項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 110956-75-7 |
名称 | ペントキサゾン |
物質ID | R02-A-018-MHLW, MOE |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 厚生労働省/環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、区分に該当しない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 230℃付近で変性 (農薬抄録 (2009)) との情報より、常温で発火しないと考えられるため、区分に該当しない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素、酸素及び塩素を含む有機化合物であるが、このフッ素、酸素及び塩素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、区分に該当しない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: > 5,000 mg/kg (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: > 2,000 mg/kg (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットのLC50 (4時間): > 5.1 mg/L (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) の記載はあるが、製剤のデータのみであり、データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1) 本物質の8.6%水和剤及び1.5%粒剤のウサギを用いた皮膚刺激性試験で、刺激性はみられなかった (農薬抄録 (2009))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) の記載はあるが、製剤のデータのみであり、データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1) 本物質の8.6%水和剤及び1.5%粒剤のウサギを用いた眼刺激性試験で、8.6%水和剤では刺激性はみられなかったが、1.5%粒剤では結膜発赤及び浮腫、角膜混濁等の所見がみられたが、適用4日後までに消失した (農薬抄録 (2009))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分1B |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1) より、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1) 本物質のモルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法、皮内投与 2.5%) で約半数の動物に反応がみられ、感作性陽性 (陽性率65%) と判定された (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009))。 【参考データ等】 (2) 本物質の8.6%水和剤及び1.5%粒剤のモルモットを用いた皮膚感作性試験 (ビューラー法) で感作性はみられなかった (農薬抄録 (2009))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) in vivoでは、マウス腹腔内又は経口投与の骨髄細胞を用いた小核試験で陰性 (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009))。ラット4週間混餌投与の膀胱を用いたコメットアッセイ及び骨髄細胞を用いた小核試験で陰性の報告がある (食安委 農薬評価書 (2009))。 (2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陰性、哺乳類培養細胞を用いた染色体異常試験で陽性の報告がある (食安委 農薬評価書 (2009)、農薬抄録 (2009))。 |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 国内外の分類機関による既存分類はない。利用可能なヒトを対象とした報告はない。(1)~(3) より区分2とした。 【根拠データ】 (1) 雌雄のラットに本物質を2年間混餌投与した慢性毒性/発がん性併合試験では、雌ラットで膀胱の移行上皮乳頭腫の発生率の有意な増加が認められた (食安委 農薬評価書 (2009))。 (2) 雌雄のマウスに本物質を18ヵ月間混餌投与した発がん性試験では、発がん性は認められなかった (食安委 農薬評価書 (2009))。 (3) 膀胱粘膜上皮の増殖性変化の性格及び発生機序を明確にするための試験が実施された。その結果、本物質による膀胱粘膜の変化は、尿性状の変化あるいは尿中代謝物の変異原性によるものではないと考えられている (食安委 農薬評価書 (2009))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた混餌投与による2世代繁殖試験において、親動物毒性 (雄で腎絶対及び比重量増加等、雌で体重増加抑制等) がみられる用量で、児動物の生後21日の低体重がみられたが繁殖能に影響はみられていない (食安委 農薬評価書 (2009))。 (2) 雌ラットの妊娠6~15日に強制経口投与した発生毒性試験において、最高用量の1,000 mg/kg/dayにおいても母動物、胎児に影響はみられていない (食安委 農薬評価書 (2009))。 (3) 雌ウサギの妊娠6~18日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性 (死亡 (2/18例)、流産、早産) がみられる用量においても胎児に影響はみられていない (食安委 農薬評価書 (2009))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質のヒトでの急性ばく露影響に関する報告はない。実験動物では、(1)~(3) より、経口、経皮、吸入のいずれの経路の試験からも標的臓器を特定可能な所見は得られず、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットの単回経口投与試験において、5,000 mg/kg (区分2超) で、症状及び死亡例はみられなかった (食安委 農薬評価書 (2009))。 (2) ラットの単回経皮適用試験において、2,000 mg/kg (区分2上限) で、症状及び死亡例はみられなかった (食安委 農薬評価書 (2009))。 (3) ラットの4時間吸入ばく露試験 (全身ばく露) において、5.1 mg/L (区分2超) で、症状及び死亡例はみられなかった (食安委 農薬評価書 (2009))。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質のヒトでの反復ばく露に関する報告はない。実験動物の経口経路の試験では、(1)~(3) より、区分2までの用量で標的臓器を特定できる毒性所見がないことから、経口経路では区分に該当しないと考えられる。しかし、他経路での毒性情報はないことから、分類できないとした。 【根拠データ】 (1) ラットの90日間混餌投与試験では、2,000 ppm (雄/雌: 117/129 mg/kg/day、いずれも区分2超) 以上の雌で肝比重量増加、胆管増生がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2009))。 (2) マウスの90日間混餌投与試験では、2,000 ppm (雄/雌: 251/271 mg/kg/day、いずれも区分2超) 以上の雌で膀胱粘膜上皮好酸性小体沈着がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2009))。 (3) ラット、マウス及びイヌの90日~2年間混餌投与試験では、いずれも区分2までの範囲で毒性所見がみられたとの報告はない (食安委 農薬評価書 (2009))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 0.51 mg/L(農薬抄録, 2009)であることから、区分1とした。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(BIOWIN)、急性毒性は区分1であることから、区分1とした。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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