項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 125306-83-4 |
名称 | N,N-ジエチル-3-(2,4,6-トリメチルフェニルスルホニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-1-カルボキサミド (別名:カフェンストロール) |
物質ID | R01-B-081 |
分類実施年度 | 令和元年度(2019年度) |
分類実施者 | 厚生労働省/環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 平成18年度 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版(Ver.1.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | ※ |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団 (隣接する窒素) を含んでいるが、データがなく分類できない。 |
2 | 可燃性ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
3 | エアゾール | ※ |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
4 | 酸化性ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
5 | 高圧ガス | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
6 | 引火性液体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
7 | 可燃性固体 | ※ |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | ※ |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団として隣接する窒素原子を、また自己反応性に関連する原子団としてS=O結合を含むが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
10 | 自然発火性固体 | ※ |
- |
- | - | 熱に対して安定であり、300℃で分解する (農薬抄録 (2007)) というデータより、常温で発火しないと考えられるため、ガイダンスにおける区分に該当しないに相当し、区分に該当しない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | ※ |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | ※ |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
13 | 酸化性液体 | ※ |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
14 | 酸化性固体 | ※ |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であり、この酸素が炭素及び水素以外の元素 (S) と結合しているが、データがなく分類できない。 |
15 | 有機過酸化物 | ※ |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、ガイダンスにおける分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
16 | 金属腐食性化学品 | ※ |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | ※ |
- |
- | - | 湿性や希釈等により鈍性化がなされていないため、区分に該当しない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: > 5,000 mg/kg (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬工業会「食品衛生研究」Vol.49 No.5 (1999)) |
1 | 急性毒性(経皮) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: > 2,000 mg/kg (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、ガイダンスでは分類対象外に相当し、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分を特定できないため、分類できない。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50 (粉じん、4時間) : > 1.97 mg/L (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ウサギを用いた皮膚刺激性試験において刺激性は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ウサギを用いた眼刺激性試験において一過性の刺激性が認められ、1/24/48/72hの合計スコア (最大110) は、8.3、2、0、0であった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
4 | 呼吸器感作性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) モルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法及びビューラー法) において共に皮膚反応は観察されず陰性と判定された (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 (1)、(2) より、in vivo、in vitro試験を含む標準的組合せ試験でいずれも陰性であったことから、ガイダンスにおける分類できないに相当し、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1) in vivoでは、マウスを用いる小核試験で陰性の報告がある (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陰性の報告がある (同上)。 |
6 | 発がん性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 国内外の分類機関による既存分類はない。利用可能なヒトを対象とした報告はない。(1)、(2) より区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットに本物質を2年間混餌投与した慢性毒性/発がん性併合試験では、腫瘍の増加は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 (2) マウスに本物質を18ヵ月間混餌投与した発がん性試験では、腫瘍の増加は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 |
P308+P313
P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1) より親動物毒性がみられる用量において、明確な生殖発生影響がみられていることから区分2とした。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた混餌投与による2世代生殖毒性試験において、親動物毒性 (体重増加抑制、摂餌量減少、空腸絨毛上皮空胞化等) がみられる用量で、妊娠期間短縮、出産児数・出産生存児数減少、出生時体重低下、生後4 日生存率低下、雌の生殖結節・膣口間距離短縮、尿道下裂、雄で肛門生殖突起間距離短縮等がみられた (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 本物質のヒトでの単回ばく露に関する報告はない。実験動物では (1)~(3) のように、経口、経皮、吸入のいずれの経路においても標的臓器を特定可能な情報は得られていない。したがって、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットの単回経口投与試験において、5,000 mg/kg (区分2超) で死亡例はなく、毒性症状も認められなかった。また、剖検でも主要な組織器官に特記すべき変化は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (2) ラットの単回経皮投与試験において、2,000 mg/kg (区分2上限) で死亡例はなく、毒性症状も認められなかった。また、剖検でも主要な組織器官に特記すべき変化は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (3) ラットの4時間単回吸入ばく露試験において、本物質の粉じん1.97 mg/L (区分2相当、粉じんを安定して発生可能な最高濃度と記載) のばく露で、軽度な流涎が認められたのみで死亡例はなく、剖検でも主要な組織器官に特記すべき変化は認められなかった (食品安全委員会 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液系、神経系)、区分2(肝臓、消化管) |
危険 警告 |
H372
H373 |
P260
P264 P270 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)~(3) より、実験動物への経口投与により区分1の範囲で血液系、神経系、区分2の範囲で肝臓、消化管に影響がみられていることから、区分1 (血液系、神経系)、区分2 (肝臓、消化管) とした。新たな情報源を用いて検討を行い、旧分類から分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた混餌投与による90日間反復投与試験において、800 ppm (雄/雌: 45.8/52.0 mg/kg/day、区分2の範囲) で空腸絨毛上皮細胞脂肪滴増加等がみられた (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 (2) イヌを用いた強制経口投与による90日間反復投与試験において、10 mg/kg/day (区分1の範囲) 以上の雄で赤血球コリンエステラーゼ活性低下、30 mg/kg/day以上 (区分2の範囲) の雌雄でヘモグロビン、ヘマトクリット値及び赤血球数減少、胆管上皮細胞脂肪滴増加、雌で肺炎症性細胞浸潤、肺胞マクロファージ増加等、90 mg/kg/day以上 (区分2の範囲) の雌雄で後肢の運動失調、神経線維の変性 (延髄、胸・腰髄、腰髄背根、坐骨神経、腓骨神経)、雄で肺炎症性細胞浸潤、肺胞マクロファージ増加、雌で赤血球コリンエステラーゼ活性低下等がみられた (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 (3) イヌを用いた強制経口投与による1年間反復投与試験において、10 mg/kg/day (区分1の範囲) 以上でヘモグロビン、ヘマトクリット値及び赤血球数減少、30 mg/kg/day (区分2の範囲) で肝小葉間胆管上皮脂肪滴増加等がみられた (食品安全委員会 農薬評価書 (2008))。 |
10 | 誤えん有害性 | ※ |
- |
- | - |
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 |
絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし |
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