NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 16051-77-7
名称 一硝酸イソソルビド
物質ID m-nite-16051-77-7_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない
-
-
- - 爆発性に関連する原子団(Nitrates)を含むが、UN3251 クラス 4.1 容器等級IIIに分類され、クラス1またはクラス 4.1 容器等級Iには分類されていないので、区分外とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 区分2


警告
H228 P370+P378
P210
P240
P241
P280
国連危険物輸送勧告 クラス 4.1 容器等級IIIに分類(UN 3251)されているので、可燃性固体 区分2とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 タイプG
-
-
- - 爆発性に関連する原子団(Nitrates)を含むが、UN3251 クラス 4.1 容器等級IIIに分類され、クラス 4.1 容器等級Iには分類されていないので、タイプGとした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を含まない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
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健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分5
-
警告
- - ラットでのLD50:2010mg/kg(RTECS(Access on Aug 2007))に基づき区分5とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - HSDB(2005)に、Ames試験およびマウスリンパ腫由来培養細胞を用いた突然変異試験、ヒトリンパ球を用いた染色体異常試験、in vivoでのマウスを用いた小核試験のいずれも陰性であることから、区分外とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
6 発がん性 分類できない
-
-
- - HSDB(2005)に、ラットでの混餌投与による発がん性試験(試験開始から6か月間は900mg/kg/day、その後雄は121週目まで、雌は137週目まで500mg/kg/day)では、発がんの証拠はなかったとの記述があるが、データ不足のため、分類できないとした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 分類できない
-
-
- - HSDB(2005)に、ラットでの交配前投与試験およびラット・ウサギでの胎児器官形成期投与試験ではいずれも化合物投与による影響は認められなかったとの記述がある。また、ラットでの妊娠末期・授乳期投与試験では高用量(750mg/kg/day)でのみ胎児の生存率、生後の発育に影響が認められ、無影響量は300mg/kg/dayであったとの記述はあるが、母体毒性の有無および生殖毒性の詳細が不明のため、分類できないとした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(循環器、中枢神経系、消化管、肝臓、皮膚)


危険
H370 P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
本物質には血管拡張作用があり、狭心症治療薬として臨床適用される。本物質の経口剤(錠剤)の臨床試験における主な副作用(頻度0.1%以上)として、めまい・ふらつき、動悸などの循環器症状、頭痛、頭重感、全身倦怠感、などの精神神経症状、発疹、掻痒感などの過敏症状、腹痛、嘔気、食欲不振などの消化器症状、GOT・GPT・LDHの上昇のほか、γGTPの上昇を伴う黄疸など肝臓への影響およびCPK、BUN、クレアチニンの上昇などが報告されている(「日本医薬品集、医療薬、2007年版」1083-1084、じほう(2006)、(独)医薬品医療機器総合機構HP/医薬品関連情報/医療用医薬品の添付文書情報(2007))ことから、区分1(循環器、中枢神経系、消化管、肝臓、皮膚)とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
-
-
- - ラットでの3カ月間反復経口投与試験におけるTDLo値は500mg/kg/day、無影響量は125mg/kg/dayであるとの記述(小西光二ら、応用薬理, 30, 1079-1111, 1985)があり、無影響量は区分2のガイダンス値上限を上回ることから、区分外と判断された。
一方、ヒトでの反復投与による副作用に関するデータはないが、反復投与により本剤または他の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し、耐薬性を生じ、作用が減弱することがある、との記述(「日本医薬品集、医療薬、2007年版」1083-1084、じほう(2006)、(独)医薬品医療機器総合機構HP/医薬品関連情報/医療用医薬品の添付文書情報(2007))があることから、反復投与によっても単回投与と同様の副作用が発現する可能性が高いと考えられるが、データ不足のため分類できないとした。
平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
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  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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