NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 19750-95-9
名称 N'-(2-メチル-4-クロルフェニル)-N,N-ジメチルホルムアミジン塩酸塩
物質ID m-nite-19750-95-9_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない
-
-
- - 用途が農薬であり、常温の空気と接触しても自然発火しない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - 固体状の物質に適した試験法が確立されていない。なお、ICSC(J)(1994)に「水の存在下で、多くの金属を侵す」との記載がある。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
-
-
- - - - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分3


危険
H301 P301+P310
P264
P270
P321
P330
P405
P501
ラットにおける経口LD50データ(305, 325, 330 mg/kg(EHC199(1998)), 265, 355 mg/kg(JMPR206(1972)), 225 mg/kg(RTECS(2003)))に基づき、計算式を用いて算出した値(LD50 = 268 mg/kg)から、区分3とした。

*本物質のベース化合物であるN'-(2-メチル-4-クロルフェニル)-N,N-ジメチルホルムアミジン(ID1357, CAS: 6164-98-3)の情報も参照のこと。
平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 区分5
-
警告
- - ラットにおける経皮LD50 = 4 g/kg(RTECS(2003))から区分5とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - ラットにおける吸入LC50(1hr)値>5.8 mg/L(JMPR206(1972))(4時間換算値、蒸気の場合>2.9 mg/L、ミスト・粉塵の場合>1.45 mg/L)とのデータしかなく、データ不足で分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
-
- - ラットにおける吸入LC50(1hr)値>5.8 mg/L(JMPR206(1972))(4時間換算値、蒸気の場合>2.9 mg/L、ミスト・粉塵の場合>1.45 mg/L)とのデータしかなく、データ不足で分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分3
-
警告
- - ウサギ皮膚をわずかに刺激するとの記述(EHC199(1998))から、区分3とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B
-
警告
H320 P305+P351+P338
P337+P313
P264
ウサギ眼を用いた標準ドレイズ試験の結果、”Mild(軽度の)”刺激性を示したとの記述がある(RTECS(2003))ことから、区分2Bとした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 分類できない
-
-
- - ヒトに対して、「反復してあるいは長期にわたり皮膚に接触すると、皮膚炎を起すことがある」との記述がある(ICSC(J)(1994))が、アレルギー反応に起因したものと確認できず、データ不足で分類できないとした。なお、本物質のベース化合物(ID1356, CAS: 6164-98-3)では、分類できないとされている。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - マウスを用いた相互転座試験および優性致死試験、マウス精母細胞を用いた染色体異常試験、マウススポット試験、チャイニーズハムスター骨髄小核および染色体異常試験の陰性結果がある(EHC199(1998))ことから、区分外とした。なお、Ames試験およびマウスリンフォーマ試験は陰性と報告されている(EHC199(1998))。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 発がん性 区分2


警告
H351 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
マウスにおいて、混餌投与により皮下組織、後腹膜、内臓(腎臓、肝臓、脾臓)に悪性血管内皮腫が生じたとの報告(EHC199(1998), JMPR431(1978))があることから、区分2とした。なお、本物質のベース化合物(ID1356, CAS: 6164-98-3)は、IARCにおいて”Group 3”に分類されていることから、区分外とされている。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 分類できない
-
-
- - データなし。なお、本物質のベース化合物(ID1356, CAS: 6164-98-3)では区分外とされている。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分2(神経系、血液、膀胱、腎臓)


警告
H371 P308+P311
P260
P264
P270
P405
P501
Priority 2の文書中、ヒトに対して「この物質は神経系、血液に影響を与え、機能障害を生じ、メトヘモグロビンを生成することがある。この物質は膀胱、腎臓に影響を与え、膀胱の炎症、血尿を生じることがある。」との記述がある(ICSC(J)(1994))ことから、区分2(神経系、血液、膀胱、腎臓)とした。なお、本物質のベース化合物(ID1356, CAS: 6164-98-3)の情報も参照のこと。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分2(皮膚)


警告
H373 P260
P314
P501
「反復してあるいは長期にわたり皮膚に接触すると、皮膚炎を起こすことがある」との記述(ICSC(J)(1994))から、区分2(皮膚)とした。なお、本物質のラットへの24ヶ月間混餌投与の結果メトヘモグロビンの生成が認められた(JMPR467(1979))ものの、毒性影響データは示されていない。本物質のベース化合物(ID1356, CAS: 6164-98-3)の情報も参照のこと。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データ不足のため分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
-
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- - データ不足のため分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
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  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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