該当するが、LD50値の最小値が該当する区分4とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、31%水溶液のLD50値は> 2,000 mg/kg(有効成分換算値として > 600 mg/kg)の報告がある(SIDS(2012))。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分外 |
- |
- | - | ウサギのOECD TG 404に準拠した皮膚腐食性試験が多数報告されており、いずれも軽度の刺激性であることから(SIDS(2012))区分外とした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 |
P305+P351+P338
P280 P310 |
ウサギを用いた眼刺激性/腐食性試験(OECD TG 405準拠)が多数報告されており、いずれも中程度の刺激性と評価されているが、虹彩と結膜への影響が21日内に回復しなかった(SIDS(2012))との記載があることから区分1とした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分外 |
- |
- | - | SIDS(2012)には、モルモットを用いた皮膚感作性試験(マキシマイゼーション試験、ドレイズ法による試験等)の結果が4試験あり 、3試験では陰性の結果が出ている。1試験のみ20匹中4匹に陽性がみられており、SIDS(2012)では不純物に起因することを指摘している。また、ヒトに対する本物質の感作性は低いとの記載がある。以上の結果に基づき、区分外とした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは細菌の復帰突然変異試験で陰性である(IUCLID(2000))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 |
P308+P313
P201 P202 P280 P405 P501 |
ラットを用いた経口経路(強制)での発生毒性試験(OECD TG414)において、母動物毒性(死亡(1/21例が妊娠15日に死亡)、異常な体位(13/21)、立毛(2/21)、運動量の減少、体重減少(対照群の最大17%減)、胃の潰瘍(2/21)、粘膜の肥厚(20/21))が3,300 mg/kg/day(活性成分950 mg/kg/day相当)でみられ、この用量で吸収胚の増加、生存胎児の減少、胎児体重の減少がみられた。なお、この下の用量である990 mg/kg/day(活性成分286 mg/kg/day相当)では母動物毒性はみられるが児の発生に影響はみられていない(SIDS(2012))。以上のように母動物に影響がみられる用量においてのみ胎児に影響がみられたことから区分2とした。なお、生殖能に関するデータは得られていない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 |
P304+P340
P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ラットの経口投与試験において、ガイダンスの範囲外の用量(5-10 g/kg)で回復性の自発運動低下、運動協調性欠如、姿勢異常、立毛がみられた(SIDS(2012))ため区分3(麻酔作用)とした。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに90日間強制経口投与した試験において、区分2のガイダンス値範囲を上回る用量(150 mg/kg/day)で、前胃の組織変化(雌雄)が、また最高用量(300 mg/kg/day)で、尿潜血陽性例の頻度増加(雄)がみられたのみである(SIDS(2012))。よって、経口経路では区分外相当であるが、他の経路での毒性情報がなく、データ不足のため分類できないとした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 |
- |
H401 |
P273
P501 |
藻類(Scenedesmus subspicatus)の72時間ErC50 = ca. 1.3 mg/L(SIDS, 2012)から、区分2とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分2 |
- |
H411 |
P273
P391 P501 |
急速分解性があり(BODによる分解度:86-93%(SIDS, 2012))、藻類(Scenedesmus subspicatus)の72時間NOEC = ca. 0.09 mg/L(SIDS, 2012)であることから、区分2とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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