項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 122548-33-8 |
名称 | イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-スルホンアミド, 2-クロロ-N-[[(4,6-ジメトキシ-2-ピリミジニル)アミノ]カルボニル]-(別名:イマゾスルフロン) |
物質ID | R02-A-069-METI |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | フッ素を含まず、塩素及び酸素を含む有機化合物であり、この酸素が炭素及び水素以外の元素 (S) と結合しているが、データがなく、分類できない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 5,000 mg/kg(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2巻第3号 (2005)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 2,000 mg/kg(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2巻第3号 (2005)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)からは区分を特定できず、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間): > 2.4 mg/L(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2号第3巻 (2005)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(4時間適用、72時間観察)において、全例で紅斑・浮腫などの異常はみられなかったとの報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌」第2号第3巻 (2005))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=9)を用いた眼刺激性試験において、洗眼群3例および非洗眼群6例ともに点眼1時間後に軽度の結膜発赤および浮腫がみられたが、48時間後までにすべて消失したとの報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌」第2号第3巻 (2005))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)モルモット(n=15)を用いたBuehler試験(局所投与:25%剤)において、検体除去24、48時間後に1例で軽度の紅斑がみられたが、検体の刺激性によるものと考えられ、感作率は0%であったとの報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌」第2号第3巻 (2005))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
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- | - | 【分類根拠】 (1)~(6)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)マウスの骨髄細胞を用いた小核試験(強制経口投与)において、陰性の報告がある(HSDB (Accessed Oct. 2020))。 (2)細菌復帰突然変異試験において、陰性との報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌第2号第3巻 (2005)」)。 (3)チャイニーズハムスター線維芽細胞(CHL)を用いた染色体異常試験において、陰性との報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌第2号第3巻 (2005)」)。 (4)マウスリンパ腫細胞を用いた遺伝子突然変異試験において、陰性の報告がある(HSDB (Accessed Oct. 2020))。 (5)CHLを用いた染色体異常試験において、陽性(+S9)と陰性(-S9)の報告がある(HSDB (Accessed Oct. 2020))。 (6)入手可能な遺伝毒性試験結果からは、本物質は遺伝毒性物質でないと考えられる(EFSA (2017))。 |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
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- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)国内外の既存分類結果としては、EPAでNL(Not Likely to be Carcinogenic to Humans)に分類されている(EPA Annual Cancer Report (2018): 2009年分類)。 (2)ラット(24ヵ月間)及びマウス(18ヵ月間)を用いた混餌投与による発がん性試験では、試験最高用量(雄/雌:1,123/1,554 mg/kg/day(ラット)、7,848/10,303 mg/kg/day(マウス)) まで発がん性の証拠は認められなかった(US Federal Register vol. 75, No. 24 (2010)、EFSA (2017)、農薬工業会:「日本農薬学会誌第2号第3巻 (2005)」、HSDB (Accessed Oct. 2020))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(2)より、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験において、10,000 ppmでF0及びF1親動物に体重増加抑制、摂餌量減少等、児動物に生存率の低下、成長抑制と体の小型化がみられたとの報告がある(農薬工業会:「日本農薬学会誌第2号第3巻 (2005)」、HSDB (Accessed Oct. 2020)、US Federal Register (2010))。 (2)ラット及びウサギを用いた発生毒性試験に関して、EFSAの評価では異なる見解が示されている。ラットでは限度量を超える用量(1,500 mg/kg/day)まで発生影響は認められなかった。一方、ウサギの試験では試験最高用量まで母動物毒性は認められなかったが、最高用量群の胎児には頭蓋骨癒合及び舌骨弓の湾曲の発生頻度の増加がみられると判断された(母動物毒性及び発生毒性のNOAELは各々125 mg/kg/day及び50 mg/kg/dayと結論)。専門家会合では、ウサギの骨格異常の頻度増加にもとづき本物質の発生影響の分類をCategory 2にすることで合意された(EFSA (2017))。 【参考データ等】 (3)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(農薬工業会 (2005)、HSDB (Accessed Oct. 2020))。 (4)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(農薬工業会 (2005)、HSDB (Accessed Oct. 2020)、US Federal Register (2010))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)のラット急性神経毒性試験では区分2の用量範囲で症状がみられたが、(2)(3)の評価では神経系影響は否定的である。よって、(1)からは標的臓器を特定できず、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた急性神経毒性試験において、500 mg/kg以上(区分2の範囲)の雄及び1,000 mg/kg以上(区分2の範囲)の雌で接触に対する反応亢進が、2,000 mg/kg(区分2の範囲)では自発運動減少、歩行異常、円背姿勢などがみられたが、翌日にはこれらの症状は消失したとの報告がある(HSDB (Accessed Oct. 2020))。 (2)(1)の試験における症状は、一般毒性に起因する可能性もあり、2日目までに消失している。他の反復投与毒性試験でも神経毒性影響はみられなかったとの報告がある(US Federal Register vol. 75, No. 24 (2010))。 (3)ラットの急性及び短期神経毒性試験において、神経毒性作用を示さなかったとの報告がある(EFSA (2017))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
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- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、眼、肝臓、甲状腺が本物質の標的臓器と考えられるが、いずれも区分に該当しない範囲での影響である。よって、経口経路では区分に該当しない。ただし、他経路での分類に十分な情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラット及びマウスの90日間混餌投与による亜急性毒性試験、並びにイヌの90日間及び1年間カプセル経口投与による亜急性及び慢性毒性試験において、NOAEL設定のための決定的な影響は肝臓の肝細胞肥大(ラット、マウス)並びに甲状腺の重量増加及び組織変化(イヌ)であった。最も感受性高い動物種はイヌであり、これらの結果から、短期間経口投与毒性のNOAELはイヌの1年間投与試験における75 mg/kg/dayと決定された(EFSA (2017))。 (2)イヌを用いた強制経口による1年間慢性毒性試験において、150 mg/kg/day(区分該当しない範囲)で軽度から中程度の甲状腺肥大がみられたがみられたとの報告がある(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2巻第3号 (2005))。 (3)ラットを用いた混餌投与による2年間慢性毒性/発がん性併合試験において、20,000 ppmで眼の網膜萎縮及び白内障がみられ、NOAELは、2,000 ppm(106.10(雄)、132.46 mg/kg/day(雌))と決定されたとの報告がある(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2巻第3号 (2005))。 (4)マウスを用いた混餌投与による18ヵ月間発がん性試験において、450 ppm以上で代謝亢進による小葉中心性肝細胞肥大、4,500 ppm以上で雄に体重増加抑制、45,000 ppmで雄に肝臓重量増加、雌に体重増加抑制がみられ、NOAELは、雄で450 ppm(72.7mg/kg/day)、雌で4500ppm(870.0mg/kg/day)と決定されたとの報告がある(農薬工業会「日本農薬学会誌」第2巻第3号 (2005))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
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- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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