項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 121-29-9 |
名称 | ピレトリンII |
物質ID | m-nite-121-29-9_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 自己反応性に関わる原子団を含んでいるが、データがなく分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50 = 1.2 g/kg(HSDB(2005))により区分4とした。 ピレトリンIIはピレトラム(ピレトリンI、ピレトリンII、シネリンI、シネリンII、ジャスモリンの成分よりなる混合物)の1成分である。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)として、ラットLC50 = 3.4 mg/L/4h(HSDB(2005))であるが、ピレトリンIIとしてのデータがなく分類できない。(ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7参照) | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)の1%水溶液を用いて200人に対しパッチテストを行った結果、刺激性は示さなかったとの報告がある(HSDB(2005))が、ピレトリンIIとしてのデータはないので分類できない。(ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7参照) | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B |
警告 |
H320 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 |
ヒトにおいてピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)は一過性の結膜の浮腫と充血を引き起こす可能性があり眼および粘膜を刺激するが、ピレトラム関連物質による持続的な角膜障害は報告されていないようであるとの記述(HSDB(2005))によれば、影響は一時的、かつ可逆的であり区分2Bとした。ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照のこと。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 喘息の既往歴のある36歳女性が、ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)0.05%を含む犬用シャンプーを使用開始後5分で息切れ、直ぐに喘ぎ呼吸となり、さらに5分で心停止に至り死亡した症例報告(HSDB(2005))がある。また、感作された患者でのピレトリンばく露による喘息様症状(過敏性肺炎)の発生について報告されている(HSDB(2005))。しかし、いずれの場合も呼吸器感作性を陽性であると結論付けているわけではないので分類できない。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 除虫菊に対するアレルギー性皮膚炎の既往歴を有する患者が、除虫菊の花や抽出成分のみならず、ピレトリンIIに対してもパッチテストで陽性反応を示した症例報告(HSDB(2005))がある一方、ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)の1%水溶液を用いて200人に対しパッチテストを行った結果、感作性の証拠は得られなかったとの報告(HSDB(2005))もある。また、ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)の感作性が試験物質中の不純物に関連していることを示唆する報告(HSDB(2005))もある。以上のように、皮膚感作性に関して一定の結論が得られていないので分類できない。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照のこと。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | ACGIHの分類で、ピレトラムとしてA4であり(HSDB(2005))区分外に該当するが、ピレトリンIIとして他に区分外を決定づける情報がなく、データ不足により分類できない。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(気道刺激性) |
警告 |
H335 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ヒトでのピレトラム及び合成ピレスロイドの吸入ばく露による症状として、上気道では鼻炎、口腔粘膜の浮腫、喉頭粘膜の浮腫、また下気道では咳、息切れ、胸痛などが示され(HSDB(2005))、かつ皮膚・眼・気道の刺激性として、純品のピレトリンIIが粘膜を刺激する(HSDB(2005))との記載に基づき区分3(気道刺激性)とした。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ピレトリン混合物(ピレトリンI、ピレトリンII)による2年間の混餌投与試験(動物種の記載なし)において、肝臓の病変が報告されている(HSDB(2005))が、当該物質のデータではなく、また得られたデータ自体も不十分であり分類できない。[ID906(NITE)、ピレトラム、CAS8003-34-7を参照] | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間LC50=0.017 mg/L(ECOTOX, 2008)から区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、急速分解性がない(SRC: BioWin V4.10)ことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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