項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 32055-14-4 |
名称 | アニリン・ホルムアルデヒド・ホスゲン重合物 |
物質ID | R02-A-012-METI, MOE |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省/環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 【参考データ等】 (1)本物質(oligomeric MDI(Methylene diphenyl diisocyanate))は、主成分として4,4'-MDI(CAS番号 101-68-8)を25~85%、higher oligomeres (PMDI(polymeric MDI)に近い構造体)を5~60%、その他 2,2’-MDI、2,4'-MDI等を含有する混合物である(欧州イソシアネート・ポリオール製造協会資料 (Accessed Oct. 2020))。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、本物質は4,4'-MDI 25%以上、PMDI 10%以上を含む混合物として分類を行った。(2)、(3)より、JIS Z7252:2019の加算式による分類を適用し、本物質の構成成分である4,4'-MDI及びPMDIの急性毒性推定値(ATE)は> 10,000 mg/kgとして、またATE未知の成分の毒性が、既知の部分と同じと見なすと区分に該当しないとなるが、混合物の65%は、毒性が未知の成分からなるため毒性既知成分が少なくないことから分類できない。 【根拠データ】 (1)本物質(oligomeric MDI(Methylene diphenyl diisocyanate))は、主成分として4,4'-MDI(CAS番号 101-68-8)を25~85%、higher oligomeres (PMDI(polymeric MDI)に近い構造体)を5~60%、その他 2,2’-MDI、2,4'-MDI等を含有する混合物である(欧州イソシアネート・ポリオール製造協会資料 (Accessed Oct. 2020))。 (2)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI のラットのLD50:31,600 mg/kg (CICAD 27 (2000))(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (3)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIのラット(雄)のLD50:> 10,000 mg/kg (2020年度GHS分類) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の加算式による分類を適用し、本物質の構成成分であるPMDIの急性毒性推定値(ATE)は> 9,400 mg/kgとして、またATE未知の成分の毒性が、既知の部分と同じと見なすと区分に該当しないとなるが、混合物の65%は、毒性が未知の成分からなるため毒性既知成分が少なくないことから分類できない。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「分類できない」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIのウサギのLD50:> 9,400 mg/kg (2020年度GHS分類) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の加算式による分類を適用し、本物質の構成成分である4,4'-MDI及びPMDIの急性毒性推定値(ATE)は0.05 mg/Lとして、またATE未知の成分の毒性が、既知の部分と同じと見なし、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「区分2」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「区分2」である(2020年度GHS分類) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の加成方式を適用し、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDIの本項は、区分2と判定している(2015年度GHS分類)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項は、分類できないと判定している(2020年度GHS分類)。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2 |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の加成方式を適用し、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDIの本項は、区分2Bと判定している(2015年度GHS分類)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項は、区分2と判定している(2020年度GHS分類)。 |
4 | 呼吸器感作性 | 区分1 |
危険 |
H334 | P304+P340 P342+P311 P261 P284 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の濃度限界を適用し、区分1とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDIの本項は、区分1と判定している(2015年度GHS分類)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項は、区分1と判定している(2020年度GHS分類)。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の濃度限界を適用し、区分1とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDIの本項は、区分1と判定している(2015年度GHS分類)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項は、区分1と判定している(2020年度GHS分類)。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「分類できない」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「分類できない」である(2020年度GHS分類)。 |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の濃度限界を適用し、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「分類できない」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「区分2」である(2020年度GHS分類)。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「分類できない」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「分類できない」である(2020年度GHS分類)。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(呼吸器) |
危険 |
H370 | P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の濃度限界を適用し、区分1(呼吸器)とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「区分1(呼吸器)」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「区分1(呼吸器)」である(2020年度GHS分類)。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(呼吸器) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、JIS Z7252:2019の濃度限界を適用し、区分1(呼吸器)とした。 【根拠データ】 (1)本物質に25%以上含まれる成分の4,4'-MDI の本項GHS分類は「区分1(呼吸器)」である(2015年(平成27年)度GHS分類結果)。 (2)本物質に10%以上含まれる成分のhigher oligomeresに近い構造体であるPMDIの本項GHS分類は「区分1(呼吸器)」である(2020年度GHS分類)。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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