政府によるGHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 533-74-4
名称 2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン (別名:ダゾメット)
物質ID R02-B-102-MHLW, MOE
分類実施年度 令和2年度(2020年度)
分類実施者 厚生労働省/環境省
新規/再分類 再分類・見直し
他年度における分類結果 2006年度(平成18年度)  
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関連情報
項目 情報
分類に使用したガイダンス(外部リンク) 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0))
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書
解説・用語集(Excelファイル) 解説・用語集
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
OECD/eChemPortal(外部リンク) eChemPortal

物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でないため、区分に該当しない。
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - データがなく分類できない。なお、可燃性という情報 (GESTIS (Access on June 2020)) がある。
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
10 自然発火性固体 区分に該当しない
-
-
- - 発火点が270℃ (GESTIS (Access on June 2020)) という情報より、常温で発火しないと考えられるため、区分に該当しない。
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - フッ素、酸素及び塩素を含まない有機化合物であり、区分に該当しない。
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。
17 鈍性化爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) 区分4


警告
H302 P301+P312
P264
P270
P330
P501
【分類根拠】
(1)、(2) より、区分4とした。

【根拠データ】
(1) ラットのLD50: 雄: 550 mg/kg、雌: 710 mg/kg (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))
(2) ラットのLD50: 320 mg/kg (GESTIS (Access on June 2020)、HSDB (Access on June 2020))
1 急性毒性(経皮) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(3) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) ラットのLD50: > 2,000 mg/kg (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012))
(2) ラットのLD50: 雄: 2,260 mg/kg、雌: 2,600 mg/kg (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))
(3) ウサギのLD50: 7,000 mg/kg (GESTIS (Access on June 2020))
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より、区分に該当しないとした。
なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (2.4E-005 mg/L) よりも高いため、粉じんとしてmg/Lを単位とする基準値を適用した。

【根拠データ】
(1) ラットのLC50 (4時間): 雌: 7.29 mg/L、雄: > 8.40 mg/L (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))
(2) ラットのLC50 (4時間): 8.4 mg/L (GESTIS (Access on June 2020)、HSDB (Access on June 2020))
(3) 本物質の蒸気圧: 2.8E-006 mmHg (20℃) (HSDB (Access on May 2020)) (飽和蒸気圧濃度換算値: 2.4E-005 mg/L)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質は皮膚及び眼刺激性を示さず、感作性物質ではないが、分解産物であるメチルイソチオシアネート (CAS番号 556-61-6) は刺激性及び感作性を有する (Canada Pesticides (2018))。
(2) ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、刺激性は認められなかった (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))。

【参考データ等】
(3) 本物質の15%溶液を用いた試験では壊死がみられており、標準的なウサギの試験を含むいくつかの試験を横断的にみると、本物質の評価は刺激性から腐食性の範囲にわたっている (GESTIS (Access on June 2020))。
(4) ヒトにおいて希釈液は皮膚刺激性を有し、粉体は眼と皮膚を刺激する可能性がある (HSDB (Access on June 2020))。
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質は皮膚及び眼刺激性を示さず、感作性物質ではないが、分解産物であるメチルイソチオシアネート (CAS番号 556-61-6) は刺激性及び感作性を有する (Canada Pesticides (2018))。
(2) 本物質 (39 mg) のウサギを用いた眼刺激性試験において、適用1時間後に縮瞳が観察され、結膜に軽度の発赤が認められたが、72時間後には消失し、軽微な結膜浮腫が投与1 時間後にのみ認められた (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、GESTIS (Access on June 2020)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))。

【参考データ等】
(3) 粉体は眼と皮膚を刺激する可能性がある (HSDB (Access on June 2020))。
(4) 本物質は強い眼刺激性を有する (HSDB (Access on June 2020))。
(5) EU-CLP分類でEye Irrit. 2 (H319) に分類されている (EU CLP分類 (Access on June 2020))。
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
4 皮膚感作性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質は皮膚及び眼刺激性を示さず、感作性物質ではないが、分解産物であるメチルイソチオシアネート (CAS番号 556-61-6) は刺激性及び感作性を有する (Canada Pesticides (2018))。
(2) 本物質のモルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) で陰性と報告されている (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012)、GESTIS (Access on June 2020)、農薬工業会「日本農薬学会誌」第17巻第4号 (1992))。

【参考データ等】
(3) 本物質は軽度の感作性を有する (HSDB (Access on June 2020))。
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より、区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) in vivoでは、ラットの肝臓を用いる不定期DNA合成試験及びマウスの骨髄細胞を用いる小核試験において陰性の報告がある (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012))。
(2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験において弱い陽性、陰性の報告がある。また、哺乳類培養細胞を用いる染色体異常試験において陰性の結果、哺乳類培養細胞を用いる遺伝子突然変異試験において陽性の結果がある (同上)。
6 発がん性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)、(2) より区分に該当しないとした。

【根拠データ】
(1) 国内外の分類機関による既存分類では、EPAでD (Not Classifiable as to Human Carcinogenicity) (EPA Annual Cancer Report 2019 (Access on September 2020):1993年分類) に分類されている。
(2) 雌雄のラット及びマウスに本物質を2年間及び18ヵ月間混餌投与した発がん性試験では、投与により発生頻度の増加した腫瘍性病変は認められなかった (食安委 農薬評価書 (2019))。
7 生殖毒性 区分1B


危険
H360 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
【分類根拠】
(1) より、母動物毒性のみられない用量で胚/胎児に対する影響がみられていることから区分1Bとした。なお、新たな情報源の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。

【根拠データ】
(1) 雌ウサギの妊娠6~18日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性がみられない用量 (25 mg/kg/day) から着床後胚損失率の増加及び生存胎児数の減少がみられている (食安委 農薬評価書 (2019))。

【参考データ等】
(2) ラットを用いた混餌投与による2世代繁殖毒性試験において、親動物毒性 (体重増加抑制、肝臓の比重量増加等) がみられる用量においても、生殖影響はみられていない (食安委 農薬評価書 (2019))。
(3)雌ラットの妊娠6~15日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性 (体重増加抑制) がみられる用量においても胎児に影響はみられていない (食安委 農薬評価書 (2019))。
(4) 雌ウサギの妊娠7~19日に強制経口投与した発生毒性試験において、母動物毒性 (死亡 (1/15例)、体重増加抑制、子宮重量減少) がみられる用量 (最高用量の45 mg/kg/day) で着床後胚損失率の増加、早期吸収胚数増加及び生存胎児数の減少、過剰肋骨増加、胸骨分節癒合の増加がみられている (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012))。
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分2 (神経系)


警告
H371 P308+P311
P260
P264
P270
P405
P501
【分類根拠】
(1)、(2) より、実験動物を用いた急性毒性試験の結果、症状の発現した用量は不明であるもの、経口経路、経皮経路では区分2の範囲で死亡例がみられたことから、この用量で症状はみられたと判断し、症状として神経系に対する影響がみられていることから区分2 (神経系) とした。

【根拠データ】
(1) ラット、マウスの単回経口投与毒性試験では、症状として呼吸粗大、流涙、流涎、自発運動の低下、うずくまり姿勢、鼻部への赤色粘液様分泌物の付着、立毛及び衰弱、マウスでは加えて痙攣がみられた。剖検所見として腸管全体の軽度膨張等がみられた。死亡はラット、マウスとも350 mg/kg (区分2の範囲) からみられ、LD50値はラットでは雄: 550 mg/kg、雌: 710 mg/kg、マウスでは雄: 455 mg/kg、雌: 430 mg/kg) であった (食安委 農薬評価書 (2019))。
(2) ラット、マウスの単回経皮投与毒性試験では、症状としてあらい呼吸、自発運動の低下、流涙及びうずくまり等がみられた。死亡はラット、マウスとも1,820 mg/kg (区分2の範囲) からみられ、LD50値はラットでは雄: 2,260 mg/kg、雌: 2,600 mg/kg、マウスでは雄: 2,400 mg/kg、雌: 2,530 mg/kgであった (食安委 農薬評価書 (2019))。

【参考データ等】
(3) ラットを用いた経口経路による急性神経毒性試験において、雄の50 mg/kg/day以上、雌の13 mg/kg以上で自発運動量低下、雌雄の50 mg/kg以上で投与後数時間以内に流涎、流涙及び立ち上がり回数の低下がみられている (食安委 農薬評価書 (2019))。
(4) ラットを用いた急性吸入毒性試験 (LC50: 雄: > 8.40 mg/L、雌: 7.29 mg/L) において、雄では8.40 mg/L 、雌では5.11 mg/L 以上で死亡例がみられ (いずれも区分2超)、中毒症状として、雌雄で痙攣様歩行、赤色様鼻分泌物、腹部被毛の黄色の汚れ、鼻部の赤色様痂皮 (血液反応陽性)、立毛、うずくまり、赤色尿 (血液反応陽性) 及び貧血がみられ、8.40 mg/Lのみで後肢のひきずりがみられた。剖検所見において、雌雄の死亡動物に全身性うっ血、8.40 mg/Lの雄1例に軽微な肺気腫、雌2例に強度の肺充血がみられている (食安委 農薬評価書 (2019)、農薬抄録 (2012))。
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分1 (血液系、肝臓)


危険
H372 P260
P264
P270
P314
P501
【分類根拠】
本物質のヒトでの反復ばく露に関する報告はない。実験動物では、(1)~(4) より区分1の用量で血液系、肝臓への影響がみられていることから、区分1 (血液系、肝臓) とした。新たな情報の追加により、旧分類から分類結果を変更した。

【根拠データ】
(1) ラットの90日間混餌投与試験では、雄では50 ppm (4 mg/kg/day相当、区分1の範囲)、雌では200 ppm (16 mg/kg/day相当、区分2の範囲) 以上で小葉中心性の肝細胞脂肪変性がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2019))。
(2) イヌの90日間混餌投与試験では、投与量を23日目に400 ppmから200 ppmへ減量した群 (雄/雌: 7.0/6.4 mg/kg/day相当、いずれも区分1の範囲) でヘモグロビン、赤血球数及びヘマトクリット値の減少、さらに雌では血小板数増加、ALT減少、脾ヘモジデリン沈着等がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2019))。
(3) イヌの1年間混餌投与試験では、雌では50 ppm (1.4 mg/kg/day相当、区分1の範囲) 以上で肝ヘモジデリン沈着がみられ、150 ppm (雄/雌: 3.6/4.0 mg/kg/day相当、いずれも区分1の範囲) の雌雄ではAST、ALT及びALP増加、アルブミン減少、雄では赤血球数、ヘモグロビン及びヘマトクリット値減少、部分トロンボプラスチン時間及びプロトロンビン時間延長、総ビリルビン及びグロブリン増加、肝ヘモジデリン沈着、肝硬変、雌では慢性肝炎がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2019))。
(4) ラットの2年間混餌投与試験では、80 ppm (雄/雌: 3.4/4.8 mg/kg/day相当、いずれも区分1の範囲) 以上の雌で血小板数増加、総タンパク質、アルブミン、グロブリン、トリグリセリド及びコリンエステラーゼ減少、320 ppm (雄/雌: 14.0/19.1 mg/kg/day相当、いずれも区分2の範囲) の雌で赤血球数、ヘモグロビン及びヘマトクリット値減少、総ビリルビン増加、変異肝細胞巣、肝細胞空胞化、小葉中心性の肝細胞脂肪変性がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2019))。
(5) ラットの2年間混餌投与試験では、80 ppm (雄/雌: 3.4/4.8 mg/kg/day相当、いずれも区分1の範囲) 以上の雄で肝細胞空胞化及び肝細胞脂肪変性、雌で変異肝細胞巣がみられたとの報告がある (食安委 農薬評価書 (2019))。
10 誤えん有害性 分類できない
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- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分1


警告
H400 P273
P391
P501
藻類(ムレミカヅキモ)72時間ErC50 = 0.5 mg/L(農薬抄録, 2014)であることから、区分1とした。
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分1


警告
H410 P273
P391
P501
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる28日間分解度:4%(METI既存点検結果, 2001))、藻類(ムレミカヅキモ)の72時間NOErC = 0.056 mg/L(農薬抄録, 2014)から、区分1となる。
慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる28日間分解度:4%(METI既存点検結果, 2001))、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 11.9 mg/L(水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定に関する資料, 2015)から、区分3となる。
以上の結果を比較し、区分1とした。
12 オゾン層への有害性 分類できない
-
-
- - 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。


分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。
  • 「分類結果」欄の「※」はJISの改正に伴い、区分がつかなかったもの(「区分に該当しない(分類対象外を含む)」あるいは「分類できない」、もしくはそのいずれも該当する場合)に表示するものです。詳細については分類根拠を参照してください。

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