項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 110-83-8 |
名称 | シクロヘキセン |
物質ID | m-nite-110-83-8_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分2 |
危険 |
H225 | P303+P361+P353 P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
引火点-17 ℃(closed cup)、沸点83 ℃(GESTIS (Accessed Sep. 2021))に基づいて区分2とした。なお、UNRTDGにおいてはUN 2256、クラス3、PGⅡに分類されている。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性・自己反応性に関連する原子団を含まない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点は265 ℃(GESTIS (Accessed Oct. 2021))であり常温では発火しないと考えられる。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1)~(4)より、有害性の高い区分を採用し、区分4とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:1,300 mg/kg(MOE初期評価 (2012)) (2)ラットのLD50:1,946 mg/kg(SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、DFG MAK (2000)、ACGIH (2020)、PubChem (Accessed Oct. 2021)) (3)ラットのLD50:1,000~2,000 mg/kgの間(厚生労働省 既存点検結果 (2001)) (4)ラットのLD50:1,000~2,000 mg/kgの間(OECD TG 401、GLP)(SIAR (2002)、ACGIH (2020)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021)) 【参考データ等】 (5)ラットのLD50:2,824 mg/kg(ACGIH (2020)) (6)ラットのLD50:2,880 mg/kg(DFG MAK (2000)) (7)マウスのLD50:> 2,595 mg/kg(SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、ACGIH (2020)) |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1~3に該当しないが、区分を特定できず、データ不足のため分類できない。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ウサギのLD50:> 1,600 mg/kg(DFG MAK (2000)) (2)ウサギのLD50:> 1,620 mg/kg(ACGIH (2020)) |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分1~3に該当しないが、区分を特定できず、データ不足のため分類できない。なお、ばく露濃度は飽和蒸気圧濃度の90%(79,052 ppm)よりも低いため、蒸気と判断し、ppmVを単位とする基準値より判断した。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間):> 6,370 ppm(SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、DFG MAK (2000)、ACGIH (2020)) |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない(国連分類基準の区分3)。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n = 6)を用いた皮膚刺激試験(24時間適用)において、大部分の動物に軽度ないし極めて軽度の紅斑がみられたが、7日以内に回復したとの報告がある(ACGIH (8th, 2020))。 【参考データ等】 (2)モルモットの皮膚に本物質原液を5~20 mL/kgに適用したところ、壊死及び痂皮形成など重度の皮膚反応がみられたとの報告がある(ACGIH (8th, 2020))。 (3)EpiSkinを用いたin vitro皮膚腐食性試験(OECD TG431、GLP)において、3分、60分及び4時間曝露後の細胞生存率は101.6%、106.1%及び22.3%であったとの報告がある(ACGIH (8th, 2020)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n = 6)を用いた眼刺激性試験(48時間観察)において、2例では全く影響はみられなかった。4例では浮腫及び分泌物がみられたが、48時間以内に回復した。試験を通じたDraizeスコアは0.3で、軽微な刺激性との結論を支持したとの報告がある(ACGIH 8th, 2020)。 (2)ニワトリ摘出眼球を用いたin vitro試験(OECD TG 438、GLP)において、角膜膨張率は9%(ICEクラス:Ⅱ)、角膜混濁度は0.17(ICEクラス:Ⅰ)、フルオレセイン染色スコアは0.17(ICEクラス:Ⅰ)であり、3つの指標の組み合わせは2xⅠ, 1xⅡ(区分に該当しない)であったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2020))。 【参考データ等】 (3)本物質は眼、皮膚、気道を刺激する(ACGIH (8th, 2020)、MOE初期評価 (2012)、HSDB (Accessed Oct. 2021))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)マウス(n = 4/群)を用いた局所リンパ節試験(LLNA)(OECD TG429、GLP)において、刺激指数(SI値)は1.4(25%)、1.2(50%)、2.7(100%)であったとの報告がある(ACGIH (8th, 2020)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)In vitroでは、細菌復帰突然変異試験(OECD TG 471、GLP)及びほ乳類培養細胞(チャイニーズハムスター肺線維芽由来細胞(CHL/IU))を用いた染色体異常試験(OECD TG 473、GLP)で、いずれも結果は陰性である(厚生労働省 既存点検結果 (2001)、SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、ACGIH (8th, 2021) 、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 国内外の評価機関による既存分類結果はないが、(1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた2年間吸入ばく露試験(OECD TG 451、GLP、600~2,400 ppm)の結果、雄で肝臓腫瘍(肝細胞腺腫と肝細胞がんの合計)の増加傾向がみられたものの、発生率の有意な増加はなく、本物質のがん原性を示す証拠はないと判断された。雌にはがん原性の証拠は認められなかった(厚生労働省委託がん原性試験結果 (2004)、MOE初期評価 (2012))。 (2)マウスを用いた2年間吸入ばく露試験(OECD TG 451、GLP、75~300 ppm)の結果、雌雄とも腫瘍の発生増加は認められず、がん原性を示す証拠は得られなかった(厚生労働省委託がん原性試験結果 (2004)、MOE初期評価 (2012))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、スクリーニング試験結果では生殖発生影響は検出されなかったが、この結果のみでは、本物質は生殖発生毒性を生じないとは結論できず、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による反復投与毒性/生殖発生スクリーニング試験(OECD TG422)において、親動物にわずかな影響(流涎・流涙・腎相対重量増加等)がみられた最高用量の500 mg/kg/dayまで、親動物の生殖能力、児動物の発生及び生後発達への影響はみられなかったとの報告がある(厚生労働省 既存点検結果 (2001)、SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、ACGIH (8th, 2020)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(神経系)、区分3(麻酔作用、気道刺激性) |
警告 |
H371 H336 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分2(神経系)、区分3(麻酔作用、気道刺激性)とした。なお、新たな知見に基づき分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験(OECD TG 401、GLP)において、500 mg/kg(区分2の範囲)で活動性の低下が、1,000 mg/kg(区分2の範囲)で流涙がみられ、2,000 mg/kg(区分2の範囲)で異常歩行、腹臥、流涎、立毛、振戦がみられ、所見がみられた3日後に死亡例がみられた。剖検では、肺のうっ血がみられたとの報告がある(SIAR (2002)、厚生労働省 既存点検結果 (2001)、ACGIH (2020))。 (2)本物質は気道への刺激性や中枢神経系に影響を生じ、本物質を吸入すると咳や嗜眠、経口摂取すると嗜眠や息苦しさ、吐き気を生じるとの報告がある(MOE初期評価 (2012))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、経口及び吸入経路では区分に該当しないが、経皮経路ではデータ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口による反復投与毒性試験と生殖発生毒性スクリーニング試験の併合試験(OECD TG422、交配14日前から最長48日間(雄)、交配14日前から哺育4日までの最大42日間(雌))において、50 mg/kg/day(区分2の範囲)で総胆汁の高値(雌)が、150 mg/kg/day(区分に該当しない範囲)で流涎、総胆汁の高値(雄)、流涙(雌)がみられたとの報告がある(厚生労働省 既存点検結果 (2001)、SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、ACGIH (2020))。 (2)ラット、モルモット、ウサギを用いた6ヵ月間反復吸入ばく露試験(蒸気、6時間/日、5日/週)において、ラットの0.25 mg/L(ガイダンス換算:0.179 mg/L、区分1の範囲)でALPの増加がみられたのみで、他の影響はみられなかったとの報告がある(SIAR (2002)、MOE初期評価 (2012)、DFG MAK (2000)、ACGIH (2020))。 (3)ラットを用いた2年間がん原性併合試験(OECD TG451、GLP)において、2.02 mg/L(ガイダンス換算:1.44 mg/L、区分に該当しない範囲)で影響がみられなかったとの報告がある(がん原性試験 (2004)、MOE初期評価 (2012))。 (4)マウスを用いた2年間がん原性併合試験(OECD TG451、GLP)において、1.01 mg/L(ガイダンス換算:0.721 mg/L、区分2の範囲)までで影響がみられなかったとの報告がある(がん原性試験 (2004)、MOE初期評価 (2012))。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 区分1 |
危険 |
H304 | P301+P310 P331 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(3)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)経口摂取した場合、肺に軽度~中等度の誤えん有害性(化学性肺炎)を生じる(MOE初期評価 (2012)、Patty (2012)、HSDB (Accessed Oct. 2021))。 (2)本物質は炭化水素化合物である。 (3)粘性率は625 Pa・s(25 ℃)及び密度は811 kg/m3(20 ℃)であるとの報告がある(HSDB in PubChem、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。以上より、動粘性率は0.771 mm2/sと算出される。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 2.1 mg/L(MOE既存点検結果, 2000、SIAR, 2002、MOE初期評価, 2012)であることから、区分2とした。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分2 |
- |
H411 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BODによる分解度:0%(METI既存点検結果, 2000))、甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC = 0.53 mg/L(SIAR, 2002)から、区分2となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階(魚類)に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく、魚類(メダカ)の96時間LC50 = 5.8 mg/L(MOE既存点検結果, 2000)から、区分2となる。 以上の結果から、区分2とした。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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