NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 127-68-4
名称 3-ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム
物質ID m-nite-127-68-4_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 分類できない
-
-
- - 分子内に爆発性に関わる原子団(ニトロ化合物)を含む。酸素収支は-60.4で、-200より高いが、データがなく分類できない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
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-
- - エアゾール製品でない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - 試験法に適合したデータがないので、分類できない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 自己反応性化学品 分類できない
-
-
- - 爆発性に関する原子団を含んでいるが自己反応性に関するデータがない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない
-
-
- - 発火点が380℃(IUCLID(2000))であり、70℃を超える。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - 融点が140℃以下の固体の物質に適した試験方法が確立されていない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない
-
-
- - 水溶解度:200g/L(IUCLID (2000))であり水反応可燃性はないと考えられる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
14 酸化性固体 分類できない
-
-
- - 酸素を含み、この酸素は水素、炭素以外の元素と化学結合しているが、酸化性に関するデータがない。
平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - -O-O-構造を含まない有機化合物である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
17 鈍性化爆発物 -
-
-
- - - - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分に該当しない
-
-
- - ラット:LD50>5000mg/kg(IUCLID(2000))により区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分に該当しない
-
-
- - ラット:LC50>5.1mg/L/4h(IUCLID(2000))であり、飽和蒸気圧濃度を超えているため粉塵と判断し、JIS分類基準の区分外(GHS分類基準の区分5又は区分外)とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
-
-
- - ウサギを用いた皮膚刺激性試験(Draize test)において「not irritating」との記述により区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2


警告
H319 P305+P351+P338
P337+P313
P264
P280
ウサギを用いた眼刺激性試験(Draize test)において、刺激性ありとの記述と(IUCLID(2000))、EU分類でX;R36(EU-Annex I(Access on Nov. 2008))に分類されていることから区分2とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 皮膚感作性 区分1


警告
H317 P302+P352
P333+P313
P362+P364
P261
P272
P280
P321
P501
モルモットを用いたMaximization test(Directive 84/449/EEC B6)において、感作性が認められたとの記述があり(IUCLID(2000))、またEU分類ではR43(EU-Annex I(Access on Nov. 2008))に分類されているため区分1とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - マウスを用いた小核試験(OECD TG474)(体細胞in vivo変異原性試験)において陰性(IUCLID(2000))であるため区分外とした。また、複数のin vitro変異原性試験でも陰性の結果が得られている。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 発がん性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 生殖毒性 分類できない
-
-
- - ラット、ウサギを用いた試験において、当該物質は生殖毒性物質でないとの記述があるが(IUCLID(2000))、試験方法の詳細なデータがないため分類できない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
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- - ラットを用いた28日間の反復経口投与試験において、1000mg/kg/日の投与群で一過性の流涎がみられたが、当該物質の刺激性によるものと判断された。1000mg/kg/日の雌でメトヘモグロビン濃度の低下、全投与群(100-1000mg/kg)の雄でヘマトクリット値の低下が認められたが、他の血液学検査項目、病理組織学的検査で造血障害を示唆する変化は認められなかった。その他、一般状態、病理学検査、血液生化学検査でも対照群との有意差は認められず、NOELは雌雄共に300mg/kg/日(90日換算:100mg/kg/日)と判断されたとの記述がある(厚労省報告(Access on Nov. 2008))。またラットを用いた4週間の反復経口投与試験で、高投与群で尿に潜血反応が認められた以外、その他病理組織学検査、臨床検査では異常は認められず、NOAELは1405mg/kg/日(90日換算:468mg/kg/日)との報告がある((IUCLID(2000)))。以上により、2つの経口投与試験結果のNOEL、NOAELは区分2のガイダンス値を超えるので区分外(経口)に該当するが、他経路のデータがないことから分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分に該当しない
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- - 甲殻類(オオミジンコ)の48時間LC50=8665 mg/L(AQUIRE, 2008)から区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分に該当しない
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- - 難水溶性でなく(水溶解度 = 2.77E+005 mg/L(PHYSPROP Database、2008))、急性毒性が区分外であることから、区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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