GHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 142-90-5
名称 メタクリル酸ドデシル
物質ID H30-C-040-MHLW
分類実施年度 平成30年度
分類実施者 厚生労働省
新規/再分類 再分類・見直し
他年度における分類結果 平成20年度  
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関連情報
項目 情報
分類に使用したガイダンス(外部リンク) 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1))
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書
解説・用語集(Excelファイル) 解説・用語集
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 爆発物 -
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2 可燃性/引火性ガス(化学的に不安定なガスを含む) -
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3 エアゾール -
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4 支燃性/酸化性ガス -
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5 高圧ガス -
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6 引火性液体 -
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7 可燃性固体 -
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8 自己反応性化学品 -
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9 自然発火性液体 -
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10 自然発火性固体 -
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11 自己発熱性化学品 -
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12 水反応可燃性化学品 -
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- - -
13 酸化性液体 -
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- - -
14 酸化性固体 -
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- - -
15 有機過酸化物 -
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- - -
16 金属腐食性物質 -
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- - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) -
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- - -
1 急性毒性(経皮) -
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1 急性毒性(吸入:ガス) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:蒸気) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) -
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- - -
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
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- - 【分類根拠】
本物質自体の刺激性データがなく、分類できないとした。なお、EU CLPではSkin Irrit. 2に分類されているが、現在、当該分類の見直しが進められており、ECHAリスク評価委員会(RAC)からは当該分類結果の取消が提案されている。RACは、本物質及び類縁物質(長鎖長/短鎖長)の物理化学的性状、構造的類似性及び代謝経路に基づき、これら類縁物質の皮膚刺激性データから、本物質の皮膚刺激性をリードアクロスの適用により類推することは妥当であり、刺激性は現行の分類であるSkin Irrit. 2には該当しないと判断している。旧分類が分類に用いたデータ(1)は他物質に対する分類データであり、分類判断には用いなかった。

【参考データ等】
(1)ウサギを用いた皮膚刺激性試験(OECD TG404、GLP準拠)で本物質の類似物質(isotridecyl methacrylate)原体を4時間半閉塞適用したところ、24、48、72時間後の紅斑の平均スコアは0、0.33、0.66、浮腫の平均スコアは1、1.33、1.66であり、72時間以内に回復したとの報告がある(ECHA RAC(2017)、REACH登録情報(Accessed Dec. 2018))。
(2)その他本物質の類似物質に対する3件のウサギを用いた皮膚刺激性試験があるが、軽微な平均スコア2以下の軽微な刺激性を示したとの報告がある(ECHA RAC(2017))。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
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- - 【分類根拠】
本物質自体の刺激性データがなく、分類できないとした。なお、EU CLPではEye Irrit. 2に分類されているが、現在、当該分類の見直しが進められており、ECHAリスク評価委員会(RAC)からは当該分類結果の取消が提案されている。RACは、本物質及び類縁物質(長鎖長/短鎖長)の物理化学的性状、構造的類似性及び代謝経路に基づき、これら類縁物質の皮膚刺激性データから、本物質の皮膚刺激性をリードアクロスの適用により類推することは妥当であり、刺激性は現行の分類であるEye Irrit. 2には該当しないと判断している。旧分類が分類に用いたデータ(1)(2)は他物質若しくは混合物に対する分類データであり、分類判断には用いなかった。

【参考データ等】
(1)ウサギを用いた眼刺激性試験(OECD TG405、GLP準拠)で本物質の類似物質(IsotriDec.yl methacrylate)原体を適用したところ、投与後1時間で軽微な刺激性が見られたが24時間以内には回復し、24、48、72時間後の角膜混濁、虹彩、結膜発赤、結膜浮腫の平均スコアはそれぞれ0だったとの報告がある(ECHA RAC(2017)、REACH登録情報(Accessed Dec. 2018))。
(2)ウサギを用いた眼刺激性試験(FAD Draize試験、n=6)で本物質混合物(65% doDec.yl methacrylate, 25% tetraDec.yl methacrylate, 10% higher alkyl methacrylates up to Oct.aDec.yl methacrylate)の類似物質原体を適用したところ、24、48、72時間後の角膜混濁、虹彩、結膜発赤、結膜浮腫の平均スコアはそれぞれ0だったとの報告がある(ECHA RAC(2017)、REACH登録情報(Accessed Dec. 2018))。
(3)その他本物質の類似物質に対する2件のウサギを用いた眼刺激性試験があるが、眼刺激性に係る平均スコアは0だったとの報告がある(ECHA RAC(2017))。
4 呼吸器感作性 -
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4 皮膚感作性 -
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5 生殖細胞変異原性 -
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6 発がん性 -
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7 生殖毒性 -
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8 特定標的臓器毒性(単回暴露) -
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9 特定標的臓器毒性(反復暴露) -
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10 吸引性呼吸器有害性 -
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環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
11 水生環境有害性(急性) -
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11 水生環境有害性(長期間) -
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12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

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