項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 21087-64-9 |
名称 | 4‐アミノ‐6‐ターシャリ‐ブチル‐3‐メチルチオ‐1, 2, 4‐トリアジン‐5(4H)‐オン (別名メトリブジン) |
物質ID | m-nite-21087-64-9_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含まない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体でrある。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性・自己反応性に関連する原子団を含まない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体(融点:125.5-126.5℃(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987)、有機化合物辞典(1985)))に適した試験方法が確立していない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値が7件(:2020 mg/kg(雄)、2220 mg/kg(雌)(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))、1100 mg/kg,、1100 mg/kg(雄)、1200 mg/kg(雌),、1010 mg/kg、2200 mg/kg(HSDB(2005))あり、4件が区分4に該当している。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットのLD50値 > 2000 mg/kg(ACGIH(2001))に基づき、分類JISの区分外(国連GHSでは区分5または区分外)とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | ラットのLC値50>0.86 mg/L(ACGIH(2001))であるが、このデータのみでは区分を特定できない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いた試験では本物質の皮膚刺激性は軽微(very slight dermal irritant)と記述されている(ACGIH(2001))。またウサギの皮膚刺激性試験で刺激性なしの結果(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))、およびヒト皮膚に単回または反復適用しても刺激性を示さなかったとの報告(HSDB(2005))に基づき、区分外とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギでは本物質の眼刺激性は軽微(very slight eye irritant)と記述されている(ACGIH(2001))。また、ウサギによる眼刺激性試験で7日間の観察で結膜、角膜に変化は認められなかった(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))の記述に基づき、区分外とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | モルモットを用いた試験で感作性は認められなかったとの記述(ACGIH(2001), 農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))があり、かつヒトで行ったパッチテストでも感作性を示さなかったとの記載(HSDB(2005))に基づき区分外とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | マウスを用いた経口投与による優性致死試験(in vivo経世代変異原性試験)で陰性(IRIS(1995))、およびチャイニーズハムスターの精原細胞を用いるin vivo染色体異常試験(生殖細胞in vivo変異原性試験)で陰性(IRIS(1995)の結果に基づき区分外とした。なお、ラット肝細胞を用いたin vivo不定期DNA合成試験(体細胞in vivo遺伝毒性試験)で陰性(EPA RED(Access on 4 2009))、in vitro試験ではAmes試験(in vitro変異原性試験)で陰性(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))の結果が得られている。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ACGIHでA4、EPA(1986)でDに分類されていることに基づき区分外とした。なお、マウスおよびラットに2年間経口投与による発がん性試験において、腫瘍発生頻度に有意な増加はなく、発がん性の証拠は得られていない(ACGIH(2001)、EPA RED(Access on 4 2009))。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットを用いた混餌投与による三世代試験(ACGIH(2001))において生殖毒性も一般毒性も認められず、また、二世代試験(EPA RED(Access on 4 2009))でも所見として体重増加抑制と肝細胞肥大が記載されているものの、性機能、生殖能に関しては言及されていないため影響がなかったものと見なされる。一方、ラットとウサギの器官形成期に経口投与した試験がラットとウサギで各2試験あり(EPA RED(Access on 4 2009)、農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))、そこでは親動物の体重増加抑制に加えウサギの1試験の高用量群で流産の発生増加が報告されているが、仔の発生に関しては骨化遅延と骨変異を除きその他には催奇形性を含め影響は示されていない。したがって、ラットの2試験で親動物の生殖に悪影響なく、かつ、ラットおよびウサギの各2試験で仔の発生にも悪影響が認められなかったことから区分外とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットの経口投与によるLD50値(雄: 2200 mg/kg, 雌: 2345 mg/kg)が得られ、特定臓器の病理的変化は認められなかった(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))とあるが、ガイダンス値範囲上限(2000 mg/kg)における影響の状況が不明なため分類できない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ラットを用いた13週混餌投与試験(農薬安全性情報「日本農薬学会誌」第12巻第1号(1987))では、最高用量1500 ppm(75 mg/kg/day)まで重大な有害影響は観察されていないが、イヌに2年間混餌投与した試験(EPA RED(Access on 4 2009))の最高用量1500 ppm(換算値:約55 mg/kg/day)で肝臓重量増加と肝機能変化(血清GOTおよびGPT増加、ALP増加、総蛋白増加など)が認められ、ラットに2年間混餌投与した試験(EPA RED(Access on 4 2009))の最高用量300 ppm(14.3~20.4 mg/kg/day)での毒性として肝臓の病理学的変化を伴っていることが記述されている。しかし、このデータでは肝機能変化の程度や病理学的変化の内容について具体的な記述がなく分類できない。他経路のばく露では、ラットに0.031~0.720 mg/L/6hrを3週間吸入(90日換算値:約0.0071 mg/L/6h/day)した試験で毒性影響の記述はなく(ACGIH(2001))、ラットまたはウサギに1000 mg/kg/dayを3週間経皮ばく露した試験でも重大な毒性所見は報告されていないが、いずれもばく露期間が3週間と短いこともあり、反復ばく露の試験として適切かどうか得られた情報の範囲では疑義が残る。以上より、いずれの経路においても「分類できない」とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)での72時間ErC50 = 0.039 mg/L(環境省生態影響試験, 1999)であることから、区分1とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、急速分解性がないと推定される(BIOWIN)ことから、区分1とした。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
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