項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 375-95-1 |
名称 | パーフルオロノナン酸 |
物質ID | H30-C-028-MHLW |
分類実施年度 | 平成30年度 |
分類実施者 | 厚生労働省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - |
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2 | 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) | - |
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3 | エアゾール | - |
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4 | 支燃性/酸化性ガス | - |
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5 | 高圧ガス | - |
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6 | 引火性液体 | - |
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7 | 可燃性固体 | - |
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8 | 自己反応性化学品 | - |
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9 | 自然発火性液体 | - |
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10 | 自然発火性固体 | - |
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11 | 自己発熱性化学品 | - |
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12 | 水反応可燃性化学品 | - |
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13 | 酸化性液体 | - |
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- | - | - |
14 | 酸化性固体 | - |
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- | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - |
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- | - | - |
16 | 金属腐食性物質 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | - |
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- | - | - |
1 | 急性毒性(経皮) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:ガス) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | - |
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2 | 皮膚腐食性/刺激性 | - |
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3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | - |
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4 | 呼吸器感作性 | - |
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4 | 皮膚感作性 | - |
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5 | 生殖細胞変異原性 | - |
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6 | 発がん性 | - |
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7 | 生殖毒性 | 区分1B、追加区分:授乳に対するまたは授乳を介した影響 |
危険 |
H360 H362 |
P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 実験動物では、(1)~(3)より、妊娠動物を用いた複数の経口投与試験の結果、母動物に重篤な影響がない用量で児動物に発生・発達影響(成長遅延、生存率低下など)がみられている。(4)より本物質(ペルフルオロノナン酸:PFNA)の発生・発達影響はペンタデカフルオロオクタン酸(PFOA)、ペルフルオロ(オクタン-1-スルホン酸)(PFOS)の影響と本質的に同様のものと考えられる。以上、PFOA、PFOSに比べて、データが極端に少ない中で本物質も利用可能な動物試験結果から同様の発生毒性が認められたが、(6)のようにヒトでの生殖発生影響を示す十分な証拠がないことから、本項は区分1Bとした。なお、動物試験結果を考慮して分類区分を変更した。また、(5)より、ヒトの母乳中から本物質が検出されていることを踏まえ、授乳影響を追加した。 【根拠データ】 (1)妊娠マウスに本物質0.83~2.0 mg/kg/dayを妊娠1~18日に強制経口投与し、児動物を離乳時まで観察した結果、母動物に肝臓重量増加がみられた全用量で、児動物には最低用量から肝臓重量増加、1.1及び2.0 mg/kg/dayで同腹児数及び生存率の減少、2.0 mg/kg/dayで1腹当たりの生存児数の減少がみられた(draft ATSDR(2018))。 (2)妊娠マウスに本物質1~5 mg/kg/day (試験開始時最高用量の10 mg/kg/day群は母動物毒性が著しく、妊娠13日で試験終了)を妊娠1~17日に強制経口投与し、児動物を長期に追跡した試験で、母動物に肝臓重量増加がみられた用量(1~5 mg/kg/day)で、児動物には体重増抑制、性成熟遅延、生存率の減少が認められた(draft ATSDR(2018))。 (3)妊娠ラットに本物質5 mg/kg/dayを妊娠1~20日に強制経口投与し、児動物を長期に追跡した結果、投与群で母動物に体重減少、児動物に生時体重の減少、10週齢時で血圧上昇、腎ネフロンの能力低下がみられた(draft ATSDR(2018))。 (4)げっ歯類の経口投与試験結果から、本物質(PFNA)、ペンタデカフルオロオクタン酸(PFOA)、ペルフルオロ(オクタン-1-スルホン酸)(PFOS)など多くのペルフルオロアルキル化合物の共通の有害影響が発生・発達影響であり、児動物の体重減少、生存率低下などが報告されている(draft ATSDR(2018))。 (5)本物質(PFNA)のヒトでのばく露に関するデータは限られているが、血清、臍帯血、及びヒトの母乳から検出されている(SVHC提案書(2015))。 【参考データ等】 (6)ATSDRは本物質、PFOA、PFOSを含む計14種のペルフルオロアルキル化合物の疫学データ全体を評価し、証拠の重みづけの方法により、利用可能なデータが各化合物ばく露と特定の健康影響との関連性を支持するかどうかを評価した。結果として、PFOA及びPFOSでは血中濃度レベルとヒトの生殖発生影響との関連性を示唆する十分な知見があると結論づけられたが、本物質のばく露と生殖発生影響との関連性を示唆するような強固な証拠はまだない。なお、一般人(n=473)を対象とした研究において、子宮内膜症のリスク増加と本物質の血清中濃度との間に有意な相関(オッズ比:2.20)がみられたが、交絡要因で補正後にはオッズ比は1.99となり、相関の有意差は消失したとの報告がある(draft ATSDR(2018))。 (7)EU CLPではRepr. 1B & Lact. に分類されている。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | - |
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9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | - |
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10 | 吸引性呼吸器有害性 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性(長期間) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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