項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 68515-50-4 |
名称 | ジヘキシル(分枝、直鎖)=フタラート (別名: フタル酸ジヘキシル(直鎖及び分枝)) |
物質ID | R02-A-012-MHLW |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 厚生労働省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、区分に該当しない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点192℃ (測定法不明) (RAC Background Document (2013)) に基づき区分に該当しないとした。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点が> 500℃ (RAC Background Document (2013)) との情報より、常温で発火しないと考えられるため、区分に該当しない。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、区分に該当しない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) 本物質はウサギを用いた皮膚刺激性試験で刺激性を示さなかった (Patty (6th, 2012))。 (2) 本物質はヒトボランティアによる試験 (Repeat insult patch test) で皮膚刺激性及び感作性を示さなかった (Patty (6th, 2012))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) 本物質はウサギを用いた眼刺激性試験で軽度の結膜刺激性を示したが、適用24時間後のスコアは 0 であり、浮腫や虹彩への影響も示さなかった (Patty (6th, 2012))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) の記載はあるが、データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1) 本物質はヒトボランティアによる試験 (Repeat insult patch test) で皮膚刺激性及び感作性を示さなかった (Patty (6th, 2012))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1) in vivoでは、マウス小核試験で陰性の報告がある (Patty (6th, 2012))。 (2) in vitroデータなし。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データがなく分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 区分1B |
危険 |
H360 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2) より、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1) 本物質 (DHP) について入手可能な哺乳動物の生殖能または発生毒性試験はないが、構造的に類似した6種類のフタル酸エステル (Diisobutyl phthalate (DIBP) CAS番号 84-69-5、Di-n-butyl phthalate (DBP) CAS番号 84-74-2、Diisopentyl phthalate (DIPP) CAS番号 605-50-5、Di-n-pentyl phthalate (DPP) CAS番号 131-18-0、Di-n-hexyl phthalate (DnHP) CAS番号 84-75-3、Diethylhexyl phthalate (DEHP) CAS番号 117-81-7) のデータを元にRead-across法を用いてRepr. 1Bと提案されている (CLH Report (2012))。 (2) 本邦の政府によるGHS分類において、DIBP、DBP、DPP、DEHP、DnHPは生殖毒性区分1Bに分類されている (各々平成30年度、平成25年度、平成20年度、平成26年度分類、本年度 (令和2年度))。さらに、DEHPは追加区分 (授乳に対する又は授乳を介した影響) が付加されている (平成26年分類)。なお、DIPPは本邦の政府によるGHS分類は現在まで実施されていない。 【参考データ等】 (3) EU CLP分類ではRepr. 1Bに分類されている (EU CLP分類 (Access on October 2020))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2) の情報があるが、分類を行うための十分な情報ではない。従って、データ不足のため分類できないとした。 【参考データ等】 (1) ラットを用いた13週間の混餌投与試験において、0.05%群 (7週に1.0% (776 mg/kg/day)、12週に3.0%群 (2,298 mg/kg/day) に用量増加) で雄性生殖器への影響 (精巣重量減少、精子形成上皮の萎縮) がみられたほか、体重増加抑制、摂餌量減少、呼吸困難、歩行困難、尾の硬直、性腺、脾臓、腎臓、副腎重量の減少、肝臓重量増加、肝臓における好酸性領域、核のサイズの変化等がみられたとの報告がある (CLH Report (2012))。 (2) イヌを用いた13週間の混餌投与試験において、5.0%群 (0.1%で開始し、9~13週は5.0%に用量増加) の雌雄で肝臓重量増加、雄で精巣重量減少、精細管上皮の萎縮、肝細胞肥大がみられたとの報告がある (CLH Report (2012))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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