項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 13472-45-2 |
名称 | タングステン酸ナトリウム |
物質ID | m-nite-13472-45-2_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性 (GESTIS (Access on September 2015)) である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性 (GESTIS (Access on September 2015)) である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性 (GESTIS (Access on September 2015)) である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 水溶解度が測定されており、水と激しく反応しないと推定される。 水溶解度:730 g/L (20℃) (GESTIS (Access on September 2015)) |
平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 酸素を含む無機化合物であるが、データがなく分類できない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 無機化合物である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値として、1,190 mg/kg との報告 (DFGOT vol.23 (2007)、ATSDR (2005)) に基づき、区分4とした。 |
平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、労働者853人に対するパッチテストにおいて、本物質 (5~20%) を適用した結果、2%の被験者に膿疱性の刺激反応がみられたとの報告がある (DFGOT vol. 23 (2007)) | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B |
警告 |
H320 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 |
ウサギを用いた眼刺激性試験において、本物質100 mgを適用した結果、軽度の結膜刺激がみられたとの報告がある (ATSDR (2005)、PATTY (6th, 2012))。以上から、区分2Bとした。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 |
平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、労働者853人に対するパッチテストにおいて、本物質 (5~20%) を適用した結果、感作性は認められなかったとの報告 (DFG vol. 23 (2007)) や、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験において20匹中3匹に感作性が認められたとの報告がある (DFGOT vol. 23 (2007))。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 本物質ではなく本物質のニ水和物のデータであるが、in vivoでは、ラット、マウスの赤血球を用いた小核試験でいずれも陰性 (ATSDR Addendum (2015))、マウスの骨髄細胞を用いたコメットアッセイでは陽性である (ATSDR Addendum (2015))。In vitroでは、本物質のニ水和物で細菌の復帰突然変異試験で陰性、本物質のヒトリンパ球を用いた染色体異常試験で陽性、陰性のデータ、姉妹染色分体交換試験で陰性、哺乳類培養細胞を用いた染色体異常試験では陰性である (ATSDR (2005)、ATSDR Addendum (2015))。以上より、ガイダンスに従い、分類できないとした。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | ヒトの発がん性に関する情報はない。実験動物では本物質をラット、又はマウスにタングステンとして5 ppmの濃度の飲水を540日間投与した試験で、腫瘍発生率の増加はみられなかった (DFGOT vol. 23 (2007)) との記述がある一方で、タングステン150 ppmを含むタングステン化合物 (非特定) を雌ラットに14日間投与後、N-メチルニトロソウレア (NMU) 50 mg を静脈内注射した試験では、タングステン投与群でNMU注射125日後に乳がん発生率の増加、及び乳がん発生時期の短縮が認められた (DFGOT vol. 23 (2007)、ATSDR (2005)) との記述がある。以上の試験結果からは本物質の発がん性に関して結論は導けず、また国際機関による分類結果もない。したがって、本項はデ-タ不足のため分類できないとした。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | ヒトの生殖影響に関する情報はない。実験動物では雄ラットに本物質を50 mg/kg/dayで55日間強制経口投与後に無処置雌ラットと交配させた試験では、生殖能、性ホルモン、生殖器重量への影響はみられなかった (ATSDR Addendum (2015))。しかし、雄ラットに本物質を275 mg/kg/day相当量で3ヶ月間混餌投与後に無処置雌ラットと交配させた試験では、精巣ライデッヒ細胞の密度及び機能の増加、血清テストステロン、LH及びFSHレベルの増加がみられた (ATSDR Addendum (2015)) との記述がある。一方、雌ラットに本物質を275 mg/kg/day相当量で3ヶ月間混餌投与後に無処置雄ラットと交配させた試験でも、血清FSHレベルの増加、及び同プロジェステロンレベルの減少がみられた (ATSDR Addendum (2015)) との記述がある。また、雌雄ラットに本物質を交配前70日間、及び交配、妊娠を経て、哺育20日まで強制経口投与した結果、高用量の125 mg/kg/dayでは妊娠期間の延長がみられたのに対し、マウスを用いた同様の試験では、生殖能及び性機能への影響はみられていない (ATSDR Addendum (2015))。この他、雌ラットにタングステン化合物 (非特定) を妊娠前及び妊娠期間を含め、最長8ヶ月間混餌投与し、妊娠20日に帝王切開して胎児を観察した試験で、胎児毒性、及び骨化遅延がみられたとの報告があるが、記述が不十分で詳細不明であるとされている (ATSDR (2005)、DFGOT vol. 23 (2007))。 以上、ラットに本物質を経口経路で投与した生殖影響評価試験において、雌雄とも性ホルモンレベルに変動を生じたものの、性機能に特段の変化はみられず、生殖能への有害影響も示されていない。しかしながら、妊娠動物を用いた発生影響について、評価に十分な試験成績がない。よって、本項はデータ不足のため分類できないとした。 |
平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 本物質のヒトのデータはない。実験動物では、モルモットの経口投与で食欲不振、協調運動失調、呼吸困難の記載がある (ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol. 23 (2007)) が、用量等の詳細が不明なため区分を付けられない。 以上より、データ不足のため分類できない。 |
平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | 適切なデータが得られておらず分類できない | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし | 平成27年度(2015年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
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