項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 137-42-8 |
名称 | メチルジチオカルバミド酸ナトリウム(別名メタムソジウム) |
物質ID | m-nite-137-42-8_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(Merck(14th, 2006))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団、又は自己反応性に関連する原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 自然発火しない(IUCLID(2000))。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(Merck(14th, 2006))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 分子内にナトリウムを含むがデータなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。なお、溶液は黄銅、亜鉛、銅を腐食する(HSDB(2003)の記載がある。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50値1700-1800mg/kg(EHC 78(1988))に基づく。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分4 |
警告 |
H312 | P302+P352 P362+P364 P280 P312 P321 P501 |
ウサギLD50値1300mg/kg(EHC 78(1988))に基づく。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 常温で固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットLC50値>6.8mg/L [OECD Guideline 403](IUCLID(2000))に基づき区分外(国連GHSの区分5または区分外)とした。なお、飽和蒸気濃度は3.15×10(-6)mg/Lであることから粉塵によるばく露と考えられる。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
ウサギを用いた試験(OECD Guide-line 404)の結果として刺激性あり(irritating)と記述されている((IUCLID(2000)))。また、ウサギ皮膚に試験物質を希釈せず24時間適用した別の試験では、観察期間(7日間)を通して紅斑と浮腫が観察され、中等度の刺激性(moderately irritating)と判定されている((IUCLID(2000)))。以上の試験結果に基づき区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2B |
警告 |
H320 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 |
ウサギ結膜嚢に滴下した試験で刺激性なし(not irritating)との報告(IUCLID(2000))もあるが、ウサギを用いた別の試験では24時間後に軽度の発赤を認めたが1週間後には消失し、軽度の刺激性(slightly irritating)と評価された結果(IUCLID(2000))に基づき区分2Bとした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
モルモットを用いた皮膚感作性試験(Buehler test)で陽性(IUCLID(2000))を示し、かつEU分類がR43である(EU-Annex 1(access on 8 2008))ことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | チャイニーズハムスターに経口投与後の骨髄細胞を用いた染色体異常試験(体細胞in vivo変異原性試験)での陰性(IUCLID(2000))に基づく。なお、in vitroの試験ではエームス試験とHGPRTアッセイで陰性(IUCLID(2000))、染色体異常試験では陽性(IUCLID(2000))の結果が得られている。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ラットの二世代にわたり経口ばく露した生殖試験において、体重増加抑制と摂餌量の低下をもたらしたが生殖能および出生仔に及ぼす影響は認められなかった(IUCLID(2000))。しかし、ラットおよびウサギの器官形成期に経口投与した発生毒性試験で試験物質による影響が疑われる髄膜瘤の発生が見られ(IUCLID(2000))、特にウサギでは死亡着床数の著しい増加と生存胎仔数の減少とともに着床後胚損失率が増加し、かつ同一用量で体重増加抑制と摂餌量の低下が観察されている(IUCLID(2000))ことから区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(血液)、区分3(気道刺激性) |
警告 |
H371 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
ラットおよびネコに経口投与後の症状としてチアノーゼと呼吸困難が見られ、メトヘモグロビン産生がラット(42.2%製品、LD50= 1.21mL/kg)では3~7%、ネコではLD0=90 mg/kgを投与後4~6時間で20~50%と記述されていることから区分2(血液)とした。また、ラットに吸入ばく露(OECD Guideline 403)により鼻腔と眼から分泌物を出し、呼吸音も聞かれ気道刺激性を示していると記述されているので、区分3(気道刺激性)とした。【特記】ネコの経口投与試験結果については、ガイダンス値から判断すると区分1相当であるが、List2のデータであって、判定基準1b 3)を満たさないため、本ガイダンスにしたがって区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットに1日4時間の3週間反復吸入ばく露により、1.54 mg/L以上で肺に病理組織学的変化として肺気腫や多発性の肺病変が現れ、4.53 mg/Lでは死亡に加え、気管炎、胸腺の萎縮、過形成なども認められた(IUCLID(2000))。しかし、これらの影響はいずれもガイダンス値範囲を超えた用量で発現しており、カットオフ値における影響が不明のため分類できない。その他にラットを用いた経口または経皮投与試験(IUCLID(2000))が行われているが、分類に適切な用量設定がなされていない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
魚類(ブルーギル)でのLC50=0.175mg/L(測定値)(IUCLID 2000)から、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性が区分1、急速分解性がないと推定される(SRC: BioWin V4.10)ことから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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