項目 | 情報 |
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CAS番号 | 68937-41-7 |
名称 | リン酸トリス(イソプロピルフェニル) |
物質ID | H28-A-034, C-081A |
分類実施年度 | 平成28年度 |
分類実施者 | 厚生労働省/環境省 |
新規/再分類 (危険物/有害物) | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | GHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 分類対象外 |
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- | - |
爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 分類対象外 |
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- | - |
エアゾール製品でない。 |
4 | 支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分外 |
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- | - |
引火点 > 200℃ (GESTIS (Access on May 2016)) である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類対象外 |
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- | - |
分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
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- | - |
液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分外 |
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- | - |
水溶解度0.33 mg/L (20℃) (GESTIS (Access on June 2016)) との測定結果があり、水と激しく反応することはないと考えられる。 |
13 | 酸化性液体 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 |
14 | 酸化性固体 | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 分類対象外 |
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- | - |
分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性物質 | 分類できない |
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- | - |
データがなく分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分外 |
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- | - |
ラットのLD50値として、> 5,000 mg/kgとの報告 (HSDB (Access on June 2016)) に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
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- | - |
ラットのLD50値として、> 2,000 mg/kgとの報告 (HSDB (Access on June 2016)) に基づき、区分外とした。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類対象外 |
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- | - |
GHSの定義における液体である。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
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- | - |
ウサギの皮膚刺激性試験で半閉塞、4時間適用で刺激性なしと報告されている (HSDB (Access on June 2016)) が、詳細が不明なため分類できないとした。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
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- | - |
ウサギの眼刺激性試験で刺激性なしと報告されている (HSDB (Access on June 2016)) が、詳細が不明なため分類できないとした。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
|
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
|
- | - |
データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 本物質のヒト及び哺乳動物の単回ばく露のデータはない。 なお、ニワトリを用いた単回経口投与試験で、神経障害標的エステラーゼ活性が阻害されたとの報告及び高用量 (3,000〜9,000 mg/kg) で一部のニワトリに運動失調と神経病理学的病変が認められたとの報告がある (HSDB (Access on June 2016)。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(神経系) |
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H373 |
P260 P314 P501 |
ヒトにおいて、本物質のばく露を受けた男性従業員8名中4名に筋電図の異常がみられたとの報告、本物質の経皮ばく露を2年以上受けた男子作業者1名で手の筋力低下及び知覚異常がみられ、神経伝導速度の低下がみられたとの報告がある。 一方、本物質の生産工場において、ばく露を受けた男性52名及び女性8名、ばく露を受けていない男性39名、女性14名について神経伝導速度検査を含む臨床神経学的検査を行った結果、影響がみられなかったとの報告がある (HSDB (Access on June 2016))。 実験動物では、ラットを用いた経皮投与毒性試験で程度が不明であるが血漿中及び赤血球中コリンエステラーゼ活性抑制等がみられたとの報告がある (HSDB (Access on June 2016))。 以上、ヒトにおいて筋電図の異常、筋力低下、知覚異常、神経伝導速度の低下の報告がある。 HSDBがList 2の資料であるため、分類は区分2とし、区分2 (神経系) とした。 |
10 | 吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
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- | - |
データ不足のため分類できない。 なお、GESTIS (Access on June 2016) に収載された数値データ (粘性率: 37.6 mPa・s (35℃)、密度: 1.168 g/cm3 (20℃)) より、動粘性率は32.4 mm2/sec (35/20℃) と算出される。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
危険有害性絵表示 (コード: シンボル) 注意喚起語 |
コード (危険有害性情報) |
コード (安全対策注意書き) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | 分類できない |
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- | - |
適切なデータが得られておらず、分類できない。 |
11 | 水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
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- | - |
適切なデータが得られておらず、分類できない。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
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- | - | データなし |
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2017/7/25 |