項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 109-55-7 |
名称 | N,N-ジメチル-1,3-ジアミノプロパン |
物質ID | m-nite-109-55-7_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分3 |
警告 |
H226 | P303+P361+P353 P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点32-38℃が、23℃以上、60℃以下である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性および自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素、または塩素を含んでいない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50=1037 mg/kg(雌), 922-1870 mg/kg(雄)(SIDS(Access on June 2008))より区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 |
危険 |
H311 | P302+P352 P361+P364 P280 P312 P321 P405 P501 |
ウサギのLD50=600 ul/kg(RTECS(2007), HSDB(2003))を比重0.81で換算するとLD50=486 mg/kgが得られ、区分3とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | ラットのLC50> 4.31 mg/L(1013 ppm)(IUCLID(2000), BUA Report No. 197(1996))であるが、データ不足により分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 | P301+P330+P331 P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
ウサギを用いた試験で「強い刺激性」あるいは「腐食性」とされた結果が複数報告され(IUCLID(2000), BUA Report No. 197(1996))、皮膚症状として壊死の記述もある(BUA Report No. 197(1996))ことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
ウサギを用いた試験で「中等度の刺激性」あるいは「腐食性」とされた結果が複数報告され(IUCLID(2000), BUA Report No. 197(1996))、眼の症状として壊死の記述もあることから(BUA Report No. 197(1996))、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
モルモットを用いた皮膚感作性試験(Maximization Test: OECD Guide-line 406)において陽性率93%で「感作性あり(sensitizing)」の結果が得られ(IUCLID(2000), BUA Report No. 197(1996))、さらにビューラーテスト(Buehler Test)でも陽性であったことが記述されている(IUCLID(2000), BUA Report No. 197(1996))。一方、職業ばく露を受けたヒトで皮膚の異常が現れ、パッチテストで本物質に陽性を示した症例が複数報告されている(HSDB(2003), BUA Report No. 197(1996), SIDS Access on June, 2008)。これらの動物およびヒトでの所見に基づき区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | マウスに腹腔内投与後の骨髄細胞を用いた小核試験、即ち、体細胞in vivo変異原性試験の陰性結果(SIDS Access on June, 2008)に基づき区分外とした。なお、in vitro試験ではエームス試験の結果があるが陰性である(SIDS Access on June(2008), IUCLID(2000), HSDB(2003))。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | ラットを用いた生殖発生毒性スクリーニング試験(OECD TG 421)において、親動物の性機能および生殖能に影響なく、また次世代への悪影響も記述されていない(SIDS Access on June(2008))が、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響に関してはデータ不十分のため分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(気道刺激性) |
警告 |
H335 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ばく露を受けた労働者が気道の症状を訴え、物質の気中濃度が下がると症状も消失した(HSDB, 2003)。また、吸入による急性症状として、咽頭痛、咳、息切れなどが記載されている(ICSC(J), 2004)。以上より、気道に刺激を生じ回復性も見られることから区分3(気道刺激性)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(呼吸器系) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
ラットを用いた28日間反復経口投与試験において一般症状として呼吸障害が観察され、250 mg/kg/dayでは雌10匹中4匹が死亡した。死因として心臓性呼吸不全と見られる肺の脱色などの肉眼的変化、臓器うっ血、肺の出血および水腫の病理組織学的変化が示され、この試験のNOAELは50 mg/kg/dayと記載されている(SIDS Access on June(2008), HSDB(2003), BUA Report No. 197(1996))。一方、ヒトでも職業ばく露の結果として呼吸障害(息切れ、収縮胸部、鼻腔・咽頭粘膜の刺激など)の発症が報告されている(SIDS Access on June(2008), BUA Report No. 197(1996))。これらの動物およびヒトでのばく露の所見に基づくと、ラットに250 mg/kg/dayの28日間経口ばく露は90日間に換算すると約78 mg/kg/dayとなり、ガイダンス値区分2の範囲に入ることから区分2(呼吸器系)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分3 |
- |
H402 | P273 P501 |
藻類(Scenedesmus subspicatus) 72時間EC50 (生長速度) = 56.2 mg/L (OECD SIDS: 2000)であることから、区分3とした。 | 平成30年度(2018年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分3 |
- |
H412 | P273 P501 |
慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく、急性毒性区分3であることから、区分3とした。 | 平成30年度(2018年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし | 平成30年度(2018年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
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