項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 135186-78-6 |
名称 | (RS)-7-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルチオ)-3-メチル-2-ベンゾフラン-1(3H)-オン(別名:ピリフタリド) |
物質ID | R02-A-047-METI |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 5,000 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2008)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 2,000 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2008)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間):> 5.54 mg/L(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(GLP、4時間適用、7日観察)において、パッチ除去1時間後から軽度の紅斑及び浮腫がみられたが、7日後には回復した(紅斑スコアの平均:1.0、浮腫スコアの平均:0.39)との報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(GLP、72時間観察)において、1時間以降に結膜への刺激がみられたが、48時間以内に回復した(全例の角膜混濁スコアの平均:0、虹彩炎スコアの平均:0、結膜発赤スコアの平均:0.39、結膜浮腫スコアの平均:0)との報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)モルモット(n=20)を用いたMaximisation試験(GLP、皮内投与:濃度不明)において、惹起24、48時間後の陽性率はともに0%(0/20例)であったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(6)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)マウスの骨髄細胞及びラットの肝細胞を用いた小核試験(GLP、単回経口投与)で、陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (2)In vivo/in vitro試験として実施された不定期DNA合成(UDS)試験(GLP)で、陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (3)細菌の復帰突然変異試験(GLP)で、陰性の結果であった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (4)マウスリンパ腫由来培養細胞を用いた遺伝子突然変異試験(GLP)で、陰性の結果であった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (5)チャイニーズハムスター卵巣由来細胞及びヒトリンパ球を用いた染色体異常試験(GLP)で、陰性の結果であった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (6)ラット肝細胞を用いた不定期DNA合成試験(GLP)で、陰性の結果であった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 国内外の分類機関による既存分類はないが、(1)、(2)より区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットの2年間慢性毒性/発がん性併合試験(GLP、混餌投与)では、雄で3,000 ppm、雌で7,500 ppmまでの用量で検体投与に関連した腫瘍の発生及び増加は認められなかった。発がん性は認められなかった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (2)マウスの18カ月間発がん性試験(GLP、混餌投与)では、2,500 ppm(雄/雌:337/325 mg/kg/day)以上の投与群の雌で肝細胞腺腫の発生頻度が対照群と比較して増加したが、統計学的有意差はなく、発生時期に早期化も認められなかったことから、検体投与による影響とは考えられなかった。発がん性は認められなかった(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験(GLP)において、5,000 ppmで親動物に肝及び腎絶対・比重量増加、肝細胞肥大(小葉中心性)、甲状腺濾胞上皮細胞肥大(P及びF1雌雄)、体重増加抑制(P雌雄)、甲状腺比重量増加(P雄)、腎尿細管好塩基性化(雄は尿細管円柱を伴う)(F1雌雄)、児動物に肝絶対・比重量増加、肝細胞肥大(小葉中心性)(F1及びF2雌雄)がみられたが、繁殖能に対する影響は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (2)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(GLP、妊娠6~15日)において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 (3)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験(GLP、妊娠7~19日)において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008)、農薬抄録 (2007))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、経口、経皮及び吸入経路で区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験において、5,000 mg/kg(区分該当しない範囲)で死亡例及び症状がみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (2)マウスを用いた単回経口投与試験において、5,000 mg/kg(区分該当しない範囲)で死亡例及び症状がみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (3)ラットを用いた単回経皮投与試験において、2,000 mg/kg(区分2の範囲)で死亡例及び症状がみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (4)ラットを用いた単回吸入:粉塵、ミストばく露試験(4時間)において、5.54 mg/L(区分該当しない範囲)で死亡例はなく、呼吸速度の軽度な減少、眼周囲の汚れ、眼瞼痙攣がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
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- | - | 【分類根拠】 (5)より、ラットでは区分1の用量から末梢神経に病理組織学的変化が認められたが、(6)のマウスの長期投与試験では超大量投与でも同様の変化は認められなかった。また、(1)~(4)より、ラット及びイヌの試験においても、神経毒性に関連する所見はみられていないことから、神経系を標的臓器とする根拠は不十分である。この他、区分2までの用量範囲で標的臓器毒性は認められないことから、経口経路では区分に該当しないと考えられるが、他経路での毒性情報がなく、分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による90日間経口投与試験(GLP)において、3,000 ppm以上(242 mg/kg/day(雄)、265 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で肝臓、腎臓、血液系等への影響がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (2)ラットを用いた混餌投与による90日間亜急性神経毒性試験(GLP)において、最高用量の15,000 ppm(1,140 mg/kg/day(雄)、1,230 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)までの用量で神経毒性はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (3)イヌを用いた混餌投与による90日間経口投与試験(GLP)において、1,000 ppm(37.1 mg/kg/day(雄)、44.6 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で雄に肝絶対・比重量増加が、30,000 ppm(1,130 mg/kg/day(雄)、1,290 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で雌にも肝重量増加がみられたが、病理組織変化はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (4)イヌを用いた混餌投与による1年間慢性毒性試験(GLP)において、6,000 ppm以上(176 mg/kg/day(雄)、193 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で血液、肝臓、甲状腺への影響がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (5)ラットを用いた混餌投与による2年間慢性毒性/発がん性併合試験(GLP)において、100 ppm(4.31 mg/kg/day(雄)、5.37 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で雌に坐骨神経の脱髄が、1,000 ppm(43.9 mg/kg/day(雄)、54.3 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で雄に坐骨神経の脱髄及び軽微な肝臓影響(比重量増加・GGT増加)が、3,000 ppm(129 mg/kg/day(雄)、163 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で腰椎脊髄神経根の脱髄、骨格筋変性、肝臓、血液系への影響等がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 (6)マウスを用いた混餌投与による18ヵ月間発がん性試験(GLP)において、2,500 ppm以上(337 mg/kg/day(雄)、325 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で肝臓、腎臓、血液(雌のみ)への影響がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2008))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
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- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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