項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 32388-55-9 |
名称 | 1-[(3R,3aR,7R,8aS)-3,6,8,8-テトラメチル-2,3,4,7,8,8a-ヘキサヒドロ-1H-3a,7-メタノアズレン-5-イル]エタノン |
物質ID | R02-A-009-METI, MOE |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省/環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点が>100℃(密閉式)(GESTIS(Accessed June 2020))である。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関連する原子団 (エチレン基)を含むが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点は243℃ (ECHA (Accessed June 2020))であり常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない(国連GHSの区分5)とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:4,500 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed June 2020)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギのLD50:> 5,000 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed June 2020)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)In vitro 皮膚刺激性試験(OECD TG 439)において、細胞生存率R=76.2%との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405相当、7日観察)において、眼刺激性はみられなかった(角膜混濁スコア:0/0/0/0/0/0、虹彩炎スコア:0/0/0/0/0/0、結膜発赤スコア:0/0/0/0/0/0、結膜浮腫スコア:0/0)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1B |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1)マウス(n=4/群)を用いた局所リンパ節試験(LLNA)(OECD TG 429)において、刺激指数(SI値)は1.67(2.5%)、1.69(5%)、2.39(10%)、4.72(25%)、25.09(50%)、EC3値は13.93%と算出され、潜在的な皮膚感作性物質であるとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3)のデータに基づき、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)細菌を用いた復帰突然変異試験(OECD TG471, GLP)において陰性の報告がある(REACH登録情報(Accessed June 2020)。 (2)ほ乳類培養細胞(CHO-K1)を用いた染色体異常試験(OECD TG473, GLP)において陰性の報告がある(REACH登録情報(Accessed June 2020)。 (3) In vitroでは、ほ乳類培養細胞を用いる遺伝子突然変異試験(MLA, OECD TG476, GLP)において陰性の報告がある(REACH登録情報(Accessed June 2020)。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。なお、(1)では発生毒性はみられなかったが、繁殖能への影響に関するデータがない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠7~17日)において、100 mg/kg/dayで発生毒性はみられなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、経口及び経皮経路では区分に該当しないと考えられるが、吸入経路での毒性情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験において、2,002~12,883 mg/kg(2.0~12.65 mL/kg)で被刺激性亢進及び自発活動性の低下が48時間後まで見られたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 (2)ウサギを用いた単回経皮ばく露試験において、5,000 mg/kg(区分に該当しない範囲)で一過性の中程度の紅斑と試験終了まで持続する乾燥及び落屑が見られたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、経口及び経皮経路では区分に該当しないと考えられるが、吸入経路での毒性情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による90日間反復経口投与毒性試験(OECD TG 408, GLP)において、80 mg/kg/day(区分2の範囲)で肝臓(肝細胞の脂肪化の僅かな増加)及び腎臓(雄のみ:硝子滴及び腎上皮基底膜における好酸性小体)がみられたが、前者は異物に対する適応性変化、後者は免疫組織学的染色検査により雄ラット特異的なα-2uグロブリン腎症に伴う変化でヒトには外挿できない所見と判断された。250 mg/kg/day(区分該当しない範囲)で肝臓(単細胞壊死を伴う肝細胞脂肪化、肝細胞の好酸性巣の明瞭化、胆管増生の頻度及び程度の増加)に明瞭な影響が認められ、その他、甲状腺や腎臓(好塩基性尿細管、雌)にも組織変化がみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed July 2020))。 (2)ラットを用いた90日間経皮適用試験(OECD TG411, GLP)(6~7時間/日)において、50 mg/kg/day及び150 mg/kg/day(区分2の範囲)で局所影響(皮膚刺激性影響がみられたのみで、全身影響は認められなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed July 2020))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 0.86 mg/L(REACH登録情報, 2021)であることから、区分1とした。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる28日間の分解度:0%(METI既存点検結果, 2009))、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC = 0.087 mg/L(REACH登録情報, 2021)から、区分1となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(難分解性、BODによる分解度:0%(METI既存点検結果, 2009))、魚類(ファットヘッドミノー)の96時間LC50 = 2.3 mg/L(REACH登録情報, 2021)から、区分2となる。 以上の結果を比較し、区分1とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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