項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 1300-73-8 |
名称 | キシリジン |
物質ID | m-nite-1300-73-8_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
---|---|
分類ガイダンス等(外部リンク) | ガイダンス一覧へ |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書へ |
FAQ(よくある問い合わせ) | よくある問い合わせへ |
情報源のリスト(Excelファイル) | 情報源のリストへ |
用語のリスト(Excelファイル) | 用語のリストへ |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortalへ |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいない物質。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点>93℃であるため区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない物質。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属、半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素、塩素、酸素を含んでいない有機化合物。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含んでいない有機化合物。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
異性体混合物としての報告はないが、各異性体のラット、LD50値は470mg/kg-1270kg/kgの範囲内にあるため区分4に分類した。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分4 |
警告 |
H312 | P302+P352 P362+P364 P280 P312 P321 P501 |
ラットLD50:2000mg/kg、ウサギLD50:1500mg/kg(DFGOTvol.19(2003))の記載あり、区分4に分類した。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義による液体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
異性体混合物の報告はない。2,4-Xylidineについてマウス LC50:149ppm/7h(ACGIH(2002))のデータがある。25℃における飽和蒸気の濃度は180ppm(0.89mg/L)であり、この試験におけるLC50値は蒸気であると考えられる。4hに換算すると197ppmとなるため区分2に分類した。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 異性体混合物の報告はない。2,4-Xylidineについてラット LC50:1.53mg/L(DFGOTvol.19(2003))のデータがある。25℃における飽和蒸気の濃度は180ppm(0.89mg/L)であり、1.53mg/Lはミストと考えられ、4時間暴露なら区分2に相当する。しかし暴露時間の記載がないため、このデータでは分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 混合物の報告はないが、2,4異性体でウサギの試験で刺激性なし(DFGOTvol.19(2003))の記載より区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
政府による分類では以下の理由により「区分2A-2B」であるが、NITEにおいて区分2Aとした。 混合物での報告はなく、2,4異性体のウサギの試験で刺激性(DFGOTvol.19(2003))の記載があるが、回復性の記載なく、2A、2Bの区分はできない。表示等で細区分が必要な場合は、安全性の観点から、2Aとした方が望ましい。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | いずれもデータがないため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | いずれもデータがないため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vivo試験では、2,6異性体でマウス小核試験で陰性(ACGIH(2002))の報告があり、in vitro試験では、全ての異性体がエームズ試験(代謝活性あり)で陽性、真核細胞を使用して、2,4異性体、2,5異性体がDNA 修復を、2,4異性体(代謝活性なし)、及び2,6異性体(代謝活性あり)が染色体異常を誘発した、2,4異性体がコメット試験で陽性を示した(DFGOTvol. 19(2003))、および2,6異性体がCHO細胞を使用した染色体異常試験で陽性(ACGIH(2002))の記載があるが、本体の混合物でのin vivo試験の報告がないため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ACGIH A3に分類されている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(呼吸器系)、区分3(麻酔作用) |
警告 |
H371 H336 |
P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
2,4異性体について、ラットの試験で、肺の鬱血が区分2のガイダンス値内の2.2mg/L以下の吸入暴露(ミスト)により生じる(DFGOTvol.19(2003))、異性体混合物のマウスの試験において、区分2のガイダンス値内の1.06 mg/L/4hの吸入暴露で、麻酔作用が観察され(DFGOTvol.19(2003))、2,4異性体のラットの試験において、0.5 mg/L以上の吸入暴露で、鼻の刺激性が観察された(DFGOTvol.19(2003))との記載により区分3(麻酔作用)に、気道刺激については前述の肺の疾患と併せて区分2(呼吸器系)に分類した。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(血液、肝臓、腎臓、胆嚢、脾臓) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
ヒトにメトヘモグロビン血症を起こす(HSDB(2005))(Priority 2)の記載により区分2(血液)に分類した。メトヘモグロビン血症については、ラット、マウス、イヌ、ウサギの吸入暴露試験(ACGIH(2002))、ラット7の経口投与試験(DFGOTvol.19(2003))の報告もある。更に、異性体混合物での試験報告はないが、2,4、2,6異性体をラットへそれぞれ157mg/kg、20日間(90日換算:35mg/kg)の経口投与で、2,4体は肝臓、腎臓、胆嚢に、2,6体は脾臓に障害(ACGIH(2002))、2,6、2,4、2、5体をそれぞれイヌへの50mg/kg/4W(90日換算:17mg/kg)経口投与で肝臓障害(ACGIH(2001))、2,4体のラットへの0.1-0.3mg/L、28日(90日換算:0.03-0.1mg/L)の吸入暴露で肝臓、脾臓に障害(DFGOTvol.19(2003))の記載があり、これらの投与、暴露濃度は区分2のガイダンス値内であることより、区分2(肝臓、腎臓、胆嚢、脾臓)に分類した。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データがない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
|