項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 100-01-6 |
名称 | p-ニトロアニリン |
物質ID | m-nite-100-01-6_v2 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点が510℃である。(ホンメル(1991)Card No.293) | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に金属または半金属を含んでいない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含んでいない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDG クラス6.1に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50値:3249mg/kg(産衛学会勧告, 1995)、3250mg/kg(CERIハザードデータ集, 2002)および750mg/kg(CERIハザードデータ集, 2002)に基づき、計算を適用した。計算値は1049mg/kgであったことから、区分4とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | IUCLID(2000)にラットLD50値:>2500mg/kgとの記述があるが、他にデータがなく、区分5か区分外か判断できないため、分類できないとした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義により固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | CERIハザードデータ集(2002)のウサギの皮膚に適用した試験において刺激性はみられていないとの記述から、区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | CERIハザードデータ集(2002)のウサギの眼に適用した試験において刺激性は認められていないとの記述があるが、ACGIH(7th, 2001)には、ヒトへの影響として眼を軽度に刺激するとの記述があり、眼に対する刺激性の有無については明確でないため、分類できないとした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | CERIハザードデータ集(2002)のモルモットを用いた試験において感作性は認められていないとの記述から、区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | IUCLID(2000)にin vivo変異原性試験であるマウスを用いた小核試験(使用組織不明)で陰性の結果との記述があることから、区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、マウスの雌およびラットの雌雄では発がん性に陰性の結果が得られている。これに対し、マウスの雄に肝臓の血管肉腫のわずかな発生増加がみられたが不明確な結果であり、現在の情報から発がん性を判断しないのが妥当と考え、分類できないとした。新たな知見に基づき、分類結果を変更した。旧分類ではDFGの分類結果が踏まえられていないため、発がん性項目のみ見直した(2021年)。 【根拠データ】 (1)マウスを用いた強制経口投与による2年間発がん性試験で、雄で肝臓の血管肉腫のわずかな発生増加が見られたが、試験を実施したNTPは不明確な証拠と結論している。雌では発がん性の証拠は見られなかった(NTP TR428(1993)、ACGIH (2001)、産衛学会許容濃度提案理由書(1995)、NICNAS IMAP (2017)、HSDB (Accessed November 2021)、化学物質安全性(ハザード)データ集(Accessed November 2021))。 (2)ラットを用いた強制経口投与による2年間慢性毒性/発がん性試験で、腫瘍の増加は見られなかった(ACGIH (2001)、産衛学会許容濃度提案理由書(1995)、NICNAS IMAP (2017)、HSDB (Accessed November 2021)、化学物質安全性(ハザード)データ集(Accessed November 2021))。 (3)国内外の評価機関による既存分類結果として、DFGが(2)より発がん性の疑いを排除できないとしてCategory 3Aに(List of MAK and BAT values 2020 (Accessed Oct. 2021))分類している。ただし、データは十分でないとしている。その他、ACGIHでA4(ACGIH (2001))にそれぞれ分類されている。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ACGIH(7th, 2001)、PATTY(4th, 1994)、CERIハザードデータ集(2002)およびNTP TR418(1993)のラットを用いた妊娠中経口投与試験において母動物に一般毒性が認められる用量でのみ吸収胚数の増加や胎児の奇形がみられているとの記述から、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(血液)、区分3(麻酔作用) |
危険 警告 |
H370 H336 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
産衛学会勧告(1995)、ACGIH(7th, 2001)、PATTY(4th, 1994)およびCERIハザードデータ集(2002)のヒト事故暴露例にメトヘモグロビン血症、めまい、意識消失が認められたとの記述、CERIハザードデータ集(2002)のモルモットへの経口投与により傾眠、痙攣が認められたとの記述から、血液が標的臓器であり、麻酔作用もあると判断して、区分1(血液)および区分3(麻酔作用)とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
産衛学会勧告(1995)、ACGIH(7th, 2001)、CERIハザードデータ集(2002)、NTP TR418(1993)のラットを用いた4週間吸入暴露試験またはマウスを用いた2週間経口投与試験においてメトヘモグロビン血症などの血液への影響が区分1のガイダンス値範囲の用量で認められたとの記述から、区分1(血液)とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分3 |
- |
H402 | P273 P501 |
甲殻類 (オオミジンコ) の48時間EC50 = 22 mg/L (環境省生態影響試験, 2011) であることから、区分3とした。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分2 |
- |
H411 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:0%(既存点検, 1977))、藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)72時間NOEC = 0.94 mg/L (環境省生態影響試験, 2011)であることから、区分2となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:0%(既存点検, 1977))、甲殻類 (オオミジンコ) の48時間EC50 = 22 mg/L (環境省生態影響試験, 2011) であることから、区分3となる。 以上の結果を比較し、区分2とした。 |
平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
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