項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 87674-68-8 |
名称 | (RS)-2-クロロ-N-(2,4-ジメチル-3-チエニル)-N-(2-メトキシ-1-メチルエチル)アセトアミド(別名:ジメテナミド) |
物質ID | R02-A-074-METI |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素を含まず、塩素及び酸素を含む有機化合物であるが、この塩素及び酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1)~(10)より、本物質は液体のため、媒体なしの知見を採用し、区分4とした。 【根拠データ】 (1)ラット(雄)のLD50:371 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005)) (2)ラット(雌)のLD50:427 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005)) (3)ラット(雄)のLD50:451 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (4)ラット(雌)のLD50:501 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (5)ラット(雌)のLD50:500 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (6)ラット(雄)のLD50:2,360 mg/kg(媒体:PEG200)(食安委 農薬評価書 (2017)) (7)ラット(雌)のLD50:2,100 mg/kg(媒体:PEG200)(食安委 農薬評価書 (2017)) (8)ラット(雄)のLD50:2,140 mg/kg(媒体:コーン油)(食安委 農薬評価書 (2017)) (9)ラット(雌)のLD50:1,300 mg/kg(媒体:コーン油)(食安委 農薬評価書 (2017)) (10)ラットのLD50:1,250 mg/kg(媒体:コーン油)(食安委 農薬評価書 (2017)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)の4件の試験結果より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 2,380 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (2)ラット(雌)のLD50:> 2,000 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (3)ウサギのLD50:> 2,000 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) (4)ウサギのLD50:> 2,000 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2017)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間、ミスト):> 6.6 mg/L(GLP)(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)) (2)ラットのLC50(4時間、ミスト):> 4.99 mg/L(GLP)(食安委 農薬評価書 (2017)、EFSA (2005)、JMPR (2005)、農薬抄録 (2015)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)本物質の製造に関わった異なる3集団の健康状況調査において、職業ばく露による皮膚障害の報告はなかったとの報告がある(JMPR (2005))。 (2)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(GLP、4時間適用、72時間観察)において、パッチ除去1時間後では紅斑及び浮腫がみられたが、24時間以内に完全に回復した(紅斑・痂皮スコア:0/0/0/0/0/0、浮腫スコア:0/0/0/0/0/0)との報告がある(JMPR (2005)、農薬抄録 (2015))。 (3)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(GLP、4時間適用、72時間観察)において、みられた刺激性反応はすべて72時間以内に完全に回復し、一次刺激性指数(PII)は0.4であった(紅斑・痂皮スコア:0/0.3/0.7/0/0/0.7、浮腫スコア:0/0/0/0/0/0)との報告がある(農薬抄録 (2015))。 (4)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(GLP、4時間適用、7日観察)において、みられた刺激性反応はすべて7日以内に完全に回復し、一次刺激性指数(PII)は0.5であった(紅斑・痂皮スコア:0/1/0/1/1/0、浮腫スコア:0/0/0/0.7/0/0)との報告がある(農薬抄録 (2015))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(GLP、72時間観察)において、全例で結膜の刺激性反応がみられたが、72時間以内に完全に回復した(角膜混濁スコア:0/0/0/0/0/0、虹彩炎スコア:0/0/0/0/0/0、結膜発赤スコア:1.3/1/0.3/0.7/0.7/0.3、結膜浮腫スコア:0.3/0.7/0/0.7/0.3/0)との報告がある(農薬抄録 (2015))。 (2)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(GLP、7日観察)において、全例で1時間後に結膜発赤がみられたが、影響は7日以内に完全に回復した(角膜混濁スコア:0/0/0/0/0/0、虹彩炎スコア:0/0/0/0/0/0、結膜発赤スコア:0.7/1/0.7/0.3/0.3/0.3、結膜浮腫スコア:0/0/0/0/0/0)との報告がある(農薬抄録 (2015))。 (3)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(GLP、7日観察)において、全例で結膜発赤がみられたが、影響は7日以内に完全に回復した(角膜混濁スコア:0/0/0/0/0/0、虹彩炎スコア:0/0/0/0/0/0、結膜発赤スコア:0.7/0.3/0.3/0.7/0.3/0.3、結膜浮腫スコア:0/0/0/0/0/0)との報告がある(農薬抄録 (2015))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1B |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1)モルモット(n=19)を用いたMaximisation試験(GLP、皮内投与:5%溶液)において、適用除去24、48時間後の陽性率は100%(19/19例)、79%(15/19例)であったとの報告がある(ECHA RAC Opinion (2013)、CLH Report (2012)、食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 (2)モルモット(n=19)を用いたMaximisation試験(皮内投与:5%溶液)において、パッチ除去24、48時間後の陽性率は47%(9/19例)、79%(15/19例)であったとの報告がある(JMPR (2005))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(6)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた優性致死試験(GLP、単回強制経口投与)において陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 (2)マウスの骨髄細胞を用いた2つの小核試験(GLP、単回及び2日間強制経口投与)において陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、CLH Report (2012))。 (3)ラットの肝細胞を用いたUDS試験(GLP、単回強制経口投与)において、陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、CLH Report (2012))。 (4)細菌復帰突然変異試験(GLP)において陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、CLH Report (2012))。 (5)ほ乳類培養細胞を用いた遺伝子突然変異試験(GLP)において陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、CLH Report (2012))。 (6)ほ乳類培養細胞(CHO)を用いた染色体異常試験(GLP)において陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、CLH Report (2012))。 |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | (1)の既存分類結果からは区分2相当となるが、より新しい評価である(2)~(4)の結論を考慮し、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)国内外の発がん性既存分類では、EPAでグループC(Possible Human Carcinogen)に分類されている(EPA Annual Cancer Report (2018):2014年分類)。 (2)ラットを用いた2年間慢性毒性/発がん性併合試験(GLP、混餌投与)において、腫瘍性病変として雄では肝細胞腺腫発生率及び肝細胞腺腫と肝細胞がんの合計発生率の増加、雌では卵巣管状腺腫の発生率の増加傾向がみられた。しかし肝臓腫瘍についてはFischer検定で有意差がみられないこと、卵巣管状腺腫は病理組織学的な再評価の結果では傾向検定で有意差が認められなかったことから、これらの腫瘍性病変は検体投与の影響ではないと考えられ、発がん性は認められないと結論された(食安委 農薬評価書 (2017)、JMPR (2005))。 (3)マウスを用いた94週間発がん性試験(GLP、混餌投与)では、検体投与に関連した腫瘍性病変の増加はなく、発がん性は認められなかった(食安委 農薬評価書 (2017)、JMPR (2005))。 (4)CLH Reportでは、ラットの肝臓腫瘍は統計的有意差がないことや背景データ(自然発生率)との比較考察に加え、肝細胞腺腫の増加については高用量群の方が対照群より生存率が高く、剖検時により加齢の進んだ動物が多く含まれていた可能性を指摘している。結論として、ラット、マウスともに発がん性の証拠は確定的でないとして、分類・表示の必要はないと記述された(CLH Report (2012))。 【参考データ等】 (5)EPAは実験動物における本物質の主標的臓器は肝臓であり、ラットの肝臓腫瘍の増加は本物質の発がん性の弱い証拠であるとして、グループCに分類した。ラットの発がん性には閾値ありとして算出した発がん定量評価の結果では、慢性RfD値で発がん影響は防御できると結論している(US Federal Register vol. 80, No. 34 (2015))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験(GLP)において、2,000 ppmで親動物に一般毒性影響(肝絶対及び比重量増加、体重増加抑制、摂餌量減少)、F1及びF2児動物に体重増加抑制がみられたが、繁殖能に対する影響は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、JMPR (2005)、CLH Report (2012))。 (2)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(GLP、妊娠6~15日)において、親動物に一般毒性影響(流涎、腹部被毛汚れ、体重増加抑制、肝絶対及び比重量増加)がみられる用量で、児動物に僅かな早期吸収胚増加がみられた。なお、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、JMPR (2005)、CLH Report (2012))。 (3)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験(GLP、妊娠6~18日)において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015)、JMPR (2005)、CLH Report (2012))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、標的臓器は神経系と考えられ、区分2の用量範囲で影響がみられることから、区分2(神経系)とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験(GLP)において、300 mg/kg以上(区分1の範囲)で鼻からの分泌物(雄)、糞の着染(雄)、軟便及び活動低下(雄)、湿潤ラ音及び腹部痙攣(雌)がみられ、600 mg/kg(区分2の範囲)で呼吸低下、不規則歩行(雌)、振戦(雌)、不規則呼吸(雌)、尿着染及び虚脱(雌)がみられ、死亡例は雄は300 mg/kg、雌は600 mg/kgでみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005))。 (2)ラット(雌)を用いた単回経口投与試験において、470 mg/kg以上(区分2の範囲)で行動不活発、無関心、立毛、流涎及び呼吸緩徐がみられ、770 mg/kg(区分2の範囲)で振戦、流涙及び下痢がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 【参考データ等】 (3)別のラットを用いた単回経口投与試験(GLP)において、310 mg/kg以上(区分2の範囲)で口からの分泌物、粗毛、自発運動低下及び摂餌量減少がみられ、620 mg/kg(区分2の範囲)で呼吸低下、鼻/眼からの分泌物、不規則呼吸、尿の着染、腹部締付け及び閉眼がみられ、死亡例は雄は310 mg/kg、雌は620 mg/kgでみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 (4)ラットを用いた単回吸入(ミスト)ばく露試験において、6.6 mg/L(区分に該当しない範囲)で呼吸困難、被毛の乱れがみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(肝臓) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)~(4)より、標的臓器は肝臓と考えられ、区分2の用量範囲で影響がみられることから、区分2(肝臓)とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による90日間反復経口投与試験(GLP)において、1,500 ppm(98.0 mg/kg/day(雄)、119 mg/kg/day(雌)、区分2~区分に該当しない範囲)で肝臓影響(肝補正重量増加・小葉中心性肝細胞肥大(雌))がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005)、農薬抄録 (2015))。 (2)イヌを用いた混餌投与による90日間反復経口投与試験(GLP)において、750 ppm以上(33.6 mg/kg/day(雄)、39.7 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝比重量増加・小葉周辺性肝細胞空胞化、肝類洞拡張(雌)がみられ、2,000 ppm(89.6 mg/kg/day(雄)、87.4 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝絶対重量増加、肝類洞拡張(雄)、T.Chol 増加・ALP 増加(雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005)、農薬抄録 (2015))。 (3)イヌを用いた混餌投与による1年間慢性毒性(GLP)において、1,250 ppm(48.7 mg/kg/day(雄)、49.3 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝臓影響(肝補正重量増加、小葉中間帯肝細胞肥大、小葉周辺性空胞化、ALP増加)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、農薬抄録 (2015))。 (4)ラットを用いた混餌投与による2年間慢性毒性/がん原性併合試験(GLP)において、700 ppm以上(36.0 mg/kg/day(雄)、49.0 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で胆管過形成(雌)がみられ、1,500 ppm(80.0 mg/kg/day(雄)、109 mg/kg/day(雌)、区分2~区分に該当しない範囲)でGGT 増加・好酸性変異肝細胞巣(雄)、T.Chol 増加・肝補正重量増加(雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2017)、CLH Report (2012)、JMPR (2005)、農薬抄録 (2015))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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