名称:4−ターシャリ−ブチルフェノール
CAS番号:98-54-4
物質ID: | H27-B-13-METI/M-022B_P |
分類実施者: | 経済産業省/環境省 |
分類実施年度: | 平成27年度 |
使用マニュアル: | 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない | - | - | - | - | 可燃性を有するが、データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関連する原子団及び自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分外 | - | - | - | - | 発火点が510℃ (EU-RAR (2008)) であり、常温で発火しないと考えられる。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分外 | - | - | - | - | ラットのLD50値として、801〜5,660 mg/kg及び> 2,000 mg/kgの範囲内で10件の報告がある。3件が区分4に、7件が区分外 (そのうちの4件 (2,990 mg/kg (環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008)、DFGOT vol. 11 (1998))、3,500 mg/kg、4,000 mg/kg (EU-RAR (2008))、3,620 mg/kg (雌) (EU-RAR (2008)、NITE有害性評価書 (2007)) は区分外 (国連分類基準の区分5)) に該当するので、最も多くのデータ (4件) が該当する区分外 (国連分類基準の区分5) とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分外 | - | - | - | - | ウサギのLD50値として、1,580 mg/kg (PATTY (6th, 2012))、> 2,000 mg/kg (EU-RAR (2008))、2,318 mg/kg (環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008)、DFGOT vol. 11 (1998))、> 5,000 mg/kg (DFGOT vol. 11 (1998))、> 16,000 mg/kg (NITE有害性評価書 (2007)) との5件の報告がある。1件が区分4に、4件が区分外 (そのうち1件は区分外 (国連分類基準の区分5)) に該当するので、最も多くのデータ (3件) が該当する区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における固体である。なお、ラットに飽和蒸気を6時間吸入ばく露 (4時間換算値:6.0 ppm) (EU-RAR (2008)、DFGOT vol. 11 (1998)) 及び8時間吸入ばく露 (4時間換算値:6.9 ppm) (EU-RAR (2008)) させた結果、共に死亡例なしとの報告がある。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分外 | - | - | - | - | ラットのLCLo値 (4時間) として、5.6 mg/Lとの報告 (環境省リスク評価第13巻 (2015)、PATTY (6th, 2012)、EU-RAR (2008)、NITE有害性評価書 (2007)、DFGOT vol. 11 (1998)) に基づき、区分外とした。なお、被験物質が固体であるため、粉じんの基準値を適用した。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 | 警告 | H315: 皮膚刺激 |
P302+P352: 皮膚に付着した場合:多量の水と石鹸で洗うこと。 P332+P313: 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P362+P364: 汚染された衣類を脱ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。 P264: 取扱い後は...よく洗うこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P321: 特別な処置が必要である(このラベルの...を見よ)。 |
ウサギを用いた皮膚刺激性試験 (OECD TG 404) において、本物質500 mgを4 時間、半閉塞適用した結果、重度の刺激反応がみられたが14日以内に回復したとの報告 (EU-RAR (2008)) や、ウサギを用いた他の皮膚刺激性試験 (OECD TG 404) において、刺激性ありとの報告 (NITE初期リスク評価書 (2007)) や、重度の刺激性ありとの報告 (EU-RAR (2008))、腐食性ありとの報告 (NITE初期リスク評価書 (2007)) がある。さらに、ウサギを用いた皮膚刺激性試験 (US DOT regulation 173.1300) において、本物質500 mgを 4 時間、半閉塞適用した結果、強度の刺激性又は腐食性がみられたとの報告 (EU-RAR (2008)) や、本物質500 mgを 4 時間又は 24 時間適用した結果、皮膚の壊死、痂皮形成、落屑がみられたが、投与 17 日後までに回復したとの記載がある (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2008)、DFGOT vol. 11 (1998))。EU-RAR (2008) は、これらの報告から本物質を重度の皮膚刺激性物質としている。以上より、区分2とした。 | |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 | 危険 | H318: 重篤な眼の損傷 |
P305+P351+P338: 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P310: 直ちに医師に連絡すること。 |
ウサギを用いた眼刺激性試験において、本物質10 mg又は80 mgを適用した結果、重度の角膜損傷、虹彩炎、重度の結膜刺激性反応が認められ、80 mgでは重度の刺激性と報告され回復性がみられなかったとの報告がある (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2008))。以上、より区分1とした。 | |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、職業ばく露において、本物質による気管支誘発試験を行ったところ、 相性喘息反応を誘発したとの報告 (環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008)) があるが、1例のみの報告であり区分に用いるには不十分なデータと判断した。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験 (OECD TG 406) において、陰性の報告がある (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2008))。一方、ヒトのパッチテストで陽性が数件報告されている (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2008))。EU-RAR (2008) はこれらの動物試験及びヒトの情報は、感作性物質との判断に足る情報ではないと結論している (EU-RAR (2008)) ことから分類できないとした。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | ガイダンスの改訂により区分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細胞の小核試験で陰性 (NITE有害性評価書 (2007)、厚労省既存化学物質毒性データベース (Access on November 2015)、環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008))、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞のマウスリンフォーマ試験で陰性、哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陽性、陰性の結果がある (NITE有害性評価書 (2007)、厚労省既存化学物質毒性データベース (Access on November 2015)、環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | 雄ラットにニトロソグアニジン (MNNG) をイニシエーターとして投与1週間後から本物質を15,000 ppm含む飼料 (1,070 mg/kg/day 相当量) を51週間投与した二段階発がん性試験において、MNNG前処置した投与群では前胃に乳頭腫、又は扁平上皮がんの頻度がMNNG (+) 対照群と比べ増加し、本物質のプロモーター作用が示唆された。しかし、MNNG処置しない本物質単独投与群ではMNNG (-) 対照群と比べて、前胃に過形成のみ認められ、腫瘍発生の増加はなく、イニシエーターとしての作用はない (SIDS (2012)、NITE有害性評価書 (2007)) との記述がある。これ以外に本物質の発がん性に関する情報はなく、データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 | 警告 | H361: 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い |
P308+P313: 暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P201: 使用前に取扱説明書を入手すること。 P202: 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P280: 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
ヒトの生殖影響に関する情報はない。実験動物では、ラットを用いた経口経路による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) では、最大200 mg/kg/dayの投与量で親動物の生殖能、生後4日までの児動物の生存率、体重推移に有害影響はみられなかった (EU-RAR (2008)、環境省リスク評価第13巻 (2015)、NITE有害性評価書 (2007)、PATTY (6th, 2012))。しかしながら、ラットを用いた経口経路 (混餌投与) による2世代生殖毒性試験において、F0親動物では2,500 ppm (200 mg/kg/day相当) 以上で体重増加抑制、摂餌量低下が雌雄に、卵巣重量減少、膣上皮の萎縮が雌に、7,500 ppm (600 mg/kg/day相当) では卵巣における成熟卵胞の比率低下と原始卵胞の比率上昇、性周期の変化 (発情前期例の増加と発情後期例の減少) がみられ、着床部位数の軽度減少、腹重量の減少もみられた (EU-RAR (2008)、環境省リスク評価第13巻 (2015))。F1児動物には2,500 ppm 以上で体重の低値、7,500 ppmで同腹生存児数の軽度減少、生後の生存率低下がみられた。また、F1親動物においても体重増加抑制 (雄)、摂餌量低下 (雌)、7,500 ppmで体重増加抑制 (雌)、卵巣・子宮重量の減少、膣上皮の萎縮、卵巣における成熟卵胞と原始卵胞の比率の変化がF0雌と同様に認められ、F2児動物も2,500 pppm以上で体重の低値、7,500 ppmで同腹児数の減少がみられた (EU-RAR (2008)、環境省リスク評価第13巻 (2015))。 以上、ラットを用いた反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験では生殖影響は検出されなかったが、ラットを用いた2世代生殖毒性試験ではF0、F1世代ともに親動物に体重増加抑制がみられる用量で雌の生殖器官への組織変化及び性周期の変化を生じ、F1、F2児動物にも体重の低値推移以外に同腹児数の減少、生存率低下 (F1のみ) が認められた。よって、本項は区分2とした。 なお、EUは本物質を Repr. 2 に分類している (ECHA CL Inventory (Access on Novenmber 2015))。また、旧分類後に公表されたEU-RAR (2008) などList 1 情報源に収載されたデータにより、分類を変更した。 | |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3 (気道刺激性) | 警告 | H335: 呼吸器への刺激のおそれ(気道刺激性) |
P304+P340: 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 P403+P233: 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P261: 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P271: 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P312: 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P405: 施錠して保管すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
本物質はヒトの気道を重度に刺激し、吸入ばく露により咳や咽頭痛、経口摂取で吐き気、嘔吐が認められる (環境省リスク評価第13巻 (2015))。実験動物では、ラットの経口投与 (LD50=3620〜5360 mg/kg、区分2超) で動作緩慢、不規則歩行、虚脱、ラットの吸入ばく露 (5.6 mg/L、区分2超) で鼻、口腔、眼周囲粘膜の刺激性、呼吸困難の報告がある (NITE有害性評価書 (2007)、EU-RAR (2008)、SIDS (2012)、PATTY (6th, 2012))。 以上より、本物質は気道刺激性があり、区分3 (気道刺激性) とした。 | |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | ヒトでは1970年代に本物質への職業ばく露により、英国、オーストラリアの化学工場での作業者症例では皮膚の色素脱失に加えて、肝臓障害 (肝機能障害、肝臓腫大、肝細胞脂肪変性、線維化など)、甲状腺肥大を伴う症例が報告された (DFGOT vo.l 11 (1998)) が、ドイツの化学工場で本物質へのばく露を受けた作業者では皮膚の色素脱失のみで肝臓、甲状腺への影響はみられていない。EUのリスク評価ではヒトでは本物質ばく露による影響は皮膚の色素脱失のみで、全身影響について利用可能なデータはないと結論した (EU-RAR (2008))。なお、皮膚の色素脱失は本物質の刺激性・感作性による関与では説明できず、皮膚生検標本の電顕観察の結果、メラノサイトの消失欠損、損傷メラノサイトの存在を認めたなどメラニン形成阻害などの機序も考えられている (EU-RAR (2008))。ただし、この影響はばく露を回避し、皮膚から本物質を除去することで可逆性を示すと記述されている (EU-RAR (2008))。 実験動物ではラットを用いた経口経路 (強制経口) による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験では高用量の200 mg/kg/day (90日換算: 93 mg/kg/day) で、刺激性に起因すると考察された呼吸音の雑音以外に、血漿アルブミン・総タンパクの低値のみで標的臓器を特定可能な所見は認められなかった (NITE有害性評価 (2007)、環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008))。また、ラットを用いた経口経路 (混餌) による2世代生殖毒性試験においても、親動物には区分2の用量範囲を超える200〜600 mg/kg/day相当の用量で体重増加抑制、肝臓重量増加、膣上皮の萎縮などがみられた (環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008))。この他、雄ラット又は雄ハムスターに本物質を混餌投与した二段階発がん性試験において、本物質単独ばく露群でラット、ハムスターのいずれにも前胃に過形成が認められたが、換算用量は1,000 mg/kg/day超であった (NITE有害性評価 (2007)、環境省リスク評価第13巻 (2015)、EU-RAR (2008))。 以上、ヒトでは職業ばく露により皮膚色素の脱失以外に初期の研究報告では肝臓、甲状腺に異常所見を認めたとのDFGOTの評価であった (DFGOT vol. 11 (1998)) が、EUの評価ではヒトの職業ばく露では皮膚のみが本物質の標的臓器と結論されており (EU-RAR (2008))、実験動物での上記知見からも肝臓、甲状腺を本物質の標的と特定すべき明瞭な変化は認められず、その他、実験動物の既存知見からは標的臓器を特定できない。したがって、経口経路では区分外相当と考えられるが、実験動物を用いた他経路での毒性情報がなく、本項はデータ不足のため分類できないとした。 なお、皮膚は皮膚腐食性/刺激性で本物質の有害性の対象器官/組織としており、色素の脱失による白斑も可逆的な変化で重篤度は低いと判断されたため、特定標的臓器の対象外とした。また、旧分類で標的臓器とした肝臓、甲状腺を除外した理由は上記の通り。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性(急性) | 区分2 | - | - | H401: 水生生物に毒性 |
P273: 環境への放出を避けること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
甲殻類(ベイシュリンプ)の96時間LC50/EC50 = 1.9 mg/L(EU-RAR, 2008)であることから、区分2とした。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 区分2 | - | H411: 長期継続的影響によって水生生物に毒性 |
P273: 環境への放出を避けること。 P391: 漏出物を回収すること。 P501: 内容物/容器を...に廃棄すること。 |
急速分解性がなく(逆転法14日間でのBOD分解度=0%、TOC分解度=1.2%(通産省公報, 1977))、藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)の72時間NOEC(r) = 0.32 mg/L(EU-RAR, 2008、環境省リスク初期評価第13巻, 2015)から、区分2とした。 | |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし |
政府による分類結果は、GHSに基づくSDSやラベル作成の際に自由に引用および複写を行うことができます。ただし、引用および複写をした上で作成されたSDS・ラベルの内容に対する責任は、SDS・ラベル作成者にあることにご留意ください。 本分類結果は、分類ガイダンス等のマニュアルで定められている情報源と判定方法に基づくものであり、あくまでもSDSやラベル作成の際の参考として公表しているものです。他の文献や試験結果等を根拠として、本内容と異なる分類結果でSDSやラベルを作成することを妨げるものではありません。 |
使用マニュアル |
|
解説・用語集(エクセルファイル) |
|
厚生労働省モデルラベル |
職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS |
職場のあんぜんサイトへ |