項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 10461-98-0 |
名称 | シクロヘキシリデン(フェニル)アセトニトリル |
物質ID | R02-A-020-METI |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点が152.3℃(969.0 hPa、密閉式)(ECHA(Accessed July 2020))である。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関連する原子団 (エチレン基) を含むが、データがなく分類できない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点は385℃ (ECHA (Accessed Aug. 2020))であり常温で発火しないと考えられる。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分4とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:619 mg/kg(OECD TG 401、GLP)(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 2,000 mg/kg(OECD TG 402、GLP)(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分4の範囲である4.792 mg/Lで死亡例はみられていないが、区分4の上限付近の用量での影響が不明であることから、分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間):> 4.792 mg/L(OECD TG 403、GLP)(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、72時間観察)において、皮膚刺激性はみられなかった(紅斑・痂皮スコア:0/0/0、浮腫スコア:0/0/0)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP、72時間観察)において、適用1時間後に2例で軽微な結膜発赤がみられたが、1日以内に完全に回復した(角膜混濁スコア:0/0/0、虹彩炎スコア:0/0/0、結膜発赤スコア:0/1/0、結膜浮腫スコア:0/0/0)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)47名に対するパッチテスト(閉塞、24時間適用)において、皮膚感作性はみられなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 (2)モルモット(n=10)を用いたMaximisation試験(OECD TG 406、GLP、皮内投与:5%溶液)において、24、48時間後の陽性率はともに0%であったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1)マウス末梢血赤血球を用いたin vivo小核試験(強制経口投与)で陰性の結果が得られている(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 (2)細菌復帰突然変異試験(OECD TG471)で陰性の結果が得られている(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 (3)ほ乳類のin vitro遺伝子突然変異試験(OECD TG476)で陰性(マウスリンパ腫細胞)の結果が得られている(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 (4)染色体異常試験(OECD TG473)で陰性の結果が得られている(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 デー不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、鎮静がみられることから区分3(麻酔作用)とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験(OECD TG 401、GLP)において、500 mg/kg以上(区分2の範囲)で鎮静、呼吸困難、被毛粗剛、円背姿勢、腹臥、削痩がみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 【参考データ等】 (2)ラットを用いた単回経皮投与試験(OECD TG 402、GLP)において、2,000 mg/kg(区分2の範囲)で影響がみられなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(全身毒性) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)より、死因及び標的臓器を特定できないことから、ガイダンスに従い区分2(全身毒性)とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口による28日間経口投与試験(OECD TG407、GLP)において、200 mg/kg/day(90日換算:62.2 mg/kg/day、区分2の範囲)で雌雄各1匹の死亡したが、死因は特定されなかった。また同200 mg/kg/dayで、肝臓相対重量の軽度増加、AST・ALT活性増加(ALT:雌で47%増加、AST:雄で48%、雌で12%増加)及びTG減少(27~30%減少)が認められたが、病理組織学的検査では異常を認めなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2020))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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