名称:ヘキシル=2−ヒドロキシベンゾアート(別名:サリチル酸ヘキシル)
CAS番号:6259-76-3
物質ID: | H27-A-061/C-139A_P |
分類実施者: | 厚生労働省/環境省 |
分類実施年度: | 平成27年度 |
使用マニュアル: | 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 | - | - | - | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分外 | - | - | - | - | 引火点151℃ (closed cup) (GESTIS (Access on October 2015)) に基づいて区分外とした。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分外 | - | - | - | - | 発火点が251℃ (GESTIS (Access on October 2015)) であり、常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない | - | - | - | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類対象外 | - | - | - | - | 金属及び半金属 (B ,Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi ,Po, At) を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 分類対象外 | - | - | - | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 | - | - | - | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない | - | - | - | - | データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない | - | - | - | - | ガイダンスに記載された情報源にデータがなかったため、ECHAの情報を参考データとして記載した。 データ不足のため分類できない。なお、ラットのLD50値として、> 5,000 mg/kgとの報告 (ECHA (Access on January. 2016)) がある。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、ウサギのLD50値として、> 5,000 mg/kgとの報告 (ECHA (Access on January. 2016)) がある。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 | - | - | - | - | GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、ECHA情報として、ウサギを用いた皮膚刺激性試験 (EEC Directive 79/832) において、本物質 (原液) を4時間、半閉塞適用した結果、浮腫及び紅斑がみられたことから刺激性を有すると報告されている (ECHA (Access on January 2016))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、ECHA情報として、ウサギを用いた眼刺激性試験 (OECD TG405) において、本物質 (原液) を適用した結果、軽度の刺激症状がみられたが回復性であったことから刺激性なしと報告されている (ECHA (Access on January 2016))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない、 | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、マウスを用いたLLNA試験 (OECD TG429) において、本物質 (10%及び25%) 適用により感作性が認められたとの報告や、ボランティア104人に対する本物質 (30%) のパッチテストの結果、感作性はみられなかった (ECHA (Access on January 2016)) との報告がある。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 なお、ECHA情報として、in vitroでは細菌の復帰突然変異試験で陰性 (ECHA (Access on January 2016)) のデータがある。 |
6 | 発がん性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 なお、ECHA登録情報に本物質の類縁化合物として、サリチル酸シクロヘキシル (CAS番号: 25485-88-5) の発生毒性データがあり、妊娠ラットの器官形成期 (妊娠6〜15日) に最大360 mg/kg/dayを強制経口投与したが、母動物、胎児への有害影響はみられなかったとの結果を掲載している (ECHA (Access on January 2016))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、ECHA情報として、経口経路及び経皮経路でのデータはあるが、結果のみの情報であり、区分を付けられる毒性所見も認められない (ECHA (Access on January 2016))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない。 | - | - | - | - | データ不足のため分類できない。なお、GESTIS (Access on October 2015) に収載された数値データ (粘性率: 10 mPas (25 ℃)、密度: 1.04 g/cm3 (25 ℃)) より、動粘性率は 9.62 mm2/sec (25 ℃) と算出される。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | シンボル | 注意喚起語 | 危険有害性情報 | 注意書き | 分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない | - | - | - | - | データなし |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない | - | - | - | - | データなし |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない | - | - | - | - | データなし |
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