政府によるGHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 330-54-1
名称 3-(3,4-ジクロロフェニル)-1,1-ジメチル尿素  (別名:ジウロン)
物質ID R02-B-066-MHLW, MOE
分類実施年度 令和2年度(2020年度)
分類実施者 厚生労働省/環境省
新規/再分類 再分類・見直し
他年度における分類結果 2006年度(平成18年度)  
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関連情報
項目 情報
分類に使用したガイダンス(外部リンク) 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0))
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書
解説・用語集(Excelファイル) 解説・用語集
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でないため、区分に該当しない。
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
7 可燃性固体 区分に該当しない
-
-
- - 不燃性 (HSDB (Access on May 2020)) との情報より、区分に該当しない。
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
10 自然発火性固体 区分に該当しない
-
-
- - 不燃性 (HSDB (Access on May 2020)) との情報より、区分に該当しない。
11 自己発熱性化学品 区分に該当しない
-
-
- - 不燃性 (HSDB (Access on May 2020)) との情報より、区分に該当しない。
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - フッ素を含まず、酸素及び塩素を含む有機化合物であるが、この酸素及び塩素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、区分に該当しない。
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。
17 鈍性化爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(5) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) ラットのLD50: 雄: 3,400 mg/kg (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on May 2020))
(2) ラットのLD50: 雌: 4,150 mg/kg (REACH登録情報 (Access on September 2020))
(3) ラットのLD50: 雄: 4,721 mg/kg、雌: > 5,000 mg/kg (EPA Pesticides RED (2003))
(4) ラットのLD50: 4,780 mg/kg (農薬工業会「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第9号 (1991))
(5) ラットのLD50: 雄: 4,990 mg/kg、雌: 5,060 mg/kg (農薬工業会「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))

【参考データ等】
(6) ラットのLD50: 1,017 mg/kg (HSDB (Access on May 2020))
(7) ラットのLD50: 1,020 mg/kg (GESTIS (Access on May 2020))
1 急性毒性(経皮) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(3) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) ラットのLD50: > 2,000 mg/kg (EPA Pesticides RED (2003)、農薬工業会「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))
(2) ラットのLD50: > 5,000 mg/kg (GESTIS (Access on May 2020))
(3) ラットのLD50: > 7,000 mg/kg (農薬工業会「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第9号 (1991))
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より、区分に該当しないとした。
なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (1.0E-007 mg/L) よりも高いため、粉じんとしてmg/Lを単位とする基準値を適用した。

【根拠データ】
(1) ラットのLC50 (4時間): > 5.05 mg/L (REACH登録情報 (Access on September 2020))
(2) ラットのLC50 (4時間): > 7.1 mg/L (EPA Pesticides RED (2003))
(3) 本物質の蒸気圧: 8.25E-009 mmHg (25℃) (HSDB (Access on May 2020)) (飽和蒸気圧濃度換算値: 1.0E-007 mg/L)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(3) より、区分に該当しないとした。新しいデータ (1)~(3) が得られたことから分類結果を変更した。

【根拠データ】
(1) EPA OPPTS 870.2500に準拠したウサギを用いた皮膚刺激性試験で72時間以内に全ての刺激性反応は消失する (EPA Pesticides RED (2003))。
(2) ヒトボランティアの前腕での刺激性試験で刺激性はみられなかった (GESTIS (Access on May 2020))。
(3) OECD TG 404に準拠したウサギを用いた皮膚刺激性試験で適用24/48/72時間後の平均スコアは全て0であった (REACH登録情報 (Access on September 2020))。

【参考データ等】
(4) 本物質はヒトの皮膚および眼を刺激する可能性がある (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on May 2020))。
(5) ウサギを用いた24時間適用による皮膚刺激性試験で刺激性を示す (GESTIS (Access on May 2020))。
(6) 本物質の50%ペースト (0.05g) をモルモットの皮膚に適用した皮膚刺激性試験で軽度の刺激性を示す (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より、区分に該当しないとした。新しいデータ (1)、(2) が得られたことから分類結果を変更した。

【根拠データ】
(1) EPA OPPTS 870.2400に準拠したウサギを用いた眼刺激性試験で48時間以内に全ての刺激性反応は消失する (EPA Pesticides RED (2003))。
(2) OECD TG 405に準拠したウサギを用いた眼刺激性試験で適用24/48/72時間後の平均スコアは全て0であった (REACH登録情報 (Access on September 2020))。

【参考データ等】
(3) 本物質はヒトの皮膚及び眼を刺激する可能性がある (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on May 2020))。
(4) ウサギを用いた眼刺激性試験で刺激性を示す (GESTIS (Access on May 2020))。
(5) 本物質の湿らせた粉体は眼を刺激する可能性がある (HSDB (Access on May 2020))。
(6) 本物質の80%水和剤はウサギを用いた眼刺激性試験でわずかな刺激性を示す (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
4 皮膚感作性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(4) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質はモルモットの皮膚感作性試験で陰性と報告されている (ACGIH (7th, 2001))。
(2) EPA OPPTS 870.2600に準拠したモルモットの皮膚感作性試験で陰性と報告されている (EPA Pesticides RED (2003))。
(3) モルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) で陰性と報告されている (GESTIS (Access on May 2020)、REACH登録情報 (Access on September 2020))。
(4) 本物質の50%ペースト (0.05g) を9回適用したモルモットの皮膚感作性試験で陰性と報告されている (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) in vivoでは、ラット経口投与の骨髄細胞を用いた染色体異常試験で陰性の報告がある (HSDB (Access on May 2020)、EPA Pesticides RED (2003))。
(2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陰性の報告 (HSDB (Access on May 2020)、農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第9号 (1991))、哺乳類培養細胞を用いた染色体異常試験で陰性 (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第9号 (1991))、遺伝子突然変異試験で陰性の報告がある (HSDB (Access on May 2020))。
6 発がん性 区分2


警告
H351 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
【分類根拠】
マウス及びラットで腫瘍発生はみられなかったとの報告もあるが、(2)、(3) の実験動物の結果及びEPA及びEU CLPの既存分類に基づき区分2とした。新たな情報源を用いて検討し分類結果を変更した。

【根拠データ】
(1) 国内外の分類機関による既存分類では、ACGIHでA4 (ACGIH (7th, 2001))、EPAでK/L (known/likely to be carcinogenic to humans) (EPA Annual Cancer Report 2019 (Access on July 2020):1997年分類)、EU CLP分類でCarc.2 (EU CLP分類 (Access on May 2020)) に分類されている。
(2) ラット及びマウス の発がん性試験の結果、雌雄ラットにおける膀胱がん、雄ラットにおける腎臓腫瘍 (稀少がん)、雌マウスの乳がんの増加に基づき、 EPA は本物質をknown/likely to be carcinogenic to humansに分類した (EPA Pesticides RED (2003))。
(3) 雌雄のラットに本物質を2年間混餌投与した発がん性試験において、雌雄で膀胱の移行上皮がん、雄で膀胱の乳頭腫、腎盂の移行上皮乳頭腫及び移行上皮がんが認められた (REACH登録情報 (Access on August 2020))。

【参考データ等】
(4) 雌雄のマウスに本物質を2年間混餌投与した慢性毒性/発がん性併合試験では、腫瘍性病変の発生頻度増加はみられなかった (REACH登録情報 (Access on August 2020))。
(5) 雌雄のラット及びマウスに本物質を2年間混餌投与した試験では、投与に関連した腫瘍の発生は認められなかった (農薬工業会「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第9号 (1991))。
7 生殖毒性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(4) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) ラットを用いた混餌による3世代生殖毒性試験において、影響はみられていない (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
(2) ラットを用いた強制経口投与による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) において、親動物毒性 (体重減少、貧血、脾臓のヘモジデリン沈着増加、髄外造血増加、肝臓のクッパー細胞のヘモジデリン沈着等) がみられる用量においても、生殖影響はみられていない (経済産業省による安全性試験結果 (2009))。
(3) 雌ラットの妊娠6~14日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性 (摂餌量減少、体重減少等) がみられる用量で、胎児に胎児重量減少、骨化遅延 (椎骨、胸骨) がみられている (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
(4) 雌ウサギの妊娠7~19日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性 (体重増加抑制、体重減少、摂餌量減少) がみられる用量で、流産 (1例) がみられたが、胎児に影響はみられていない (農薬工業会 「農薬時報別冊「農薬技術情報」」第8号 (1991))。
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分3 (気道刺激性)


警告
H335 P304+P340
P403+P233
P261
P271
P312
P405
P501
【分類根拠】
(1) より、区分3 (気道刺激性) とした。

【根拠データ】
(1) 皮膚、眼及び喉を刺激する可能性がある (HSDB (Access on May 2020))。

【参考データ等】
(2) 眼を刺激する可能性がある (ACGIH (7th, 2001))。
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分1 (血液系)、区分2 (泌尿器)


危険
警告
H372
H373
P260
P264
P270
P314
P501
【分類根拠】
(1)~(5) より、区分1 (血液系)、区分2 (泌尿器) とした。新たな情報源の情報を加えて検討を行い、旧分類から分類結果を変更した。

【根拠データ】
(1) ラットに本物質を13週間混餌投与した結果、100 ppm (雄/雌: 6.7/8.7 mg/kg/day、区分1の範囲) の雌で血液毒性 (赤血球数減少、MCV増加、脾重量の増加、骨髄造血亢進、脾臓の髄外造血・色素沈着・うっ血) が、250 ppm (雄/雌: 17/22 mg/kg/day、区分2の範囲) の雌雄で腎臓及び膀胱粘膜の過形成、雄で赤血球減少等がみられた (HSDB (Access on May 2020)、REACH登録情報 (Access on September 2020))。
(2) ラットに本物質を13週間経口投与した結果、75 mg/kg/day以上 (90日換算値: 54 mg/kg/day、区分2の範囲) の雌雄で巨血芽球性貧血 (赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値の減少、平均赤血球体積及び平均赤血球ヘモグロビン値の増加)、雄で脾腫が、250 mg/kg/day以上 (90日換算: 181 mg/kg/day、区分2超) の雌で血清総ビリルビン及び尿素の増加が、500 mg/kg/day (90日換算: 361 mg/kg/day、区分2超) の雌雄で肝相対重量の増加、雄で重減少、血清総ビリルビン及び尿素の増加、雌でAST活性の増加、脾腫がみられた (HSDB (Access on May 2020))。
(3) イヌに本物質を1年間混餌投与した結果、300 ppm (11 mg/kg/day、区分2の範囲) 以上で雌雄で赤脾髄の鉄含有色素沈着が、1,800 ppm (66 mg/kg/day、区分2の範囲) の雌雄でヘモグロビン、赤血球数の減少等、ビリルビンの増加、近位尿細管及び腎臓における色素沈着、骨髄脂肪の減少等、雄で精巣重量増加、雌で肝クッパー細胞の色素沈着がみられた (REACH登録情報 (Access on September 2020))。
(4) ラットに本物質を経口投与した反復投与毒性・生殖毒性併合試験 (TG422) の結果、20 mg/kg/day (ガイダンス値換算: 9.3 mg/kg/day、区分1の範囲) の雌雄で脾臓のヘモジデリン沈着、雌で血液学検査において貧血所見、脾臓髄外造血の亢進が、100 mg/kg (47 mg/kg/day、区分2の範囲) の雄で血液学検査において貧血所見、脾臓髄外造血の亢進がみられたとの報告がある (経済産業省による安全性試験結果 (2009))。
(5) ラットに本物質のエアロゾルを28日間 (6時間/日、5日/週) 吸入ばく露した結果、37.4 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.012 mg/L、区分1の範囲) 以上の雌雄で肝臓、脾臓重量増加、脾臓の膨張と暗色化、雌でハインツ小体及び網状赤血球の増加、赤血球及びヘモグロビンの減少が、268.1 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.083 mg/L、区分2の範囲) の雌雄: 甲状腺機能のわずかな低下、アルブミンレベルの減少等、雄でハインツ小体及び網状赤血球の増加、赤血球及びヘモグロビンの減少がみられた (REACH登録情報 (Access on September 2020))。
10 誤えん有害性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分1


警告
H400 P273
P391
P501
藻類(ムレミカヅキモ)72時間ErC50 = 0.025 mg/L(水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定に関する資料, 2013)であることから、区分1とした。
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分1


警告
H410 P273
P391
P501
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる28日間分解度:0%(METI既存点検結果, 1988))、魚類(ゼブラフィッシュ)の35日間NOEC = 0.001 mg/L(REACH登録情報, 2020)から、区分1となる。
慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる28日間分解度:0%(METI既存点検結果, 1988))、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 1.4 mg/L(EU REACH CoRAP, 2016)から、区分2となる。
以上の結果を比較し、区分1とした。
12 オゾン層への有害性 分類できない
-
-
- - 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。


分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。
  • 「分類結果」欄の「※」はJISの改正に伴い、区分がつかなかったもの(「区分に該当しない(分類対象外を含む)」あるいは「分類できない」、もしくはそのいずれも該当する場合)に表示するものです。詳細については分類根拠を参照してください。

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